男性必見! PMSに悩むパートナーが喜ぶこと5選

自分ではなかなかコントロールしきれない、PMS。不調はもちろん、ちょっとしたことでイライラ。いつもは気にならないことが気になったり、泣きたくなってしまったり。

女性自身ももちろん辛いけれど、実は普段一緒にいる男性たちも悩んでいました。男性には体験できない症状だからこそ、女性から辛い時にどうして欲しいのか伝えることが、お互いのためになるかもしれません。今回は、PMSに悩むパートナーとの過ごし方を、取材を元にまとめました。

PMSとは? おさらいしましょう

PMSとは月経前症候群と呼ばれる、女性の生理が始まる前に起こる現象です。まだはっきりとした原因は解明されていませんが、月に一度の排卵から月経までの期間(黄体期)に、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌され、黄体期の後半に、エストロゲンとプロゲステロンが急激に低下するため、神経伝達物質や脳内ホルモンの異常が起こることが、PMSの原因ではないかと考えられています。PMSは女性ホルモンの多い少ないに関係なく、どんな女性にも起こりうる症状なのです。

一般的に婦人科では、生理前の310日前に体調不良や精神の落ち込みが見られ、生理がはじまると落ち着くという症状がPMSと呼ばれています。

また、生活環境や生活習慣の乱れ、ストレスでも症状が現れることもあり、服薬治療などを行っても、生活スタイルを変えないと改善されないというパターンもあります。生活習慣の見直しには、バランスのいい食事はもちろんですが、睡眠をきちんと取ることも大切と言われています。

働いている女性は特に、仕事に対する責任感やこれからのキャリアなどを考えると、生活スタイルを変えることが難しいことも多く、PMSの症状がなかなか改善しにくいという問題もあります。

PMSで女性に起こる症状

PMSには原因も症状も個人差があり、とても複雑なので、女性自身もなかなかコントロールできず、さらにストレスが溜まっていくということも。数ある症状の中から、どんなものがあるのかを、まとめてみました。ただし、ここに挙げている以外にも、複合的な症状があったり、症状の重さは人によって変わるので、必ずしも、全女性に当てはまる訳ではありません。まずはパートナーの症状を本人に聞いたり、観察したりしてみてくださいね。

症状①:食欲が増す

普段は我慢しているラーメンやケーキなどを欲し、いつもよりたくさん食べてしまうという女性はよくいます。男性は「たくさん食べたいなら食べたらいいじゃん!」と思うかもしれませんが……PMSの暴食の後に訪れるのは、自己嫌悪。「せっかくダイエットしてたのに……」「また我慢できなかった……」など、PMSで落ち込みやすい時期だからこそ、些細なことで悲しくなってしまうなんてことが起こってしまうかも。

【男性がやらない方がいいこと】

☑︎過食を煽る

心のままに食べたいけれど、食べた後の罪悪感が襲ってきた時も怖いのが、女性の気持ち。一心不乱に食べているようで、一応自制もしているので、食欲を煽ったことで逆に不機嫌になってしまう可能性が。ごめんなさい。

☑︎「そんなに食べて大丈夫?」などのコメント

ダメだとわかっているのに、自分では止められない状態なので、周りからの心配の声は逆にストレスになる場合も。

症状②:むくみ

身体がむくみやすく、だるさを感じることも多いです。手足のほかに、顔もむくむこともあるので、その姿に落ち込んだりしてしまうことも。

【男性がやらない方がいいこと】

☑︎「今日むくんでるね」など、変化を口に出さない

見た目の変化に一番敏感なのは本人です。たとえ事実でも、余計な一言には要注意。

症状③:頭痛や腰痛、肩こり

PMSは様々な痛みも伴うことも。痛み止めを服用するなどの対策をしても、身体のだるさなどが残ることもあるので、万全の状態になれないことが多いです。

【男性がやらない方がいいこと】

☑︎うるさくしない

頭が痛いときに静かにしていて欲しいのは、男性も一緒のはず。

☑︎自分のことは自分でやる

身体が不調の時は、日常生活もやっとです。特別なことはしなくても大丈夫。自分のことだけでも、やってもらえると助かります。

☑︎しつこく質問などをしない

身体が辛い時は、思考能力も落ちてしまいがち。どんなに簡単な質問でも、ストレスになってしまう可能性も。

症状④:肌トラブル

普段ニキビができない人も、この時期はできてしまうことが多いです。肌色が暗くなるなんて人もいます。

【男性がやらない方がいいこと】

☑︎「ニキビできてるね」などのコメント

ニキビができて一番悲しいのはパートナー自身です。口に出さない方がトラブルも避けられるでしょう。

症状⑤:胸が張る、痛みを感じる

ホルモンの変化で、胸の張りを感じることも。人によっては、数カップサイズアップする人もおり、生理前の期間は胸が痛い場合もあります。

【男性がやらない方がいいこと】

☑︎スキンシップやセックス中に胸を強く触る

個人差もありますが、少し触れただけでも痛いという人もいます。普段よりも優しいスキンシップを心がけて!

症状⑥:イライラする

普段なら気にしないようなことも、この時期はイライラしてしまう女性が多いです。自分自身でもコントロールが難しく、人にキツく当たってしまい、自己嫌悪に陥ることも……

【男性がやらない方がいいこと】

☑︎しつこい言動は避ける

しつこくすればするほど、女性の怒りのボルテージは上がっていってしまうかも。。

☑︎自分でできることを頼まない

普段なら率先して女性がやっていることも、PMSの症状が出ている時に頼まれると、イライラしてしまう場合もあるよう。

症状⑦:うつのような状態になる

自己嫌悪に陥ったり、マイナス思考になったり。身体がダルく、動けなくなったりもします。

【男性がやらない方がいいこと】

☑︎「ずっと寝てるの?」など、休むことを咎めるような言動

自分でもどうすることもできない場合も多く、毎月ひどく落ち込む状態が続くようなら専門医への受診を勧めてみるのも大切かもしれません。

女性はどう思っているの?

PMSの症状を感じている時はとてもナイーブです。普段は気にしないことを気にしたり、無駄に傷ついたりと感情の起伏も激しめに。感情は人それぞれなので、全員にこれらが当てはまるわけではないですが、PMSの時の女性の本音をまとめてみました。

  • 1人になりたい
  • 何もしたくない
  • 話しかけないで
  • なんで私ってこんな意地悪な人間なんだろう……
  • だるい
  • 一人でできることは、一人でやって!(仕事相手も、恋人も、家族も)
  • もっとハッキリ伝えてよ
  • なんだか寂しい

パートナーがPMSの時の対処法5

対処法①:しつこくしない

同じ質問を何度もしたり、イヤだといっているコミュニケーションを取り続けたり……。この時期に「イヤだ」「やめて」と言われたことはすぐにやめたほうが、お互いのため。「今日のごはんどうする?」「今日なにかあった?」「お風呂入らないの?」など、本当に些細な質問も、たくさん繰り返されるとイライラさせてしまう可能性も! 「こんなことで?」と思われるでしょうが、女性自身もこんなことでイライラしたくは無いのですが……。どうにもできないのです。ごめんなさい。

対処法②:「ほっといて」と言われたらその通りに

薬を飲んでも、頭痛が治まらなかったり、だるくて寝ていることしかできなかったり。彼女がぐったりしていたら、「なにかできることはある?」とひとこと聞いてあげてください。そこで「なにもないよ。放っておいてくれて大丈夫」と言われたら、その通りにしましょう。ここでしつこく「大丈夫?」と聞くと、また相手の負担になってしまう可能性が……! 男性も心配だと思いますが、一人でゆっくりさせてあげてください。そしてワガママを承知で……、お昼とおやつ、夕飯に「お腹減ってる?」と聞いてもらえると、とても嬉しいです。

対処法③:「何もしなくていいよ」は魔法の言葉

約束をしていた日に、急にPMSが発動……! できれば出かけずに、自宅でゆっくりしていたいけど、約束してしまったし……。こういった葛藤は、毎月の生理前に起こりがちです。もし約束があった日に、パートナーのPMSがはじまったら、「辛かったら、約束はまた今度でも大丈夫だよ。好きな方を選んで」と言ってみてください。そのひと言で彼女が少し楽になれるかも。

対処法④:ハーブティーを淹れてあげる

正直、ハーブティーを飲んだところで、すぐにPMSの症状がよくなるということはないかもしれません。それでも、PMSでぐったりしている時に、男性がハーブティーをチョイスしてくれることは、女性にとって嬉しいアクションです。「あぁ、この人はPMSの辛さを理解しようとしてくれているんだな」と男性側の気持ちが伝わるきっかけにもなるはず。もちろんハーブティーでなくてもいいのですが、PMSとカフェインの相性はあまり良くないと言われているので、コーヒーや紅茶などのカフェインの強いものは避けるのがベター。

対処法⑤:八つ当たりに対しては、スルーする

これに関しては、男性に対して本当に申し訳ないとほとんどの女性が思っているでしょう。自分に優しく接してくれる相手にも、八つ当たりをしてしまうこともたくさんあります。PMSの影響の場合は、生理が始まれば、またいつも通りのパートナーに戻ります。数日だけ我慢していただけると、大変助かるのです。

 

この記事を書いていて、女性の私でも「これは厄介だな……」と思いました。私自身も、最近は大分落ち着きましたが20代前半の頃はPMSが酷く、毎晩一人で大泣きしていた時期もあります。女性自身も、色々と改善をしようと工夫はしているのですが、すぐに効果がでなかったりと、なかなかうまく付き合うことが難しいんですよね。

一緒にいる男性にも、負担をかけてしまっていると感じている女性が多いと思います。仕事や家族、恋人との関係が、PMSのせいで悪化することは、女性にとっても悲しいことです。

PMSの症状は人それぞれ。放っておいて欲しい人もいれば、気にかけて欲しい人もいるので、この記事の対処法が、あなたのパートナーにとって100%マッチしているとは言えません。

自分のパートナーにとってベストな対応を知るためには、PMSの時期は避けて、冷静に話ができるときに「PMSの時はどう接してほしい?」と聞いてみてください。二人で生理周期を把握しておくことも、効果的だと思います。お互いにストレスなく過ごす方法を見つけるためには、やっぱり会話が一番大切だと思います。

【フェムテック tvアンケート】男性はフェムテック、PMSについてどこまで知っている?意識調査を実施

デリケートゾーンのケア、PMS、フェムテック……と、女性のヘルスケアに関するニュースやトピックスを目にする機会が増えてきました。その流れの中で、当事者である女性はもちろんですが、男性の意識にも変化が生まれているのかが気になります。そこで、フェムテック tvでは2040代の男性300名に意識調査を実施しました。そこにはとてもリアルな結果が……

フェムテックを知っている男性はたったの1

Q.フェムテックという言葉を知っていますか?

フェムテック業界は以前に比べると活発になっているため、テレビのニュースや情報番組、新聞、SNSなどでも取り上げられるようになってきました。現に、「はい」と回答した人は、ネットの広告やニュース、SNS(主にTwitter)などで知った人が多いようです。中には、職場や家族から聞いたという人も。

とはいえ、フェムテックという言葉を知っている男性はたったの11%。しかも、フェムテックという言葉は知っているけれど、その意味までを理解しているかどうかを考えると、もっと少なくなる可能性もあります。

PMSを知っている男性も1

Q.PMSを知っていますか?

1%の違いではありますが、フェムテックという言葉を知っているよりも、PMSを知っている男性のほうが多いようです。少し不思議な結果ではありますが、「職場での研修やセミナーによって知った」という回答が2番目に多いことを考えると(1番目はネットの広告やニュース)、フェムテックのムーブメントが起きていることによって、企業が女性健康についての取り組みを始めたからかもしれません。

「はい」と回答した男性の中には、「2021年に入ってから知った」という人もいましたが、「10年前から知っている」という、感度が高い人も!

男性の意識改革はこれからが本番?

Q.生理やPMSなど女性特有の健康課題について知りたいと思いますか?

現時点でフェムテックやPMSを知らなくても、これから知っていくこと、関心を持つことは可能です。だからこそこの設問は重要ではありますが、「これから知りたいと思っている」男性は28%と、なんともリアルすぎる結果が出てしまいました。

同じ質問を直接聞いた場合、その場しのぎで、いい人だと思われたくて……という男性もいるかもしれないので、「はい」と答える人はもっと多かった可能性も。だからこそ、対面ではなかった今回のアンケートで出てきた28%という数字には、よりリアルさを感じます。

パートナーの力になりたい気持ちはある

フェムテックのムーブメントが起きているとはいえ、今回のアンケートでは、男性の意識はまだまだ低いことがわかりました。ただ、低かった分、伸びしろは十分にあるとも受け取れます。

それは「Q.生理やPMSなど女性特有の健康課題について知りたいと思いますか?」の設問に対して「はい」と答えた理由に隠されています。

・少しでも奥さんの力になりたい

・時々なぜか不機嫌になる妻を理解するきっかけになりそうだから

・相⼿の事を知るうえで⼤切だと思うから

・パートナーが、⽣理等で困っているから

すでに、パートナーが生理やPMSで困っていることを知っている男性は、力になりたいと思っているようです。ということは、「いいえ」と答えた72%の男性は、そういったことに直面したことがないから、もしくは、気が付いていないから「いいえ」と答えたのかもしれません。

女性からも伝えていこう

パートナーとの関係性を築く中で、生理やPMSなどの自分自身のヘルスケアについてあえて言うことでもないと思っていた人もいると思います。もしかしたら、生理痛が起きても、パートナーの前では我慢をしたり、隠していたり、「言わなくてもわかってよ!」という気持ちもあるかもしれません。

でも、良い関係性を築くうえでコミュニケーションは欠かせません。特に生理やPMSは、男性が経験できないことでもあるため、言葉にして伝えるということがパートナー間のコミュニケーションには必要だと言えます。

自分自身を知ってもらうために、よりよい関係性を築くために、「今月は生理痛がひどいみたい」「今、生理前だからちょっとしたことでイライラしちゃうかも」と、パートナーに伝えてみてはいかがでしょうか。その行動がパートナーの意識を変えるきっかけとなり、ひいては男性全体の意識が変わることにもつながっていく。そして、もっと大きな視野で見ると、男性の意識が変わることは、女性がもっと働きやすい、暮らしやすい社会にもつながるはずです。

女性達のリアルな声をアンケート!「生理前&生理中にパートナーにしてほしいこと」

イライラする、お腹が痛くなる、食欲増進など生理前や生理中に現れる不快な症状……。この記事を作成するにあたり、2030代の女性の皆さんにアンケートに協力していただいた結果、生理前に精神的、身体的な不調があると答えた人は86.7%に及びました。人それぞれ症状の重さは違いますが、女性同士だと理解し合えることも多い不快感の数々。しかしパートナーには、なかなか理解してもらいにくい場合も。

そこで、女性達が思う「生理前&生理中にパートナーにしてほしいこと」をまとめてみました。

多くの女性達が感じる不調のTOP5! あなたの症状はいくつ当てはまる?

1位 イライラ 46.4%

2位 眠気 35.7

3位 胸の張り、痛み 25%

3位 おなかの張り 25%

5位 無気力 17.9%      

生理前&生理期間に約半数の人が感じているのがイライラ感。生理期間が近付いてくると、無性にイライラしてしまいパートナーにあたってしまった経験がある人も多いのでは? 続いて眠気、同票で胸の張りと痛み、お腹の張りとの結果でした。とくに身体面の不調に関しては、自分ではなかなかコントロールしにくいため困ってしまいますよね。その他にも抑うつ気分、無気力など精神面に不調が現れたり、頭痛、むくみ、体重増加などの不調が現れる人も。毎月のことでも、やはり憂鬱な期間です。

「せめて生理前くらい手伝ってほしい!」男性に届け!家事にまつわるSOS

まずは〝やってほしい〟と訴える女性達の意見から。

「家事をやってほしい」(37歳・会社員)

「家事、育児をできるだけ手伝ってほしい」(43歳・フリーランス)

「過剰に心配されるのも嫌だから、さりげなくいつの間にか家事をかわってくれたりして日々の負担を減らしてほしい」(32歳・会社員)

「家事も育児も投げ出したくなるくらい、イライラしても旦那の帰りが遅くて結局ワンオペになってしまう。手助けしてほしいです」(38歳・フリーランス)

と手助けを求める人も多い模様。やってほしい派の女性達は、直接パートナーに訴えかける場合がほとんどのよう。

逆に〝察してほしい〟という受け身タイプの人達も一定数存在しています。

「不調を理解して、いつも通りに接してもらいたい。イライラしていても、そういう時期なんだなと思って、そっとしておいてほしいです」(39歳・フリーランス)

「そっとしてほしいけどどうせ理解してもらえないし、態度で示してしまう」(25歳・会社員)

このように、ただただ毎月訪れる不調な時期として受け流してほしいという意見も。たしかに生理前のイライラ期間は、体を動かすのが億劫になるもの。かといって、心配されすぎても「何がわかるの?」と、イライラ感を刺激してしまう場合もあったり。男性からしたら、「結局どうしてほしいの?」という気持ちになってケンカに発展してしまう最悪なパターンも有り得ます。 

ただどうしても男性には、「察してほしい」という女性側の願望は届きにくい場合が多いので、

「自分の生理前の症状と、なぜそうなるか、どうしたら良いか一緒に調べて彼にしてほしいことを話し合う」(37歳・自営業)

このように、話し合いの場を設けるのも良さそうです。

どうしても男性には体験できない不調なので、

「調子が悪いので○○をお願いしたい」(37歳・会社員)

と、はっきりどうしてほしいか伝えることも重要かもしれません。大切なのは、思いやりと話し合い。日々密に接しているパートナーに対しても、友人や職場の人などと同様に〝人対人〟ということを忘れないようにしていきたいですよね。

「生理中はゆっくりしたいし、いたわって!」

イライラ、眠気などに悩まされた生理前の期間を経て、ついに突入した生理期間。PMS特有の不安定な気持ちはおさまってくる人も多いようですが、次に訪れるのは腹痛、腰痛、頭痛などの辛い症状の数々

「遠出やスポーツなどアクティブな行動は誘わないでほしい。家にいたいです」(32歳・会社員)

身体面に不調が現れたら、できるなら家でゆっくり過ごしたいのが本音。アクティブなレジャーに関しては、経血の漏れも心配。鎮痛剤を飲んで痛みがおさまっても、不快感はどうしても拭えない時もありますよね。

また、

「友人の話ですが、予定していた温泉やプールに行けなくなって彼に残念な顔をされたことがあると聞きました」(26歳・会社員)

なんていう場合も。生理周期がずれることは自分の意思とは関係なく起こってしまうものですよね。生理期間を避けたつもりで予定を組んでも、想定外に生理が来てしまうことはありがちですし、自分ではどうにもならないことだからこそ残念な気持ちは一緒です。彼に嫌な顔をされてしまったら悲しくなってしまいます。

「気にかけてほしい」(32歳・会社員)

と、いたわってほしいと考えている女性も多いなかで、

「生理中でSEXできないと言ったら、風呂場でしようと言われたことが。最悪だと思いました」(37歳・デザイナー)

「気分が普段より優れないと伝えたら、『何でも生理のせいにするな』と言われた」(27歳・会社員)

という経験をした人もいました。

男性側にばかり「生理前だからイライラを受け止めて」、「予定をずらしてゆっくりさせて」と押しつけすぎるのも良くないですが、女性達の求める要望も少しでもいいので汲んでほしいというのが本当のところ。お互いの性を理解しあい、パートナーとよりよい関係性を築いていけるといいですね!

生理中の不調をパートナーに伝えるコミュニケーションテク

最後に、この不調をうまくパートナーに伝えるコミュニケーション方法を教えてもらいました。

「どうしても生理前、生理中はピリピリするので、かぶらない時期にかわいく伝えておきます」(35歳・自営業)

「体調が悪くて誘いを断ったとしたら、あなたと出かけるのが嫌なのではなくて体のせいで無理なんだよってことをしっかり話しますね。きちんと説明しないと相手もいい気分をしないと思うから」(32歳・会社員)

不調で憂鬱な気分でも、ひと呼吸おいて落ち着いてきちんと伝えれば、パートナーも理解してくれるはずですし、仲が深まるきっかけになるかも。イライラに身をまかせて感情的に気持ちをぶつけてしまっても、お互い嫌な気分になるだけでそこからは何も生まれません。日頃からパートナーと話し合っておくこと、これが一番重要なのかもしれませんね。

大企業も注力!女性の健康もケアできるのが、できる男!

従業員の健康管理を経営的な課題とし、戦略的に取り組むことで、生産性の向上や事業の成長につなげていく「健康経営」。近年その関心は高まる一方で、大手企業も続々と乗り出しています。そんななか、ここ数年特に注力されているのが、女性特有の健康課題への対応です。

着々と進んでいる女性のための健康経営

先進的な企業ではすでに始まっている、女性特有の健康課題に注目した施策の数々。その中から経済産業省が優良とする事例をご紹介します。

■NTTドコモ
女性の健康におけるリテラシー向上のため、5年目の女性若手職員とその上司(主に男性)を対象とした「女性のライフステージと健康セミナー」を開催しました(2016年度ドコモ・ヘルスケアが企画)。これは、女性たちが自身の心とカラダに向き合いキャリアプランを考えるために行われたもので、女性職員だけでなく、上司たちからも「参考になる情報がたくさんあった」というコメントが多数寄せられたそうです。

■花王
女性職員がより働きやすい環境を整えるため、「女性の健康に関する相談窓口」を開設し、女性社員が産業医にメールで気軽に相談できるシステムを構築。女性特有の健康(月経関連や更年期障害の症状)についての相談など、健康診断やストレスチェックなどでは発見することのできない、女性特有の不調にも向き合えるようにしています。

■小松製作所
従業員の女性比率は12.0%と少ない小松製作所。「健康増進センタ」や各事業所の「健康管理室」が相談窓口となり、月経痛のため休息に訪れたり、カラダの不調を相談にくる女性社員に対応するなど、女性が活躍しやすい環境を整えています。また、検診の受診率を上げるため検診バスを呼び、職場で就業中に婦人科検診を受けられるようにしています。

■日本航空
女性社員が多数を占める日本航空では、社員が仕事と家庭の両立を図り、安心して長く働き続けられる環境づくりの一環として、不妊治療に取り組む社員の支援を実施しています。さらに高度な不妊治療(体外受精・顕微授精)を受診の際は、一定期間休職することができます。

出典:経済産業省「健康経営における女性の健康の取り組みについて

健康経営における女性の健康の取り組みについて

※画像はイメージです

パソナグループでは、こんな取り組みも!

健康経営優良法人2018(ホワイト500)に認定されたパソナグループでは、健康診断でC判定以下だった従業員を対象に、できるだけ早くAやB判定に戻れるよう「8 Weeksプログラム」という短期集中のプログラムを実施。これは、グループの本部10階にあるトレーニングジムを使い運動したり、アプリを活用した食事指導や運動指導、運動プログラムの動画配信などを行うことで、気軽に健康意識を持てるようにしています。
また、主に高BMI値を対象とした「8 Weeksプログラム」とは逆に、痩せ型=低BMI値の女性社員に向けたプログラムもあります。パソナでは、女性社員の約20%、30代に限っては40%以上が低BMI値。これを受け設けられたのが「健やか美人塾」(2018年度開催)です。セミナー、座談会、カウンセリングなどをランチタイムに行う8週間のプログラムで、学びと体験をセットにするなど、続けやすい工夫をしたことで、完走率は100%という大変素晴らしい結果をおさめました。さらに、参加者の満足度100%、体重の増加者は61%、肩こりや偏頭痛などの不調が改善した人は89%だったとのことです。

出典:経済産業省「健康経営における女性の健康の取り組みについて

出典:パソナグループ WEBマガジン「INITIATIVE

すべての女性に向けて。オススメの女性の健康関連サービス

すべての女性に向けて。オススメの女性の健康関連サービス

多くの企業が、働く女性従業員のための健康経営を進めるとともに、すべての女性たちが利用できる女性の健康に寄り添った健康関連サービスの提供も積極的に進めています。

■エムティーアイ
ライフステージや悩みに合わせ、女性をサポートするモバイル向け健康情報サービス「ルナルナ」を提供しています。「ルナルナ」では、月経周期の予測や周期による体調変化、妊活サポートとして妊娠しやすいタイミング等を知ることができますが、さらに2017年より「ルナルナ」で記録した月経や基礎体温などのデータを利用者の同意のうえで医師に開示できる「ルナルナ メディコ」をスタート。200を超える※産婦人科に導入されています。また、妊娠中〜育児中の女性をサポートする母子手帳アプリ「母子モ」は100以上※の地方自治体に採用されています。(※2018年6月調べ)

 

■ドコモ・ヘルスケア企業向けに女性従業員のヘルスリテラシーと業務パフォーマンス向上を目的とした「女性の健康向上パッケージ」を提供し、専門家によるセミナーなどにより基礎知識の定着を図っています。また、月経周期や排卵日、基礎体温を記録することで、月経痛・PMS対策、妊活などの対処法をアドバイスできるスマホアプリ「カラダのキモチ」を提供。日々の記録から体調の変化を発見し受診勧奨する機能もあり、働く女性が体調をセルフコントロールできるようサポートしています。
出典:ドコモ・ヘルスケア「女性の健康への取り組み

■オムロン

婦人体温計等の健康機器の提供をはじめ、女性の健康啓発活動として、中高生向け指導教材の制作や企業向けにライフステージによる心とカラダの変化との付き合い方についてセミナーを実施しています。これは女性限定の啓発活動ではなく、男性も共に学ぶことを重要視しています。また、現代女性の低BMI値の問題に着目し、低BMI値が原因で不妊や老年期の要介護リスクが高まること、その子供が生活習慣病のリスクを抱えることを防ぐため、「オムロン式美人」というブランドで啓発活動を行っています。

すべての女性に向けて。オススメの女性の健康関連サービス

※画像はイメージです

■ワコール
女性用のランジェリーを製造・販売するワコールでは、乳がん対策等の社会貢献に取り組んでいます。昭和49年より取り組んでいる「リマンマ事業」では、乳がん手術を受けた方の術後のQOL向上のため、カラダの負担を軽減し、ボディラインをきれいに見せるインナーウェ アや水着などを開発・提供。「仕事と治療の両立」が社会で進んでいく中、働く女性が外見の変化を気にせず、早期の職場復帰を目指すことを可能にすることを目標にしています。

このように、企業だけでなく社会全体が、女性の健康課題へ向き合おうという流れとなっている現在。女性はもちろん、男性も女性の健康へのリテラシーを高め、ケアできることが、これからのできる男の必須要素となりそうですね。

出典:経済産業省「働く女性の健康推進に取り組む企業と支援事業者取り組み事例集」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/H30joseinokenko-jireishu.pdf

PMSの対処法!こんなとき男性はどうしたらいい?

男性向けのセミナーを通して、PMSによるパートナーの諸症状に悩む男性が多数いることが判明! そこで個性ある3名がお悩みに回答します。男性向けのセミナーで講師を務めてもらった中田航太郎先生には医学的な視点から、PMSや月経とも向き合いながらバリバリと仕事をこなすワーキング女子には女性がサポートしてもらったらうれしいなという視点で、女子ともざっくばらんに月経の話ができる小野寺氏には、女性から神対応と言われるコツを教えてもらいました。

■職場の同僚の場合
お悩み①
月経前なのか、月経中なのか、ふらふらの状態で仕事をこなすことも。普段は完璧にこなせるのにミスもたまに見受けられ……。同僚として何かサポートできることはありますか?

職場の同僚の場合 お悩み①

<中田航太郎先生>
月経前なら……
ふらふらしている場合はホルモンの乱れによる症状の可能性が高いです。女性ホルモンの変動に伴って自律神経の働きも変動し、それによってめまいがしたり、何となくぼーっとしたりします。PMSの症状が強いのであれば、その症状を緩和するピルを内服するのもひとつの方法です。
月経中なら……
過多月経による貧血の可能性も。たとえば、立ち上がったときにフラッとするなら貧血か自律神経の乱れが考えられるので、健康診断の結果などで健康に問題がないかどうか調べてみてください。頭に血液が十分送りだせていない状態なら、横になると楽になることもあります。脱水状態で循環血液量が下がっていることもあるので、ぬるま湯などの水分を補給させてあげてください。休んでも改善しない場合や、ふらつきを繰り返す場合には必ず病院を受診するようにしてください。

<ワーキング女子>
無理のない程度に働いてもらうのが大前提。間違っても「ひょっとしてPMS?」などとは聞かないこと。そんな日もあるさと、フォローするのが効果的。
本人があらかじめPMSの周期を把握してるなら、体調が悪い時期を上司や同僚に共有してもらってはいかがでしょうか。本人も仕事をうまく回せないのはストレスを感じるはずなので、手助けしてもらってでもやり遂げた方が精神衛生上良いはず。
もし、時間に余裕があるなら1時間でもいいので、仮眠をとってもらうなり、「カフェで気分転換してきなよ!」と声をかけるのもあり。もしくは、コンビニに誘うなどして10分程度気晴らしになるような時間を作ったり、早く帰れるような雰囲気を作るのも有効です。

<小野寺氏>
前もってそういう状態になることが分かっているなら、元気なときにカラダがしんどくなったときは何をして欲しいか聞くとよいと思います。背中をさすって欲しかったり、温かい飲み物がほしかったり、人によって対応は様々なので効果が出る出ないは別として、その人がして欲しい事をさりげなく、サッとやってあげるだけで本人の気持ちにも余裕ができます。そうすれば、何か手を差し伸べてもらいたいときに相手から気軽に頼まれるようになります。

お悩み②
大事な仕事の日なのに、「お腹が痛くなって途中の駅で降りた」と連絡があり、仕事に遅刻することがたまにあります。自分の体調のことだし、大事な仕事なので自分で管理してもらいたいのですが……。

職場の同僚の場合 お悩み②

<中田航太郎先生>
月経前なら……
ホルモンが大きく変動するので腸の動きを支配する自律神経も変動し、それに伴って下痢っぽくなったり、逆に便秘っぽくなったりすることもあり、その症状をコントロールするのは難しいです。
月経中なら……
子宮内膜が剥がれ落ちることによる腹痛や腰のおもだるさなどの症状があります。腸の動きが活発になることで腹痛(蠕動痛)を起こしているケースもあります。もし、日常生活に支障がでるほど腹痛がひどいのであれば、医師に相談してどの可能性が高いのか判断してもらった上で、ピルや漢方などお薬での症状改善が可能か相談しましょう。

<ワーキング女子>
PMSや月経痛による体調不良で休むのは気が引けるので、頑張って仕事に行く気持ちはよく分かります。女性の体調変化について理解不足の男性上司には相談しづらいし、休暇取得理由欄に生理休暇の設定がないので言い出しにくいもの。もっと気楽に月経休暇が取得できるようになることを切に願います。
職場の同僚としての立場なら、さりげなくPMSに効果的な食べ物や飲み物を買ってあげたり、入浴剤などをプレゼントしてもらえたら嬉しいかな。

<小野寺氏>
体調不良で迷惑をかけてしまうのは上司や同僚だと思いがちですが、実はそうではなく実際に迷惑がかかるのはクライアントの方。その認識をチームで共有し、まず月経痛やPMSによる体調不良であることをきちんと伝えられる環境を作り、助け合うことが大切だと思います。

 

■カップルの場合
お悩み③
真夜中に「眠れないの……」と突然連絡がくることがあります。なんて声をかけてあげるのがベストでしょうか。

カップルの場合 お悩み③
<中田航太郎先生>
原因として思い当たるものがあるかどうかを聞いてみるといいかもしれません。緊張すること、ストレスがかかる嫌なことが原因であれば、それを取り除くことが大切です。眠れないことが慢性的な課題であれば、自律神経が乱れていることや生活習慣の悪化が原因の可能性もあるので、改めて話をする時間を設けるものいいかもしれません。

<ワーキング女子>
PMSの症状には睡眠障害もあると言われています。眠れなかったり、眠れなくて気分が落ち込んでいるときは親身になってほしいもの。こんなときはアドバイスしてもらっても素直に受け入れられないこともあります。たとえ同じ話を繰り返したとしても、ずっと聞き役に徹するのがベター。

お悩み④
連絡のやり取りは電話かLINEがほとんどなのですが、急に連絡がとれなくなることがあります。これまでは元気に過ごしていたのに、急にシャッターを閉めるかのようにシャットダウン。事前にサインなどがあれば知りたいです。

<ワーキング女子>お悩み④

<中田航太郎先生>
最も大切なのは、普段楽しんでいたことを楽しまなくなったり、やる気が落ちたように見えるなど、「普段と何か違う」というサインを見逃さないこと。食事量の増減、元気がなくなるなども見逃したくないサインです。
PMSによる一時的な症状であれば月経の訪れとともに改善しますが、2週間以上様子がおかしい場合にはうつ病などにも注意する必要があります。

<ワーキング女子>
男性が「話したくなったら俺にも話してみて、心配だから」とひと声かけて、とにかく女性から口を開くのを待つのみ。男性から「どうしたの?」などと、しつこく質問するのは控えましょう。

お悩み⑤
ことあるごとに精神的なストレスを訴えてきたり、SNSへネガティブな発信(ひどいときは死にたいなど)をしたり、真夜中に届いたメールやLINE、電話の着信を無視するとリストカットしそうになったり、ヒヤヒヤする場面に直面することも。どのように対処するのがよいのでしょうか。

<ワーキング女子>お悩み⑤

<中田航太郎先生>
PMSの精神面が強く出ているPMDDの可能性があります。また、中高生、20代の女性に多い境界性パーソナリティー障害も隠れているかもしれません。境界性パーソナリティー障害とは、相手の注意をひくのが上手で構ってもらえないと死にたい気持ちになることも。本当に死にたいと感じていたり、自傷行為をしてしまう場合は治療介入が必要です。

うつ病かどうかの判断基準は、憂鬱そうで仕事に行きたがらない、今まで外に遊びに行くことが好きだったのに行かなくなる、好きだったテレビを見なくなるなどの症状が長期間続くこと。ただし、明確に月経周期に伴ってあらわれる症状でしたら、 PMDDの可能性を念頭に産婦人科の医師に相談をしてみましょう。

<ワーキング女子>
毎月それが繰り返されるなら、まず専門医に相談するべき。落ち着いている時期に相談先となる婦人科の候補クリニックを一緒に探すのもよいと思います。

お悩み⑥
夜中にLINEのスタンプを連打されることがたまにあります。なんて返すのがよいですか?

<ワーキング女子>お悩み⑥

<中田航太郎先生>
PMSや一時的なストレスが原因でイライラしている可能性もありますが、感情の制御ができていない場合には、境界性パーソナリティ障害などが隠れている可能性もあります。
相手の発言に対して話を聞き出すのはいいですが、過度な共感やアドバイスはせず傾聴に徹するようにしましょう。

■夫婦の場合
お悩み⑦
話しかけると機嫌が悪いことがあります。怒りの沸点がわからず戸惑うことも。機嫌が悪くなるサインがあったら教えてください。また、機嫌が悪い場合でも子供のことや仕事の相談など、話さなければならないこともあるので、その際の対処法が知りたいです。

夫婦の場合 お悩み⑦

<中田航太郎先生>
月経前なら……
排卵後に徐々に症状がひどくなり、月経がくると落ち着くのであればPMSの症状。排卵の明確なサインはありませんが、パートナーの周期を把握していると予測はできるかもしれません。
月経中なら……
月経痛が原因でイライラしているなら、その原因を特定したうえで寄り添いましょう。重大な意思決定や手間がかかる家事などは、なるべく避けられるよう奥様に対して配慮することが大切かもしれません。
月経前、月経中はストレスに敏感なので、できるだけストレスになる要因は排除しましょう。

<ワーキング女子>
こんなときに相手の言動を指摘するのは火に油を注ぐ場合がほとんど。その場で対応はせずに一度受け入れ、時間が経過して落ち着いたときに話し合うのがベスト。女性もいつもよりイライラしていることは分かっているはず。相手の性格にもよりますが、笑って受け流すなどの対応で功を奏する場合もあります。

<小野寺氏>
イライラされると男性側もイライラし返してしまいがちですが、それは逆効果。女性には “この人、何もしてくれない、分かってくれない”と思われてしまいます。そっとしておいたつもりが、分かってくれない人と思われて余計にイラつかれてしまうことも。女性がイライラしているときは、男性側が一歩引いて接するなど相手に寄り添って、時期をみてきちんと話し合い、PMSや月経中にどう対応するのが一番良いのか話し合うことが大切です。

お悩み⑧
いつもというわけではないのですが、暴飲暴食、拒食など、食が乱れていることがあります。できるだけ規則正しい食生活を送ってほしいのですが……。夫として見守ることしかできず歯がゆい思いをしています。

<ワーキング女子>お悩み⑧

<中田航太郎先生>
月経周期に伴うものであれば、ピルを内服することで改善するかもしれません。運動不足や会社でのストレスが原因になっている可能性もあるので、定期的にストレスになっていることはないか聞いてあげるのが良いでしょう。

<ワーキング女子>
特に悩みやストレスがないなら婦人科受診をすすめてみてはいかがでしょうか。暴飲暴食になる周期を家族でしっかりと把握し、そうなりそうな時期はなるべく一緒にいられるような環境を整えることが大切だと思います。

違った視点を持つ3名からの回答はいかがだったでしょうか? PMSとうまく付き合うコツをつかみ、男女ともに月経周期に振り回されず穏やかな日常を過ごせますように!

PMSへの対処法とは?男性向けセミナーで学ぶ!

藤田氏:結婚4年目を迎える会社役員。子供が1人いて家庭円満のように見えるが、度々訪れるPMSによる妻のイライラに戦々恐々としている。

野々村氏:結婚7年目。家庭円満が自慢なのに、PMSによってハッピーじゃなくなる時期が定期的に訪れ、途方に暮れている。兼業農家の長男、キャンプ大好きおじさん。

前澤氏:中高生アイドルのマネジャー。仕事で女性と接する場面が多く、身体的、精神的不調とうまく付き合えていないアイドルの子たちをどうサポートしたらいいのか、絶賛悩み中。

太田氏:結婚1年目の32歳。PMSに入ったと思われる時期に家で仕事の電話をしたり、遅い時間までデスクワークを行うと強く当たられることが多く困っている。

小野寺氏:女友達が多く月経やPMSについてざっくばらんに話してきた強者。マネジメントしている女性タレントとも月経について話せるが、会社の同僚とはうまく話せず模索中。

講師:中田航太郎先生 株式会社ウェルネス 代表取締役・医師(救急総合診療)
東京医科歯科大学医学部卒業後、総合診療科医に。2018年にパーソナルドクターとして病気を予防する世界を実現するべく株式会社ウェルネスを創業。

中田先生の講習を受け知識を深めた男性陣。話題はPMSに悩む女性に対して、どのように接したら良いのかへ発展していきました。中には女性に対して理想的な神対応している強者も! セミナー終了後にはPMSに悩む女性との付き合い方のコツをつかんだようです。

PMSで悩む会社の同僚や先輩、後輩に対する接し方とは?

PMSで悩む会社の同僚や先輩、後輩に対する接し方とは?

太田氏:妻や彼女など親しい間柄のパートナーの場合は月経についてコミュニケーションをとることは可能かなと思うのですが、職場の場合はなかなか聞く勇気がないです……。

中田航太郎先生(以下、中田先生):気軽に言いやすい職場づくりを心掛けることはとても大事です。月経中の女性は、自分から言い出しにくいと思うので、会社側から恥ずかしいことじゃないという雰囲気、文化を築くことが重要です。

藤田氏:女性側から言ってもらえる環境は理想ですよね。日本の文化的に男性側から聞く雰囲気はないですし、月経について話すこと自体がもはやセクハラなんじゃないかって不安になってしまい。親しい間柄のパートナーなら踏み込める雰囲気はあるけど、会社の従業員やマネジメントしているタレントやモデルに対しては、どうしても踏み込めない領域になっています。せっかくセミナーで月経について学ぶ機会があったので、聞けない雰囲気があるから聞かないのではなく、しっかり向き合っていくことで、根本的な解決につなげていきたいです。

中田先生:男性側から「月経なの?」と聞くことは難易度が高いので、女性側が言いやすい環境を作るのがベストですよね。

藤田氏:男性側は月経について学んでPMSに対してしっかり理解する、女性側は体調が悪いときは言っていいんだという意識を持つ、このふたつのフラグがうまくかみ合わないといけない。男性も女性も、どちらも理解を深めることが大切ですよね。

中田先生:ただし、女性側から言ってもらってもそれに配慮するだけでは、根本的な解決にはつながりません。月経にまつわる不調に悩んでいる女性は、諸症状を緩和させることが最優先です。

月経の知識ってどうやって身につけるの?

PMSで悩む会社の同僚や先輩、後輩に対する接し方とは?

野々村氏:我々男性陣は月経にまつわる知識量が少なすぎて、こちらから女性側に声をかけるのは難しいですよね。

藤田氏:女性側もどこかで「月経のことなんて分からないでしょ?」って思ってるよね。

太田氏:学生の頃、保健体育の授業はありましたが、月経については触れることがなかったので全く知る機会がないです。

前澤氏:中高生や若いアイドルに接する機会が多いのですが、そもそもの月経にまつわる話題はご法度という空気があります。だから女性マネージャーに任せっぱなしになってしまいますね。

藤田氏:その考え方から変えていきましょう! まずご法度という文化から変えていかないと。

独自に習得した神対応に学ぶ!

独自に習得した神対応に学ぶ!

小野寺氏:私は仲の良い女友達と月経にまつわる話をする場面が多かったので、どんなふうに接してほしいのか、何となく空気を読んで10代の頃から学んできましたけど、対応は人それぞれ。痛みがある人がいればない人もいるし、仕事ができないくらいつらい人もいれば、全然つらくない人もいます。私は今女性タレントのマネジメントをしていますが、月経前になると声をかけてくれるので月経用品は私が持っていたりします。

一同:すごい!

小野寺氏:自分で月経用品を買うことはないのですが、ロケ中に突然月経がやってくることもあるじゃないですか。そうなると大変なので「そろそろ月経がきそうだから念のため持っていてほしい」と言ってもらえれば、月経用品を預かっておきます。

藤田氏:それって気遣いだよね。女性からしたら理解してもらえていると思える。

小野寺氏:最初からタレントと信頼関係を築けているわけではなかったのですが、女性のメイクさんを中心にみんなで月経について話せる環境があったので、そこから月経についてオープンに話せるようになっていきました。

藤田氏:やっぱり環境づくりができているのは大きいよね。小野寺氏の前では言っていいんだとタレント側も気づき、だんだんオープンになってくる。それによって対応するマネージャー側の行動も変わってきた。目指したいのはここだよね。

男性が気を使わずにPMSに対峙できる方法って?

小野寺氏:PMSについてたくさん勉強しても、女性が何をどうしてほしいのかは分からないので、女性から月経について話してもらえば男性は対応しやすいですよね。わたしの場合、女性タレントとの関係は築けていますが、会社の女性社員と月経について話せるかというと、それはなかなか難しい。どうやって良好関係を築けばいいのかずっと考えていました。

藤田氏:これまでは上司という立場から触れてはいけないという雰囲気があったけど、PMSについて知ることとコミュニケーションをとることが大事だということが分かりました。会社でもプライベートでも、まずは「知る」というファーストステップを踏まないといけないですね。

セミナーに参加して何を学んだ?

セミナーに参加して何を学んだ?

太田氏:PMSについて知らないことが多いので、まずは僕たちもPMSについて理解したうえで女性に接することが大切ですね。女性側も“どうせ男性には分からない”という意識があると思うので、お互い根底にある考え方から変えていかなければ前には進めないと思いました。

藤田氏:PMSについて女性に聞いたらセクハラだという考え方ではなく、女性から話しやすい環境作りが大切で、PMSについて理解することが第一歩だと実感。お互いが歩み寄り、向き合って少しずつでもコミュニケーションをとれる場を増やしていければいいですよね。

野々村氏:本質はコミュニケーションにあるんですね。もっとPMSについて勉強して知識を得ることで、必ずや夫婦間のケンカが減り、夫婦円満が築けると確信しました。

小野寺氏:男性側のPMSに対する理解不足がいけないと思っていましたが、男性が一生懸命寄り添おうとしても分からないことはたくさんあります。女性側が拒絶してしまう場合も多々あることが分かったので、女性側からも男性に理解してもらうような努力が必要じゃないのかなと感じました。

――セミナーを通してPMSに対する知識が深まっただけでなく、解決策も導くことができました。あとは実践あるのみ! 果たして男性陣のPMSに対する行動はいかに!?

パートナーのPMS度チェック!彼女の心とカラダを知ろう

PMSというのは、まだ解明されていない部分も多く、実際のところ、症状がでていることを、女性自身が自覚していないことも珍しくはありません。恋人や夫など、身近にいる男性のふとした態度や言葉によって「あれ?もうすぐ生理かも」と症状に気づくこともよくあるものです。
そんな女性の変化を敏感に感じ取っている男性のみなさまへ贈るパートナーのPMS度チェック。10個の質問にYES or Noで答える簡単なチェックです。男性としても「なんで、そんなイライラしてるの?」「なんで、そんなことで怒るんだろう?」など、頭にクエスチョンが浮かぶタイミングがあると思います。そんなときこそ、このPMS度チェックを使って、彼女の心とカラダの状態を知る手がかりに!
回答に迷った時は、「普段はそうではないのに」を文頭に置いて考えてみてくださいね。

YES or NOを選んでみましょう

Question1
甘いものや脂っこいものを勢いよく食べている
→YES or NO

Question 2
さっき食事をしたのに、また食べている
→YES or NO

Question 3
普段は笑ってくれる冗談に、笑ってくれない
→YES or NO

Question 4
理由もなく、イライラしている
→YES or NO

Question 5
文句や暴言が増え、攻撃的になる
→YES or NO

Question 6
ニキビや肌荒れなど、肌トラブルがでている
→YES or NO

Question 7
眠い、だるいとゴロゴロしたり、昼寝をする
→YES or NO

Question 8
涙もろくなる
→YES or NO

Question 9
頭痛や腹痛など、体調不良を訴える
→YES or NO

Question 10
性行為をしたがる。したい雰囲気をだす
→YES or NO

結果を見てみましょう!

☑︎YESが10~8個だった人
パートナーがPMSの可能性80%

あなたのパートナーにPMS症状がでている可能性はとても高いようです。このような状態から3〜10日後くらいには、彼女はいつもの調子に戻っているはず。PMSの症状がでている時期は、女性の性格やあなたとの関係性、さらにはタイミングによっても、して欲しい対応が違ってくることも多いもの。どう接したらいいのか難しいときもあると思いますが、ぜひ寛容に対応してみてくださいね。
※PMSの症状には個人差があります。結果はあくまで目安としてお考えください。

☑︎YESが7~5個だった人
パートナーがPMSの可能性60%

あなたのパートナーにPMS症状がでている可能性は、なかなか高めのようです。ただ月経前でなくても、大きなストレスを抱えている場合など、このような症状がでることもありますので、見極めることが大切。ポイントとしては、その不調が1ヶ月のうちの3〜10日程度の期間で治るか、もしくはずっと続くかで判断してみてくださいね。
※PMSの症状には個人差があります。結果はあくまで目安としてお考えください。

☑︎YESが4~2個だった人
パートナーがPMSの可能性30%

あなたのパートナーにPMS症状がでている可能性は、そこまで高くはありません。ストレスによる不調も考えられるので、PMSの症状だと言い切ることは難しいですが、彼女にはリラックスする時間が必要なことは間違いありません。ぜひ、くつろげる環境や時間をつくるためのサポートをしてくださいね。
※PMSの症状には個人差があります。結果はあくまで目安としてお考えください。

☑︎YESが1~0個だった人
パートナーのPMSの可能性10%

あなたのパートナーのPMS症状がでている可能性は、とても低いようです。実はPMSの症状は、生理前に必ずでるものではなく、毎月でるとも限りません。ですから、例え生理前であっても症状のでない人もいます。ただ、年齢や出産などのライフステージによって症状の出方も変化するものなので、今は症状がなかったとしても、幸せな未来のためにPMSについて知っておくといいでしょう。
※PMSの症状には個人差があります。結果はあくまで目安としてお考えください。

男性向けPMSセミナーを開催!

藤田氏:結婚4年目を迎える会社役員。子供が1人いて家庭円満のように見えるが、度々訪れるPMSによる妻のイライラに戦々恐々としている。

野々村氏:結婚7年目。家庭円満が自慢なのに、PMSによってハッピーじゃなくなる時期が定期的に訪れ、途方に暮れている。兼業農家の長男、キャンプ大好きおじさん。

前澤氏:中高生アイドルのマネジャー。仕事で女性と接する場面が多く、身体的、精神的不調とうまく付き合えていないアイドルの子たちをどうサポートしたらいいのか、絶賛悩み中。

太田氏:結婚1年目の32歳。妻がPMSに入ったと思われる時期に家で仕事の電話をしたり、遅い時間までデスクワークを行うと強く当たられることが多く困っている。

小野寺氏:女友達が多く月経やPMSについてざっくばらんに話してきた強者。マネジメントしている女性タレントとも月経について話せるが、会社の同僚とはうまく話せず模索中。
※名前はすべて仮名

講師:中田航太郎先生 株式会社ウェルネス 代表取締役・医師(救急総合診療)
東京医科歯科大学医学部卒業後、総合診療科医に。2018年にパーソナルドクターとして病気を予防する世界を実現するべく株式会社ウェルネスを創業。

職場はもちろん、夫婦やカップルの間でもタブー視されがちな月経にまつわる話題。女性にとっては当たり前のことでも男性にとっては謎だらけ! そこでPMSに対して知識を深めてもらうべく、男性向けのPMSセミナーを開催しました。月経周期やPMSにまつわる基礎知識を学んでいきましょう!

月経の周期について知る!

中田航太郎先生(以下、中田先生):みなさんは月経やPMSについてご存知ですか?

男性一同:……(シーン)。

中田先生:では、まず月経周期について理解を深めてからPMSについて説明していきますね。
女性はおおよそ28日周期で「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」を繰り返しています。月経期とは、出血している時期。子宮内膜がはがれ落ち、血液とともに体外に排出されます。卵巣の中の卵子のもと(原始卵胞)が成熟し、エストロゲンが分泌されるのが「卵胞期」で、子宮の内側の膜が分厚くなります。
子宮内膜の準備がある程度整うと、脳にある下垂体に信号が送られ排卵が誘発され、その後エストロゲンが急激に下がります。これを「排卵期」と呼び、それと同時にプロゲステロンというホルモンが徐々に上がる「黄体期」という着床の準備を整える期間を迎えます。

マインドフルネス

出典:「ウィメンズ・ヘルス・アクション DATA BOOK 2019~PMS・うつ病・更年期・がん 4大お悩みを考える~

男性一同:ふむふむ。

中田先生:黄体期は、つまり妊娠に適した状態の準備をする時期で、プロゲステロンの作用により受精卵が子宮内膜にくっつきやすい状態を作ります。
受精した場合はそのまま妊娠の体勢にはいっていきますが、受精しなかった場合は必要ないということで子宮の内膜が剥がれ落ちて月経が始まる、これが月経の周期になります。

月経時期のイライラの原因とは……!?

月経時期のイライラの原因とは……!?

野々村氏:妻が月経時期になるとイライラが激しく、毎月、気をつけているのですがケンカに発展します。どう接すればいいのか、どんな言葉が適切なのか分からず……。夫婦で話し合うことができません。イライラの原因はこの女性ホルモンの動きに関わっているのですか?

中田先生:イライラの原因ははっきり分かっていませんが……、
月経前にイライラする場合は、プロゲステロンというホルモンの作用で体温が上がったり、お腹や乳房にハリを感じるなどの身体的な症状が現れるほか、メンタルが弱くなったり、イライラが爆発するなど精神的な症状が現れ、これをPMSと呼びます。
月経中にイライラする場合は、女性ホルモンの急激な低下による不調の他、月経痛や月経量が多いことによる貧血が原因のこともあります。

男性一同:なるほど。

中田先生:エストロゲンというホルモンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンは毎月上がったり下がったりを繰り返しています。
女性ホルモンのリズムは意識的にコントロールすることが難しく、毎月決まった周期でホルモンの変化が起こり、それが女性にとってストレスフルでカラダや心の不調につながっているのです。

月経中と月経前のイライラの種類は違う!

野々村氏:では、月経中と月経前のイライラは原因が違うということですよね?

中田先生:そうです。月経前にメンタルの不調をきたし月経がくるとイライラがおさまる場合は、プロゲステロンの影響によるものなのでPMSの可能性が高いです。
月経中に調子が悪くなりストレスでケンカに発展する場合は、月経痛がひどいとか貧血がひどいなどカラダの異常も考えられるので、必要によってはドクターに相談することをおすすめします。

野々村氏・藤田氏:なるほどですね。

小野寺氏:僕は体調不良だったり、イライラすることは男女問わず誰にでもあると思うんですね。なので、僕自身はその様子を見守り、受け止めることで、つられてイライラすることはあまりないですね。

中田先生:それは素晴らしいですね! まず女性のイライラがいつ起こっているのかを見極めることが大事です。月経前にケンカになっているのか、月経後にケンカしているのか、状況によって全然違うメカニズムで起こっている可能性があることを理解しましょう。

PMSのイライラにはマインドフルネスが有効!

藤田氏:中田さんはマインドフルネスを実践されているそうですが、女性もマインドフルネスにトライすることでPMSによるカラダの不調をおさえることはできますか?

中田先生:マインドフルネスは慢性疼痛を抑えるというエビデンスもチラホラ出てきていますので、月経痛は緩和できるかもしれません。ホルモンの量自体をマインドフルネスで調整することは難しいですが、イライラなど一部のPMSの症状は抑えられる可能性はありますよね。

太田氏:中田さんはどんなマインドフルネスを行っているのですか?

中田先生:どこでもすぐにできる瞑想することが多いです。心を静めて無心になったり、何も考えずリラックスしたり。目を閉じて深く呼吸をしながら、静かに何かに心を集中させるようにしています。

野々村氏:夫婦でPMSに悩んでいるなら、マインドフルネスに取り組まない手はないですね。
月経時期のイライラの原因とは……!?

月経周期についてどこで知るの?

野々村氏:夫婦生活が長くなると、妻から月経中で調子が悪いと言ってくることがあります。でも向こうはイライラしているので、いざ向き合ったときに我々男性は知識も情報もないので何を話していいか分かりません。

前澤氏:男性側から積極的に月経にまつわる話題をふった方がいいのでしょうか?

中田先生:お腹が痛いのか、痛くないのか、さりげなく聞き出してみるのもひとつの方法です。

野々村氏:月経中なのか月経前なのか、タイミングも分かりません。時期によってズレることもありますよね、毎月、月経がきたら教えてねというのもちょっと……。

中田先生:周期のことでいえば、ピルを飲んでもらうと月経周期はある程度コントロールすることができます。ピルはPMSの症状を緩和する効果もあるので、月経周期が乱れやすい方やPMSの症状・月経痛がひどい場合には検討するのもいいかもしれません。

薬に頼りたくない女性をどうフォローする?

薬に頼りたくない女性をどうフォローする?
太田氏:妻は薬に頼りたくないタイプで、風邪をひいても薬を飲みません。どうやってピルを勧めたらよいのでしょう。

中田先生:私の経験上、風邪薬は飲まないけどピルは飲んでおいたほうがいいという考えの女性も結構いらっしゃいます。
ピルを飲みたくない理由の大半は、面倒くさいとか、薬がどう効いているのかわからないから不安という場合が多いです。男性側が月経周期のメカニズムに加えて、ピルを飲んだときにカラダの中でどんなことが起こるのかしっかり知り、PMSの症状緩和や月経周期がコントロールできる可能性があることを教えてあげると女性も飲んでみようかなという気持ちになるはずですよ。

太田氏:それは素晴らしいですね!

藤田氏:ここで勉強した知識を日常生活に生かしたい気持ちでいっぱいです。

――月経周期について中田氏の説明を理解した男性陣。謎だらけだった月経周期、PMSについて徐々に理解を深めたようです。次回は、男性陣が心がけたいPMSへの対処法を学んでいきます。

男性向けPMS理解度テスト!あなたはPMSをどれだけ知ってる?

女性にとっては、月経前にカラダや心に変化が起こるのはごく当たり前の人が多いですが、男性にとっては不可解なことばかりのはず。実際、月経前に起こる症状であるPMS(月経前症候群)を認識している成人男性はたった1割程度※ともいわれています。

そこで、ぜひ試して欲しいのが、この男性向けPMS理解度テスト。YES or Noに答えるだけで、あなたがどの程度PMSの知識があるかを判定します。

今、女性特有の健康問題への対応に社会全体で向き合うことが、より良い社会へつながると注目され、活性化しています。まずは、少しずつ理解を深めることから始めてみませんか?

YES or NOを選んでみましょう

Question1
月経は、個人差はあれど、月に1回程度ある
→YES or NO

Question 2
月経前というのは、月経が始まる3〜10日ほど前を指す
→YES or NO

Question 3
正常な月経期間は3〜7日間
→YES or NO

Question 4
月経中にナプキンを使用している場合は、2〜5時間に1回はトイレに行く必要がある
→YES or NO

Question 5
月経前の心やカラダの不調をPMS=月経前症候群という
→YES or NO

Question 6
月経前にイライラしているのは、女性ホルモンの変化と関係している
→YES or NO

Question 7
月経前に、必ずPMSになるわけではない
→YES or NO

Question 8
真面目、負けず嫌い、完璧主義の女性はPMSの症状がでやすいと言われている
→YES or NO

Question 9
コーヒーや紅茶、お酒をよく飲む人や、不規則な生活をしているとPMSが重くなる可能性がある
→YES or NO

Question 10
PMSの症状がひどく、仕事ができなくなる人もいる
→YES or NO

結果を見てみましょう!

☑︎YESが10~8個だった人
あなたのPMSの理解度は「たいへんよくできました!」

あなたは、月経やPMSに関する知識が豊富で、女性の心やカラダをきちんと理解できる、まさにジェントルマン! 社会がより良い方向へ向かうための一翼を担うだけの度量を持ち合わせています。月経やPMSは、年齢やライフステージによっても変化していくものなので、ぜひ引き続き理解を深めていってください。

☑︎YESが7~5個だった人
あなたのPMSの理解度は「よくできました!」

あなたは、女性の心やカラダについて理解を深めようという姿勢のある人です。その姿勢により、今後、社会に貢献できる立場に成長を遂げるかもしれません。月経やPMSは、個人差もあり、現代の医学でもその100%を理解することは難しいとされています。ですから、あなたのペースで焦ることなく、理解を深めていくのがベストだと思います。

☑︎YESが4~2個だった人
あなたのPMSの理解度は「がんばったね!」

女性の心とカラダについて、不思議に思うことが色々とあるようです。月経やPMSについては、女性でも理解しきれないこともたくさんあります。分からないことは、ある意味当然なのかもしれません。ですが、これからのより良い社会づくりに向けて、男性による女性の心とカラダへの理解は大切なポイントになってくるはずです。ぜひ、少しずつでも理解を深めていってください。

☑︎YESが1~0個だった人
あなたのPMSの理解度は「もう少しがんばりましょう」

あなたにとって、女性の心やカラダというのは、不可解なことだらけといった状態のようです。男性と女性のカラダには違いがあり、わからないことは恥ずかしいことではありません。今からでも、遅くはありません!ぜひ、月経やPMSについて基礎から学び、男女の違いを知ることから、始めてみてはいかがでしょうか?

※出典:小林製薬株式会社 「2012年PMS(月経前症候群)に関する男女の意識調査