VEDAの処方箋 フェムテック/ケア 連載 by 橋本範子

全身とろけるような気持ちよさ「ヨニピチュ」で生理痛・PMS予防

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダには、約5000年前からQOL(クオリティオブライフ)を上げるための方法が数多く言い伝えられています。不調に対しても、その場しのぎの対処法だけではなく、根本的に改善するための働きかけであるという点でもとても有意義であり、現代のライフスタイルに取り入れたい知恵が満載です。以前掲載したインタビューが好評だったアーユルヴェーダ専門家・MOTOKOさんによる連載がスタート。第2回は、「ヨニピチュ」のさらなる魅力を深掘りし、腟が乾くことでのデメリットもお伝えしていきます。

>>第1回目の記事はこちら

インド発の女性器ケア「ヨニケア」で心身ともに美しくなる!

セルフプレジャーやセックスのときの快楽を「ヨニピチュ」で体感

―腟にオイルを塗布する「ヨニピチュ」ですが、どんな体感なのでしょうか?

MOTOKO:初めて体験したときは本当にハマってしまって。なんともいえない気持ちよさで、オイルを浸した綿をずーっと腟にはめていたくらいです。そこをケアすることで、骨盤底筋やその界隈をほぐすことにも繋がる。自分の内なる部分をケアすることの自己充足感が、とにかくすごいんです。全身とろけそうになる感覚は、やってみたらみんなわかるはず。私は週2くらいの頻度で行っています。

―すぐにでも実践したくなります!

MOTOKO:『ちつのトリセツ 劣化はとまる』の著書である原田純さんをご存じですか? 彼女は現在60代ですが、50代のときに腟ケアに目覚めたんです。そしたら、どんどんつやが出てきて、目もキラキラして、肌の中から潤っちゃって。ヨニピチュにより、直腸の歪みも取れてお通じがよくなり、爪がキレイになったのだとか。それまでは肌つやもなく、とても疲れているように見えていたそう。それがパーン! と内側から輝くようになり、男性との関係も十数年ぶりに解決したんだそうです。

―まさに女性性を十分に楽しめていますね。

MOTOKO:女性ホルモンがバシバシに出るんですよね。セルフプレジャーやセックスのときにジュワーッと満たされる快感と似ているかもしれません。愛する人に挿入されて結ばれたときのような、あそこが満たされるような感覚。女性ホルモンが豊かになるってことは、胸の形やスタイルのよさにも繋がります。スタイルを魅力的にしたい人や、たるみやシワ、シミが気になる人、潤いのある髪にしたい人にもいい。効果は割とすぐに表れますよ。

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橋本範子
女性誌を中心に手がける編集・ライター。趣味は深夜ラジオを聴くこと。小型船舶2級所持。