フェムテックtv

広がりを見せているフェムケアアイテムの中で、価格面から見ても慎重に選びたいのがオイル。デリケートゾーンの保湿はもちろん、膣口や膣と肛門の間にある会陰のマッサージオイルとしても活用でき、最近は全身に使えるマルチなタイプも登場しています。今回は6ブランドをピックアップし、テクスチャーや香り、成分も含め、その使用感をレポートします。

1.『アイム ラフロリア』は全身に使えてオイルパックもできるマルチユースタイプ

アイム ラフロリア バランシングボディオイル（30mL）￥3,960（mellia／問い合わせ support@imlafloria.com）

デリケートゾーンをはじめ、髪からつま先まで、マルチに使えるため、デリケートゾーンオイルのデビューアイテムとしておすすめです。オイルとは思えないほどさらっとしていて肌によくなじむので、ワンプッシュ分で十分にケアできます。顔用の洗い流さないナイトパックの要領で、布ナプキンやおりものシート、コットンにオイルをつけてパックとして取り入れてみると、潤いが続くように感じました。

ボトル形状：プッシュ式

テクスチャー：さらっとしていて、伸びもよく肌になじみやすい

香り：イランイラン、ゼラニウム、パチュリ、オレンジの精油をブレンドした、リラックス感のあるブレスオブガーデンの香り

メイン成分：マカダミアナッツ、ピスタチオ種子、ザクロ種子、月見草、ヘーゼルナッツ、マルラ、ホホバ種子、ゴマ種子、バオバブの9種類のオイル

使用回数（目安）：約3ヶ月分（全身使用の場合、約１ヶ月）

2.『明日 わたしは柿の木にのぼる』はオイルが苦手な人にレコメンドしたい

明日 わたしは柿の木にのぼる フェミニン オイル（30mL）￥4,400（陽と人／問い合わせ info@hito-bito.jp）

消臭や収れん作用が期待できる柿の皮からの成分を用いているのが特徴のブランド。べたつきがなくクリームのような感覚で取り入れられるため、オイルが苦手という人も取り入れやすいと思います。日本人の皮脂バランスを考慮した、軽いテクスチャーのブレンドオイル。肌に塗布するとしっとりとして、1本でも保湿力は十分。特に乾燥が気になる時期は、ローションやセラムと重ね付けをすることでより保湿力がキープできます。

ボトル形状：プッシュ式

テクスチャー：肌に密着する柔らかさがありつつ、しっとりしている

香り：クロモジ、ティーツリー、ユズ果皮、フランキンセンスの微量の精油をブレンドしたほのかな和風の香り

メイン成分：ホホバ種子油、ブドウ種子油、マカデミア種子油、カキ果皮

使用回数（目安）：約3ヶ月（150プッシュ分）

＞＞この記事を読んだあなたにおすすめ

女性の生活を支える無料アプリ6選

木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級／アロマ心理／公認フェムテックマイスター（TM）