
3人に1人は三大男性機能の衰えを感じている⁉ 今から始める男性のセクシャルウェルネスケア
フェムテックが広がりを見せる中で、予防医学の『アンファー』から男性機能に寄り添ったウェルネスブランド『オムテック』が誕生するなど、男性特有の健康課題に取り組むメンテックの動きも活発化。その理由には、三大男性機能の衰えを感じる人が増えているという背景があるそうです。現状を知り、必要に応じて対策していきましょう。
男性特有の健康課題は大きく4つ
1.不妊の原因が男性側にある【男性不妊】
WHO(世界保健機関)によると、不妊の原因の約50%は男性側にあるといわれています(男性のみと男女両方の場合を合わせた数値)。実は、男性不妊は珍しい問題ではないのが現実。
2.心理的、病気などで起こる【ED(勃起障害)】
EDとは、十分に勃起が得られない、維持できないため満足な性行為ができない状態のことを指します。心理的、病気によってなど、さまざまな原因が考えられるようです。
3.男性ホルモン、遺伝に関連した【薄毛】
一概に薄毛といってもその要因はいろいろとされています。その中には、男性ホルモンと遺伝が関連した男性型脱毛症(AGA)があることから、男性の健康課題のひとつとして挙げられます。
4.性の健康な状態を意味する【男性のセクシャルウェルネス】
セクシャルウェルネスとは、WHOによると、性に対して身体的、感情的、精神的、社会的にも健康な状態のこと。メンテックには、男性の性の健康に必要なソリューションも含まれています。
男性の性欲は年齢とともに低下する
男性のセクシャルウェルネスを考えるうえで外せない男性ホルモンの分泌量は、20代をピークに減少する傾向にあります。そして、男性ホルモンは性欲とも関連していることから、分泌量に比例するように性欲も徐々に減少していくと考えられています。
男性のウェルネスブランド『オムテック』を展開している『アンファー』の独自調査によると、3人に1人が精子力(数や活動力)・勃起力(硬さや持続性)・性欲の三代男性機能の衰えを感じていることが分かっています。
また、活発な精子の数が減る要因として加齢が考えられていますが、現代においては20代から精子の老化が始まる人も少なくないそうです。年齢に関係なくセクシャルウェルネスに意識を向けて、対策することが大切だと考えられます。
男性機能の状態をセルフチェック
□下着はブリーフやボクサータイプを履いている
□膝の上にパソコンを乗せて作業をすることがよくある
□サウナが好きでよく行く
□自転車に長時間乗ることがある
□ストレスを感じることがよくある
□タバコを吸っている
□数年前に比べると太ってきた
□育毛剤(飲む薬)を服用している
□禁欲することがある
3個以上チェックが入った場合は、健康習慣を見直してみましょう。
今からできる3つのセクシャルウェルネス習慣
1.チェックが入った項目の習慣を控える、改善する
例えば、ブリーフやボクサータイプを愛用している場合は、休日はリラックス感あるトランクスにする。パソコンを使う時のスタイルやサウナなどで身体、性器を温めすぎないなど、生活習慣を見直すことが心身の健康状態を整えることにつながります。
2.プロテイン、中でもピープロテインを意識的に摂取する
プロテイン(たんぱく質)は精子の栄養源であり、男性ホルモンを作る源にもなります。数あるプロテインの中でも、エンドウ豆由来のピープロテインは男性機能にいい影響をもたらすと言われている栄養素のアルギニンが豊富。脂質が少ないことからも、精子の状態が悪くなると言われている肥満対策にもなります。
3.専門クリニックに相談する
最近は、男性特有の健康課題に取り組むクリニックが増えてきています。生活習慣を整えながらも、気になること、確認したいことがある場合は専門医に相談することをおすすめします。
まずは、現状をセルフチェックして、できることからセクシャルウェルネス習慣を取り入れてみてくださいね。
取材協力/オムテック
コメントを書く / 読む▼
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です。