VEDAの処方箋 連載 by 橋本範子

「痛い」「濡れない」…etc. セックスあらゆる性の悩みを解決する「ヨニピチュ」のススメ

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダには、約5000年前からQOL(クオリティオブライフ)を上げるための方法が数多く言い伝えられています。不調に対しても、その場しのぎの対処法だけではなく、根本的に改善するための働きかけであるという点でもとても有意義であり、現代のライフスタイルに取り入れたい知恵が満載です。そこで、以前掲載したインタビューが好評だったアーユルヴェーダ専門家・MOTOKOさんによる連載がスタート。第3回は、「ヨニピチュ」の実践方法や読者のお悩みにMOTOKOさんがお答えします。

>>この第2回目の記事はこちら

全身とろけるような気持ちよさ「ヨニピチュ」で生理痛・PMS予防

食用の太白胡麻油で“腟を潤す”ことで幸福感を

―これまでの連載でお話ししていただいた「ヨニピチュ」について、具体的なやり方を教えてください。

MOTOKO:「まず、用意するのは3つだけ。太白胡麻油・脱脂綿・オーガニックナプキン。今回は、スーパーに売っているマルホンの太白胡麻油を使います。茶色くて香ばしい胡麻油ではないということだけ、注意してください。脱脂綿は漂白していないノンケミカルのもの。オーガニックコットンを推奨します。腟は経皮吸収率が高いので、そこにケミカルなものは使いたくないんですよね。

使用するものを用意したら、まずは手を清潔にしましょう。それから、脱脂綿を太白胡麻油でヒタヒタに浸します。ヒタヒタに浸した脱脂綿を中指の腹に乗せ人差し指と薬指で挟んだら、腟にはめます。そこでオーガニックナプキンを敷き、ショーツが濡れるのを防ぎます。激しく動かない限りは、取れることはありません。この状態で15分ほどリラックスして過ごしてみてください。ちなみに太白胡麻油は、お風呂の湯の温度くらいに温かいものを使うと効果的。またオーガニックタンポンを太白胡麻油でヒタヒタに浸し挿入してもOKです。

いつどんなときでも実践可能ですが、入浴前に行うのがおすすめ。ヨニピチュ後に入浴して温めたほうが、より深いところにオイルが浸透するからです。とはいえ、入浴後でも、つけたまま寝ても問題なし。装着時間が長いことでの弊害は全くありません。温かいオイルで浸されている幸福感は、ヤバイです(笑)。

用意するもの

・太白胡麻油

・オーガニックの脱脂綿

・オーガニックナプキン


HOW TO

1.脱脂綿を太白胡麻油でヒタヒタに浸す

2.1を腟に装着する

3.オーガニックナプキンでカバーする

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橋本範子
女性誌を中心に手がける編集・ライター。趣味は深夜ラジオを聴くこと。小型船舶2級所持。