VEDAの処方箋 連載 by 橋本範子

性欲を高める食べ物やオイルマッサージの力で体力UP

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダには、約5000年前からQOL(クオリティオブライフ)を上げるための方法が数多く言い伝えられています。不調に対しても、その場しのぎの対処法だけではなく、根本的に改善するための働きかけであるという点でもとても有意義であり、現代のライフスタイルに取り入れたい知恵が満載です。

第5回は、「アーユルヴェーダ的妊娠のための土壌づくり」をテーマに、不妊治療に効果的な摂取すべきハーブや食べ物、セルフアビアンガ(オイルマッサージ)についてお聞きしました。

「シャタバリ」と「ムクナ」は 不妊症に効果が期待できる2大ハーブ

―連載の第4回では 妊娠を希望する女性へのディナチャリア (生活法)をお聞きしました。今回はプラスαで取り入れるべきハーブについて教えていただきたいです。

MOTOKOさん :以前の記事でも紹介させてもらった「シャタバリ」というハーブがおすすめです。それから「ムクナ」。この2つは不妊症の方にもぜひ飲んでみていただきたいです。

>>「シャタバリ」についての記事

更年期障害が緩和するハーブ&オイルって?

シャタバリもそうですが、ムクナは生殖系の浄化に効果があると言われています。栄養を与える以前に、まずは浄化。空腹時に粉末のもの5g程度の量を摂取してみてください。ちなみにムクナは、もだま工房の「ムクナ豆 パウダー」が一押しです。

―ぜひ試してみたいです! ほかに取り入れるべき食べ物などはありますか?

MOTOKOさん:不妊症の原因のひとつとして、性欲の喪失も挙げられます。私たち日本人は和食を主とした生活をしていますが、これは性的欲情を抑えてしまうんだとか。イタリアンやフレンチなど、肉肉しい食べ物を摂取すると高揚しませんか? 辛味・塩味・酸味のある食べ物が性的欲情を抑える一方、甘味・油性・作り立てや愛情のこもった料理は、心の興奮を引き起こす強精剤になるそう。

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橋本範子
女性誌を中心に手がける編集・ライター。趣味は深夜ラジオを聴くこと。小型船舶2級所持。