
夏を乗り切るアーユルヴェーダ 4つのアイデア
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、夏はピッタ=火の力が強くなると言われています。夏バテによる食欲不振や、冷房による手足の冷えなど、夏は何かとトラブルに見舞われがち。本格的な夏を迎えた今、きちんとケアすることでトラブル緩和につながります。5000年以上続く、アーユルヴェーダの叡智を味方につけて、夏を快適に過ごしませんか?
※2022年6月30日に掲載した記事です。
1. 消化力を下げる冷たいものを控える
気温も高く、体に熱が溜まりやすくなる夏は、氷の入った飲み物や、冷たい食物を欲しがち。でも、実際この時期は消化力が落ちる時期と言われています。アーユルヴェーダでは消化力は火のエネルギーとされており、火に水をかけると消えてしまうように、消化力もさらに衰えてしまいます。
お水はなるべく常温のものを選んだり、サラダや油分の多いお肉などではなく、火入れしてある消化に良い食事を心がけて、来る夏に向けて、強い消化力を維持できるように心がけましょう。
2. きゅうりやスイカなどクーリング作用のある食材を摂る
とは言え、体にこもった熱は、そのままにすると、夜中に急に目が覚めたり、イライラしたりと、火のエネルギーの過剰による弊害が起こる可能性も。
そこで活用したいのが、体内の熱を減らす、ハーブやスパイス、そして食材。
・ミント
・コリアンダー(パクチー)
・きゅうり
・スイカ
など。特にきゅうりやスイカは水分を多く含むので、日々の食事に取り入れると◎。
【おすすめレシピ】
コリアンダーウォーター
水500mlにコリアンダーシードを小さじ2杯入れで一晩置く。翌日、コリアンダーは茶漉しなどで取り除き、常温で飲む。お好みでミントを加えても爽やかな味わいに!
体の熱を取る他に、消化促進効果も期待できます。
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