VEDAの処方箋 連載 by 橋本範子

便秘の人はヴァータ性? 怒りやすい人はピッタ性? それぞれの頭痛の原因と対処法

ピッタ性頭痛はアルコールや辛いものの過剰摂取に注意

 

 

―ヴァータ性頭痛の具体的な対処法は、すごく参考になります! ピッタ性頭痛の傾向はどうですか?

 

MOTOKO:太陽が昇っている時間、10〜14時くらいがピークで痛みます。冬になると日の入りが早いので、少し前倒しにはなるでしょう。痛みというより“頭が張っているな”と感じる人が多いかもしれません。真夏に外出してサングラスや日傘を忘れた時や、水分をあまり摂っていない時に痛くなることもあります。だからサングラスは必須! 普段掛けない人が掛けてみると、すごくラクに感じられると思いますよ。ピッタがいちばん宿っているのが目でもあるんです。

 

また感情面でいうと、“感情を我慢しすぎている”“正義感が強すぎる”人にこのタイプが多いですね。弱みを見せず強がっていて、よく怒っている人。怒りのエネルギーがあらゆる行動の原動力ではあるけど、あまり怒りすぎるとピッタが悪化する原因に。ピッタが悪化することを、アーユルヴェーダでは“ピッタを汚す”ともいいます。

 

―ピッタ性頭痛の具体的な対処法は?

 

MOTOKO:冷やすことで、たちまちよくなります。冷却ジェルシート をおでこに貼るとかローズウォーターを頭にシュッとかけるとか。ただ物理的に冷やすより、体内に熱がこもってしまっているので食べ物で対処するのがいちばん!体の中を潤わせて冷ましてあげることです。よいものを取り入れることよりよくない ものをやめることが大切です。アルコールや辛いもの、発酵食品などはやめた方がいい食べ物です。

 

―日本人はピッタ性頭痛のタイプが多いんですよね。偏頭痛といわれるものの多くは、このパターンだとか。

 

MOTOKO:そうなんです。アーユルヴェーダの古典書に書かれた対処法もお伝えしますね。煮出したフェヌグリークにハチミツを混ぜて毎日服用するといいですよ。

フェネグリークはひとつまみ程度を水から煮出す。ハチミツは非加熱のものを、煮出したフェネグリークが40度以下に冷めてから加える。

 

―フェヌグリーク!? 初めて聞きました。

 

MOTOKO「カルディ」 などでも売られているので、手に入れやすいですよ。摂取することで頭痛もラクになり気分も落ち着きます。それからヘナを頭皮に塗るというのもぜひ試してみてください。冷やしてピッタの熱を下げる効果があります。

 

次回は、「カパとアーマ性の頭痛について」詳しく伺います!

 

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MOTOKOさん

 

ヒーラー/米国補完医療大学アーユルヴェーダ専門家 アーユルヴェーダをはじめとする東洋医学に精通し、スピリチュアルヒーリングを交えた独自のメソッドで、のべ数千人以上のセッションを行う。医療法人クリニックにてアーユルヴェーダセラピストとしての勤務やインド人医師のサポートを通じてたくさんの臨床経験を積んで独立。セラピスト歴は20年以上。サロン等へのアーユルヴェーダ導入、講師育成などにも携わる。シータヒーリング®最高峰の講師資格「サイエンス」取得。現在は講座や講演などを行う他、雑誌やYouTubeなどメディアの多領域で活動中。またホリスティックメディア『QUANTA』では、年間のリトリートプログラムやリトリートツアーでのプログラムなども提供中。

 

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橋本範子
女性誌を中心に手がける編集・ライター。趣味は深夜ラジオを聴くこと。小型船舶2級所持。