VEDAの処方箋 PMS/生理 連載 by 富田 暁子

更年期障害が緩和するハーブ&オイルって?

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダには、約5000年前からQOL(クオリティオブライフ)をあげるための方法が数多く言い伝えられています。

アーユルヴェーダ沼にハマり絶賛学びを深め中の編集長・富田が、アーユルヴェーダ専門家・MOTOKOさんに生理に関するお悩みにお答えいただいた第一弾に続き、今回は更年期に関するお悩みへのアプローチ法を伺いました。

更年期障害にはハーブの女王・シャタバリがおすすめ

富田:生理中の特に経血の多い3日間は髪を洗わない、消化にいいものを食べるなど、目から鱗なアーユルヴェーダのアイディアを「生理のお悩み編」では教えていただきましたが、更年期に関するお悩みに関して改善策はあるのでしょうか?

MOTOKOさん:更年期障害は、前回お伝えした、生理中どれだけ無理を積み重ねてきたかの結果なんです。

富田:では、更年期を健やかに過ごすためにも、「生理最初の3日間をどう過ごすか」は重要なんですね。では実際に今、更年期障害の症状がある人ができる対処法はありますか?

MOTOKOさん:シャタバリというハーブがおすすめです。

富田:どういった効能があるのでしょうか?

MOTOKOさん:ハーブの女王と呼ばれていて、女性系の悩み、または老化系の悩みがあったらとりあえずこれを飲んどけ、と言われています。更年期のほか、生理不順、PMS、経血過多、さらに男性の精子の減少、異常な疲れやすさの改善にもおすすめです。

なぜかというと、このハーブはそもそもの体力の底上げをしてくれるほか、女性だったら子宮、男性だったら精巣を浄化してくれる効能があると言われているからです。

富田:万能過ぎますね!

MOTOKOさん:おすすめは日本で唯一シャタバリを栽培している「もだま工房(※)」のシャタバリ粉末。アーユルヴェーダでは、何と一緒に摂るかで体のどこへ送られるかが変わると言われているんですが、これを3~6g、砂糖と一緒に温かい牛乳に溶いて飲むと女性器系と体力底上げ系を司る組織へ連れていってくれます。牛乳や砂糖が「ん?」という方は、これをお水に溶いて飲むでもOKです。

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富田 暁子
フェッムテックtv編集長/上智大学在学中より編集プロダクションに所属。その後出版社勤務を経て、フリーエディター&ライターとして独立。ファッション誌を中心に書籍、WEB媒体など幅広い分野の編集、ライティングに携わる。一方、ヨガとの出会いが転機となり、ヘルスケア、メンタルケアについて学ぶ。現代女性が抱える心と体の不調を緩和する手助をするべく、本サイト編集長に就任。YOGA VINYASA FLOW TT200/ヨガニドラガイド/アーユルヴェーダ・ヘルスアドバイザー。instagram:@akk_tmt