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生理前や生理中の症状は人それぞれ。だからこそ、みんながどのように過ごしているのが気になったりしますよね。そこで、少しでも快適にするために工夫している5名に、生理前と生理中の具体的な過ごし方を教えてもらいました。

【CASE1】使い捨てナプキン、タンポン、月経カップを使い分け

TIさん（38歳・アーティスト・未婚・パートナーあり）

生理周期：30日／生理期間：6日／使用している生理用品：布ナプキン、オーガニックの使い捨てナプキン、タンポン、月経カップ、生理用吸水パンティー

生理前　パートナーに生理前であることを伝える
「生理前はイライラしやすかったり、集中力が低下することがあるので、その症状を自覚したらパートナーにあらかじめ伝えるようにしています。揚げ物や辛い物を欲することもあり、そういう時は食べたいものを食べるなどして自分を満たしてあげます」

生理1日目　経血量に合わせて生理用品を使い分け
「生理が始めると身体は重くなりますが、頭の中はすっきりしています。私の場合、初日から3日目までは経血量が多いので、可能なら布ナプキンを使いたいですが、その日のファッションやスケジュールによって、使い捨てナプキン、タンポン、月経カップを使い分けています」

生理2＆3日目　引き続き経血量が多いが、ほぼ生理後と同じ過ごし方に戻る
「経血量が多い日なので1日目と同様、ファッションやスケジュールに合わせて生理用品を使い分けます。身体の重たさは生理後と同じ状態に近づいていくので、様子を見ながら日常的な過ごし方に戻していきます」

生理4日目以降　経血量が落ち着いたら修水ショーツに切り替え
「3日目以降は経血量も落ち着くため、吸水ショーツのみで過ごします。身体も落ち着いているので過ごし方はいつも通り」

【CASE2】自分を甘やかしてストレス減

Sさん（28歳・会社員・未婚・パートナーなし）

生理周期：決まっていない／生理期間：4日／使用している生理用品：ナプキン、タンポン、シンクロフィット

生理前　サウナに行って心身ともにリフレッシュ！
「イライラ、眠気、頭痛、食欲の増加、気分の落ち込みなどが起きます。特にメンタルの浮き沈みが気になるので、好きなサウナに行って気持ちを切り替えています」

生理1日目　経血量は少ないが、生理痛があるため痛み止めを服用
「経血量はおりものシートで問題ないくらいの少なさですが、お腹が痛くなることがあります。痛くなりそうな時は早めに痛み止めを服用しています」

生理2日目　昼は多い日用のナプキン、夜はタンポンで安心して過ごす
「2日目は経血量が一番多いです。日中は多い日用のナプキンを使い、夜は少しでも快適になるようにタンポンにしています。そして、好きなものを食べて早めに寝ます！」

生理3日目　引き続き、甘やかしデー！
「経血量は落ち着いてきますが、まだまだ本調子ではないので、ストレスをあまり感じないように食べたいものを食べて自分を甘やかして過ごします」

生理4日目以降　生理期間最終日はおりものシートで過ごす
「2～3日目で経血が落ち着くので、4日目はおりものシートのみで過ごします。生理もだいたい4日目で終わるので、身体も気持ちもいつも通りに。自分を甘やかすのは終わりです」

木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級／アロマ心理／公認フェムテックマイスター（TM）