お悩み相談室 連載 by 小嶋美樹

セックスの回数が少ないのが不満! 彼の性欲を高める方法とは?

「セックスの義務化」でますますレスになることも…

子供を望んでいるカップルが、女性の排卵日に合わせてセックスをしたいのに、男性がその日にその気になってくれないことでケンカが勃発する、なんて話もよく聞きます。

「それもよく聞くお悩みなのですが、私はセックスと生殖活動は別に考えたほうがいいのではないかと感じているんです。セックスはカップルがお互いに楽しむためにするものであって、『排卵日だから今日は絶対にする』と女性が考えていても、男性がその気になるとは限りませんよね。もちろん、男女逆のパターンもあり得るわけです」

セックスが義務になってしまったら、たしかに関係性も悪くなってしまいそうですよね。

「そうなんです。たとえば、妊娠を望むのであれば、男性の精子を女性の子宮内に直接注入する人工授精という医療手段もあるわけです。また、家庭で使える、男性の精液を女性の膣内に注入する器具なども今は容易に手に入ります。

「セックスカウンセリング外来」という手段も

それでもどうしても性欲の不一致が改善されず、悶々としてしまう場合にはどうしたらよいのでしょう?

「“今夜、セックスしたいことをなんとなく察して欲しい”“男性は女性が誘ったらその気になるのが普通でしょ?”などといった思い込みを捨て、パートナーと正直な気持ちを話し合ってみることが大切です。

ただ、センシティブな問題ゆえになかなか2人での話し合いが難しい場合には、セックスの悩みをカウンセラーや専門医が聞いてくれる『セックスカウンセリング外来』に足を運んでみることもひとつの手段です。そういった機関を2人で受診することで、解決の糸口がみつかることもあるかもしれませんよ」

>>カップルセラピーについての記事はこちら

セックスレスの問題から日常的なケンカまで、パートナー間の悩み解決するカップルセラピーという選択

池田裕美枝先生

いけだ・ゆみえ 京都大学医学部卒業。「市立舞鶴市民病院」「洛和会音羽病院」にて総合内科研修後、産婦人科に転向。現在は「二宮レディースクリニック」での産婦人科外来、「神戸市立医療センター中央市民病院」の女性外来、「京都大学医学部附属病院」の女性ヘルスケア外来を担当。また、SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス&ライツ)の勉強会や啓もう活動を行う一般社団法人SRHR Japanの代表も務める。

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小嶋美樹
編集者、ライター、ディレクター。大学卒業後、出版社に勤務し、女性誌や実用書・ビジネス書の編集、WEBディレクターなどを経て、2020年からフリーランスに。現在は主にインタビュー記事や女性のライフスタイル・子供の教育系記事の執筆、韓国エンターテインメント記事の編集・執筆など行う。趣味は旅行で、今一番欲しいものは子供たちと日本中を旅して回れるキャンピングカー。