セックスレスの問題から日常的なケンカまで、パートナー間の悩み解決するカップルセラピーという選択
セックスレスなどの性の問題や生活習慣の違いなど、パートナーの間で発生する課題はさまざま。解決に向けて話し合ってもケンカになって話が進まない、友達に相談しても分かってもらえない、そんなこともあると思います。
そんな時に第三者がいるとスムーズに解決できるかもしれません。その選択肢のひとつとなるのがカップルセラピー。カップルセラピーとは何か、どんなメリットがあるかなど、カップルセラピーを行う「COBEYA」代表の久保田華凛さん、そして、「COBEYA」の公認心理師である今井さいこさんにお話を伺いました。
INDEX
カップルセラピーは心と関係性のプロが解決へと導いてくれる
「カウンセリングにはさまざまな種類がありますが、カップルセラピーにおいても専門家としての資格を保有しているカウンセラーがお話を伺いながら、エビデンスに基づいた課題解決へのサポートを行います。
例えば、おふたりだけでコミュニケーションをとっていると、いつも同じパターンでつまずいたり、どちらが正しいか、どちらが悪いかという話にもなりがちです。それでは根本的な解決にはなりません。そういった時にカウンセラーという第三者がいることで、中立の立場でおふたりの課題を把握することができます。またカップルセラピーにおけるカウンセラーは、パートナー間の関係性を熟知した心の専門家です。おふたりの考え方のクセや関係性のパターンをいち早く発見して、解決へと導く糸口を提案します。そこがカップルセラピーを受ける利点のひとつだと考えています」（久保田華凛さん）
普段のコミュニケーションの取り方によって解決への道のりが変わる
「恋人同士でも、夫婦でも、生活習慣が異なるおふたりが時を共に過ごすということは、大なり小なりストレスに感じることはあります。はじめは小さなストレスだったものが、別離や離婚につながるケースも少なくありません。そうなる前に、課題解決のためにカップルセラピーを活用いただけます。
そして、課題解決にはおふたりのコミュニケーションの取り方が大切になります。
日頃からお互いを尊重しながら意見を交わせるおふたりの場合は、カップルセラピーを行うと解決への道のりが早い傾向にあります。
ただし、意見は伝えられるけれど、表現が感情的になってしまう場合や、我慢をしてしまってそもそも意見を伝えられていない場合は、効果的なコミュニケーションの取り方について学んでいくことが必要になります。不満に感じているポイントや何を伝えたいのかが明確では場合には、それらを適切に整理することも大切です」（今井さいこさん）
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出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級／アロマ心理／公認フェムテックマイスター（TM）
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