フェムテック/ケア by 木川誠子

症状に合わせた温活アイテム4選

冷えは、女性の健康課題をはじめ、健康を維持するうえで大敵です。1年を通して冷え対策は必要だけど、寒さが厳しくなる季節は入念に対策を講じたいところ。

そこで、鍼灸師・温活士である栗本夏帆さんに、冷えによる影響で現れやすい4つの症状に合わせた温活を教えてもらいました。あわせて、その対策にぴったりな温活アイテムも紹介します。

冷えは病気になる一歩手前、未病の領域

「東洋医学の考え方には“未病”という、病気になる前の段階の領域があり、冷えはこの未病に分類されると思います。

身体が冷えてしまうと血流の巡りが悪くなり滞るようになるため、必要な栄養が全身に行き渡りません。そのため、くすみや乾燥、シワなどの肌トラブルや、下半身のむくみ、肩コリ、腰痛、不眠などにつながります。さらには自律神経の乱れを引き起こすことから女性ホルモンのバランスも悪くなり、生理痛や生理不順などの女性の健康課題にも影響を及ぼします。

冷えはさまざまなトラブル、不調の要因になりますが、逆を言えば、解消することで嬉しい効果が得られやすくなります」(栗本夏帆さん・以下同)

身体を温めることで得られる嬉しい効果

・免疫が活性化

・代謝が向上

・疲労の解消

・良質の睡眠が得られる

・頭痛や肩コリの改善

・ホルモンバランスが整えられる

・生理痛や不妊症の改善

・冷え性や低体温の改善

・肌の透明感がアップ

・ダイエットしやすくなる

そこで今回は4つの症状をピックアップし、その症状に合わせた効果的な温活方法とアイテムをお届けします。

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)