PMS/生理 by 木川誠子

子宮頸がんだと診断されて「そうだよね……」と納得するほど、健康に無頓着だった

「私、死ぬんだ……」と思うくらい、頭が真っ白に

でも、「子宮頸がんです」と診断された時は、頭が真っ白になりました。正直、「終わった……。私、死ぬんだ……」と。

しかも、ちょうど有名人の方が乳がんで亡くなられたと、ニュースになっていた時。その方も先生から「病院に来てくださいね」と言われていたのに、すぐには行かず、半年後に検査したら末期だったっていう話を耳にしてたから、私も忙しいことを理由に病院を後回しにしていたから同じような状況になったんだって……

子宮頸がんだと診断される前は、「また来てね」と言われても指定された時期より遅くなってしまっていたし、「次に検査しようね」と言われてもあまり深く考えたことがなくて。本来は病院に行くことを優先するべきなんだけど、当時は仕事の空き時間ができたら行こうかなって感じでした。

でも、婦人科って診察時間が短くないですか!? だいたいが午前中は9001130でお昼休憩はやっていなくて、午後は14001730というところばかり。だから、「その時間には行けないんですけど!」って思ってました。

でも、今思えば、優先順位を上げてでも行くべきだなって思っています。今では婦人科以外のことでも、気になることがある時はすぐに病院には行くようになったけど、もし子宮頸がんになっていなかったら、今も「忙しいからまたにしよう」と思っていたんだろうな……って。子宮頸がんの初期段階で発覚したとはいえ、病院に行くことを後回しにしていたことをとても後悔しました。

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)