PMS/生理 by 木川誠子

子宮頸がんだと診断されて「そうだよね……」と納得するほど、健康に無頓着だった

子宮頸がんの検査と手術は今でも鮮明に覚えてる

子宮頸がんの検査は専用の道具で、子宮頸部という部分の組織をこすり取るから、そこまで痛みはないけど、それが何とも言えない気持ち悪さ。しかも、私の場合は「子宮頸がんの初期です」と診断された時に「一部を切ります」ということに。

発覚してから約2ヶ月後に該当部分を切る手術をしたのですが、ハサミみたいにチョキチョキって切っていくんです。本当にチョキチョキって。痛みとかは多分なかったと思うんですが、その感覚は鮮明に覚えてて、思い出すと今でも気持ち悪いなって思います。手術自体はそれ以外で気になることは特になく、入院も数日だったような……。不正出血はしばらくありましたが、無事に終わったことに安心しました。

最新のグラビア写真集『革命家』からの1ショット。

子宮頸がんと診断されて以降は、2ヶ月に1回のペースで婦人科検診に通っています。婦人科検診を受けるのに抵抗がある人もいるかもしれないですが、私はまったくないんです。それはグラビアの仕事も同じで、「グラビアに抵抗感はありましたか?」ってよく質問されるんですが、まったくない。

グラビアをしている子の中には、「はじめは恥ずかしかった」っていう話も聞くので、婦人科検診も恥ずかしいと思ったりする人がいるのかな。私は恥ずかしさよりも、生理の症状が重かったから「先生、早く診てください!」という気持ちのほうが大きかったし、今も「すべて診てください」という気持ちです(笑)。

2回は子宮頸がんと診断を受けてから変化した、健康への意識についてお話しいただきました。

くりえみ

千葉県出身。グラビアやSNSで注目を集めるほか、現在は会社経営者としても活動の幅を広げるなど、多方面で活躍。現在3rd写真集『革命家』(講談社)が絶賛発売中。

instagram:@kurita__emi

※写真は一部イメージです

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)