フェムテック/ケア by 木川誠子

奄美大島のウェルネスリゾートホテル『THE SCENE』でネイチャークレンズ体験!ウェルビーイングな生活習慣が身につく5つのヒント

日本国内のリゾート地である奄美大島の最南端に位置するウェルネスリゾート『THE SCENE』が提案する、心・身体・脳を浄化するネイチャークレンズな旅を体験。ウォーキングをすることが好きとはいえ、パソコンに向き合っている時間が多い筆者としては、自然のエネルギーを感じるいい機会に。プログラムを通して自然に触れ、地産地消の食事をいただくことで、ウェルビーイングな暮らしにつながるヒントを得てきました。

ヒント① デジタルに触れない時間が心にゆとりを生む

今回訪れたのは、奄美大島の最南端に位置する鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈。山と海が共存する自然豊かというより、自然しか存在していない場所でした。

携帯のキャリアによっては電波をキャッチしにくいということもあり、スマホを気にせず過ごせる時間が必然的にでき、それだけでも時間の使い方が変わります。

いつもなら朝起きて携帯をチェックしているところを、メールやSNSを見る代わりに景色を眺める。すると雄大な自然の中を歩いてみたい気持ちが湧いてきて、朝からウォーキングに出かけたりして「これが心の余裕か……」と、デジタルデトックスの効果を実感。

 
「えっ?!ここは日本ですか?」と思ったホノホシ海岸の広場。左側には海岸が広がっていました。

普段の生活エリアには奄美大島ほどの自然はないとしても、130分でも、1時間でも、スマホを持たずに近くの公演を散歩するなど、デジタルから離れ、少しでも自然に触れる時間を作ることが心を穏やかに保つことにつながります。公園で読書や日記を書くなど、アナログなことをしてみるのもいいですよね。

ヒント② 波や風など、ネイチャーサウンドが快眠へいざなう

宿泊した『THE SCENE』は全部屋がオーシャンビュー。構造上、窓を開けることはできなかったものの、BGMのように波の音が聞こえていました。さらには、風で揺れる木の音、朝には鳥のさえずり、夜にはカエルの鳴き声と、贅沢なまでのネイチャーサウンド。


ベッドに寝ころびながら眺められる景色。この日は雨が降っていたけど、海が青くてびっくり。奥に見えるのは加計呂麻島。

普段はK-POPや洋楽を聞きながら仕事をしていることが多いのですが、滞在中はお気に入りの音楽が聞きたいと思わないほど、ネイチャーサウンドに癒されました。そのおかげなのか夜はぐっすり眠ることができ、これは快眠につながる習慣!普段の生活に戻ってもネイチャーサウンドのプレイリストが寝る前のBGMとして活躍しそうです。

ヒント③ シチュエーションを変えて運動をしてみる

体験したのは、快眠へといざなうキャンドルヨガや就寝前のヘッドマッサージがつく快眠体質プラン。宿泊者が無料で参加できるサンライズヨガ、サンセットヨガも体験できました。

宿泊者が無料で受けられるサンセットヨガ。ヨガマットの貸し出しもあり、インストラクターが分かりやすく教えてくれるので初級者でも気軽に参加できます。

実はヨガは苦手で普段はやっていないのですが、今回のヨガプログラムを通して、時間やシチュエーションが異なることで、集中しやすい時間帯もあれば、その逆で散漫になりがちな時間帯もあったり……、同じポーズを取っていても感じ方が違うことに気が付きました。ヨガは自分にフォーカスする取り組みだからその違いがより明確に分かり、現状のマインドの整理につながると実感。

キャンドルヨガは夜空に星が広がっていて、とてもロマンチックでした。

時間やシチュエーションを変えてヨガをすることで、より今の自分を知ることにつながると感じたことから意図的に時間帯を変えて運動するのも有効的だと思いました。

ヒント④ 地元、季節の食材を意識する

THE SCENE』のメニューは地産地消の考えのもと、奄美大島産を筆頭に、鹿児島県産の食材が使われています。輸送時間が短いからこそ魚や野菜の鮮度が良く、素材の味を堪能することができました。輸送コストや使用する資源も抑えられるからSDGsの視点においても気持ちいい食事が楽しめます。同時に、旬の食材がメインとなっており、その時季に身体に必要な栄養素を豊富に含んでいるのも魅力。普段から心掛けていることではありますが、改めてその大切さを感じました。

(左上から時計回りに)1日目の夜は和食。島トマトの揚げ出し、赤むつの白滝蒸し、奄美産の黒鮪、カンパチ、イラブチ、夜光貝などの造里、鹿児島県黒牛ランプの炭火焼。

 

(左上から時計回りに)2日目のディナーはイタリアンでした。鹿児島産クエのカルパッチョ、薩摩たか海老とカラスミ 冷製カッペリーニ、鹿児島黒牛タンの鉄板焼きとグリーンアスパラのサラダ仕立て パルミジャーノ風味、奄美産イラブチノポワレ そら豆のスープ仕立て

地産地消と旬の食材は普段の食生活にも意識したいキーワード。意識的に産地チェックをして、選択できる時は住んでいるエリアに近いもの、季節にあった食材を選ぶことも自分を労わることにつながります。

ヒント⑤ 日常を離れて五感を解放する旅に出る

現代人は忙しいのが当たり前で、コロナ禍によって変化することも多く、常に思考していて脳内を休める時間が少ないですよね。だからこそ、時には日常から離れて過ごす時間を作ることも大切だと思います。奄美大島のような圧倒的な自然の中に身を置くことは非日常的で、心や身体、脳が穏やかになるのを感じました。また、その土地ならではの自然を感じるアクティビティを体験するのもマインドフルネスに。

ウミガメと一緒に泳げるシュノーケリング体験(オプション/60分¥8,800)もできます。

今回の宿泊先である『THE  SCENE』は、アクティビティやヨガ、リラクゼーションがすべてホテルのウェルネスプログラムとして体験できるのが魅力。だからこそ、思考しがちな日常を少しお休みして、健康のために五感を解放する場所へ出かけるのもウェルビーイングな暮らしにつながると感じる旅になりました。ここでの体験を通して得た5つのヒントを、普段の生活の中にも取り入れていきたいです。

 

取材協力/奄美大島リゾートホテルTHE SENSE amami sparesort

https://hotelthescene.com/

快眠体質プラン23

料金/1名様¥110,600空港までの送迎付き
食事/朝・昼・夕の3食付き
チェックイン/15001900
チェックアウト/1100

料金はオプション追加、時期により変動します
https://hotelthescene.com/plan/kaimin/

 

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)