by 木川誠子

男性が感じるやる気の低下、もしかして更年期症状かも。男性にも訪れる更年期の傾向とその対策

男性の更年期のセルフケア対策法

1.サッカーや野球、バスケなど、チームプレーによる運動

「男性ホルモンのケアには、適度な競い合いがあるほうがいいとされています。そして、運動の習慣化も大切なので、身体を動かしながら競い合うスポーツ、例えば、サッカーやバスケのゲーム、キャッチボールをするのもおすすめです。仲間や相手を意識しながら身体を動かし、さらには勝って楽しむことでテストステロンの分泌が起こると言われています。

加えて、性ホルモンの分泌指令を出す、脳にある視床下部にストレスを感じさせないことも重要。夜更かしをしない、疲れやストレスを溜めないといった生活習慣も意識してください」

2.会社や家庭での役割、打ち込める趣味を見つける

「テストステロンは社会性ホルモンとも呼ばれ、社会や家庭などのコミュニティの中で役割を担い、認められること、褒められることで分泌量が増えると言われています。定年後の男性に更年期症状が見られやすいのは、社会的な役割の喪失も絡んでいると考えられているため、社会的な活動や社会的な役割を持つことがテストステロンの維持には必要です。

会社でも、家庭でも役割を担い、定年後を見据えて、夢中になれる趣味を見つけておくことも有効的です」

辛いと感じたら我慢はしない!

「更年期の症状は約300あると言われるほど、個別性があります。まずは、男性にも更年期があることを知ることで、気持ちが軽くなることにもつながります。そして、すでに何かしらの症状があり、辛いと思っている場合は我慢しないでください。我慢することはもっともダメな対処法です。

まずはセルフチェックで更年期症状の有無を確認し、セルフケアを取り入れながら、必要に応じて専門機関を受診してください」

後藤友美さん

ごとう・ともみ 約20年に渡り、主に女性医療専門作業療法士として臨床に従事していた経験を活かし、性別に関わらず、“更年期・プレ更年期・アフター更年期世代の明日を創造”することをミッションに掲げた『SUSTAINABLEME』を設立。健康課題でキャリアや夢を諦めることがないよう、独自調査なども行い、個人と組織の両面からサポートするサービスを展開している。https://sustainableme.co.jp/

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)