フェムテック/ケア by 木川誠子

10月25日の日食は蠍座5ハウスで起こる! 自分の本質と向き合うための香りを選ぼう

1年に2回のサイクルで起こる日食。2022年の2回目となる日食は10月25日です。今回の日食の特徴、さらにはどんな変化が起こるのかを、占星術、タロット研究の知識を取り入れ、今の心の状態に寄り添う香りを提案している月詠み調香師のChiyoさんに教えてもらいました。日食以降は、自分の本質がより重要になってくるとのことで、そのサポートとなる香りアイテムも紹介します。

10月25日の日食は部分日食

「地球と月の公転によって、太陽と地球、月の位置関係は毎日変化しています。日食は、月が太陽を隠すように太陽と地球の間に入り、一直線に並んだ時に起こります。10月25日の日食は部分日食といって、太陽の一部が月に隠される現象です。ちなみに、今回の部分日食は日本では難しく、ヨーロッパ、アフリカ北部、中東、インドなどで観測できます。

日食はどの位置で起きているかが大切になります。この位置とは、占星術における天体の配置図であるホロスコープから見た位置のこと。10月25日の日食は蠍座5ハウスで起きます」(Chiyoさん・以下同)

蠍座の日食は自分の深い部分と繋がる

「蠍座が意味するのは、自分自身の深い部分と繋がること、家族や大切な人とのパートナーシップなど、人間関係がより深く変化していくタイミングということです。そのためには本当の自分をさらけ出すこと、本質的な自分を出していくことが必要になります。

例えば、仕事で社会的な立場の自分を顔だけを見ている人との関係では、その「求められる自分像」を演じ続けなくてはいけないことに苦しくなってきたり、自分らしいとはいえない状態で人間関係を続けていくことが嫌になってくる人が増加すると思います。

そして、5ハウスというのは、本能的な喜びに繋がるようなチョイスをしていくタイミングを意味します。香りで例えると、これまではかっこよく見られたいから色気のある香り、モテ香水と言われるような清潔感あるフローラルな香りと、目的に合わせて香りを身に付けることがあったかと思います。それが、寝る時間に香りをまとったり、リモートワークをしている時に気持ちを上げるためにひと拭きしたりと、自分のために香りを取り入れたいと思う機会が増えてくると思います」

自分を見つめ直し、再構築する時

「今回の日食で意識されることは、太陽(自己)が月(無意識)に瞬間的に飲み込まれることで、今までの自分の在り方を見直して、パートナーや家族、社会での人間関係をよりよい関わり方にしていくことです。人間関係を築くうえでは、相手がいるからこそ自分の本質が見えてくる部分があります。中でも10月25日の日食は、他者を通して自分の内側を出していくことが課題になってきます。

そしてこの日食では、センスや自分らしい表現を意味する金星が日食にピタリと重なるため、ファッションや美容においても、もっとディープな自分を表現すること、自分のアイデンティティを再認識することが大切に。香りはそのサポートをしてくれます」

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)