フェムテック/ケア by 木川誠子

風の時代は自分磨きが必須!キーワードは“ストレスのリリース”と“おでこのツヤ”

地球には大きな変革期があり、これまで数百年続いていた「地の時代」から、2020年の年末に「風の時代」に変わりました。数百年に一度の大きな変革期とあって、いたるところで風の時代が話題になっています。新しい時代の幕開けにはワクワクするものの、すでにさまざまな困難が起こっている中でどんな風に生きていくのがいいのでしょうか。それはフェムテックの考え方にも通じる、自分自身を大切にすることが第一歩になりそうです。

※2021年4月9日に掲載した記事です。

ストレスとの付き合い方を考える

 

心理オントロジー、スピリチュアルリーディングを中心としたオリジナル占術を使う占い師、流光七奈さんは、「ストレスをリリースしていくことが必要です」と教えてくれました。

「ストレスは万病のもと。例えばガン細胞は、身体の中に毎日できていますが、免疫がやっつけてくれています。でも3人に1人はガンになると言われているのは、免疫が弱ってしまいガン細胞をやっつけられなくなっているから。そして、免疫が弱る原因のひとつはストレスです」

ガンに限らず、仕事がハードだった時は生理周期が乱れたり、PMSの症状がひどかったり、女性ホルモンへの影響も懸念されます。

「私たちには、“胸腺”という胸の真ん中にある骨と心臓の上あたりに位置する臓器があります。解剖しなければ見ることができない臓器ではありますが、ストレスを感じると胸腺が委縮し、動かなくなります。胸腺の動きが悪くなると同時に免疫が下がってしまいます。これは科学的にも実証されていること。

我慢強い人ほど体調を崩しやすく、わがままに見える人ほどいつもはつらつとした印象があったりしませんか? それは、健康維持にはストレスが関係しているからです。

ただ、現代ではストレスを感じずに生きていくことは難しいため、上手に付き合っていく必要があります」

テーマは自分磨き

会社に勤めている人は、システムや人間関係にストレスを感じることがある一方で、安定した給与が受け取れることや組織に守られている安心感があるのも確か。だからこそ会社のために働くという構図が存在していましたが、その価値観は風の時代とともに変化し、これからは自分自身にフォーカスしていく時代です。

「風の時代に変わる前の地の時代では、フォーマットやシステムに価値がありました。だからこそ、会社員として規律の中で働くことがメリットになっていましたが、風の時代はカスタムしていくことが当たり前になります。これまでをフォーマットやシステムの中で自分らしさを消して過ごしていたとするならば、これからは世界にひとりだけの自分で存在していくことになります。

誰かが、何かが守ってくれることはなく、安定もないかもしれません。自分で選び、動いていく必要があるため、自分磨きがテーマのひとつになります」

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木川誠子
ライフオーガナイザー1級、アロマ心理の資格を保持。出版社勤務を経て2009年に独立。編集者・ライターとしての経験を活かし、ライフスタイルを仕立てる(tailor)を意味するライフスタイラーとして、美容や食など様々な角度からライフスタイルの情報を発信。ライフスタイルは感性や感覚、体験などで構築されて、ひとりひとり異なるもの。自分自身で感じた感覚を大切に、独自の体感や実感を取り入れながら、雑誌やWEBメディア、カタログなどでの執筆活動をはじめ、メーカーブランディングなども行う。また、姉妹で、完全予約制のプライベートショップ「KIRA CLOSET」を主宰し、ワークショップや食事会を企画、開催。食事会でのメニューはお手軽でありながら、さり気ないおもてなし感が特徴で、レシピは定期的にメディア掲載中。