膣ケアが女性ホルモンによる肌の揺らぎ対策に!

PMS症状の緩和が期待できるとして、骨盤底筋群を鍛える膣トレというワードを目にする機会が増えましたよね。中には、スキンケアやヘアケアと同じように、美容のひとつとして膣ケアを取り入れている人もいるのではないでしょうか。

実は膣ケアが、女性ホルモンの乱れや肌の揺らぎ対策になることを知っていましたか?なぜ膣ケアがゆらぎ対策になるのか、国家資格を保有し、鍼灸師として活動しながら、「膣サロン」を設立し、勉強会や啓もう活動も行っている栗本夏帆先生に伺ってみました。

膣トレと膣ケアの違いは?

「ダイエットにもなるとして話題になっている膣トレは、骨盤の底にある骨盤底筋群と呼ばれる筋肉を鍛えることをいいます。この骨盤底筋群は子宮を支えているので、ここの筋力が低下してしまうと子宮脱という、膣外に子宮が出てしまう可能性があります。

また、尿漏れに悩んでいる方は、もしかしたら骨盤底筋群の筋力低下が原因になっている場合もあります。筋力がないことで代謝も低下するなど、さまざまな不調を引き起こしてしまいますので、予防・対策として膣トレは大切なことであり、膣ケアのひとつといえます」

膣ケアはトラブルを起こさないために行うこと

膣ケアとは、これからかかる可能性のある病気やトラブルを防いでいくことが目的だと栗本先生は話します。

「普段、鍼灸師として働いていますが、鍼灸には未病治(みびょうち)と言われる、病気になってしまう前に対策をして健康状態を維持するという考え方があります。

例えば、ぎっくり腰になってから当院に来る方が多いのですが、本来はぎっくり腰にならないように身体を整えておくことが大切。どこも悪くなくても鍼灸に通うことが未病治という考え方に基づくアクションになります。

未病治は、膣ケアにも共通しています。子宮や卵巣の病気、膣やデリケートゾーンの乾燥など、何か気になることがあるから行動を起こすのではなく、常にケアをしておくことが一番の理想だと考えています」

膣についてきちんと知る

膣ケアというフレーズを聞いただけでも恥ずかしさや抵抗感がある人もいると思います。セクシャルなことを印象付ける言葉でもありますし、これまでは大っぴらに話してはいけないものという風潮がブレーキをかけていたのかもしれません。

「イメージ先行ではなく、膣についてきちんと知ることで恥ずかしさや抵抗感は薄まると思います。

例えば、膣から指を入れると子宮を触ることができます。臓器の中でも直接触ることができるのは子宮だけ。膣サロンでこの話をすると驚かれます。女性にとって子宮は身近にある臓器ではありますが、意外と知らない事実も多いですよね。知らなかった知識を得ると、これまでの見え方や意識が変わるきっかけになります」

肌荒れも膣ケアで改善する

あまり知られていないことがもうひとつ。それは、膣ケアが肌荒れを改善することです。肌が乾燥していると思ったら保湿を入念にしたり、吹き出物ができたら食事や生活習慣を見直したりと、対策を行いますよね。女性ホルモンの観点で考えると膣ケアが有効的だそうです。

「肌や髪の毛の状態も女性ホルモンが影響しています。卵巣から脳に伝達されて女性ホルモンの分泌指令が出されます。例えば、肌が乾燥していたらシワができるなどトラブルが起こりますよね。それと同じように、膣やデリケートゾーンが乾燥すると指令系統のバランスが崩れてしまい、女性ホルモンが分泌されにくくなります。その結果、肌や髪にトラブルが起きてしまうのです」

初級編としておすすめの膣ケア

VIOを脱毛する

「デリケートゾーンをケアがしやすくなるというメリットあります。きちんと洗っていると思っていても意外と便がついてしまっていたり、汚れが残っていることもあるため、デリケートゾーンを清潔に保つという意味でもおすすめです。抵抗がある方は、IOラインから始めてみてください」

デリケートゾーン専用ソープで洗う

「膣やデリケートゾーンは粘膜です。目や鼻にボディソープが入ると痛いように、膣やデリケートゾーンにも刺激が強すぎるため、専用のソープを用いて洗浄してください。ゴシゴシ洗わず、指の腹を使いながら優しく丁寧に行いましょう」

デリケートゾーン専用の保湿剤で保湿する

「洗浄した後は保湿も忘れず。タオルドライはせず、デリケートゾーン専用のクリームを手に取り、乳化させながら塗布するのがおすすめです。膣の中に指を入れて膣壁も保湿するように心掛けてください」

膣ケアもスキンケアのひとつ

肌や髪の毛がいい状態になると聞くと、膣ケアに対するハードルが低くなりますよね。スキンケア、ヘアケアと同じように膣ケアを始めてみてください。

グラン治療院の統括院長。鍼灸師として活動しながら、「一般社団法人 日本温活協会」の温活士としても活躍。女性限定の膣サロンを立ち上げるなど、勉強会や啓もう活動にも励んでいる。https://biyoshinkyu.net/

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