フェムテック/ケア by 木川誠子

VIO脱毛の必要性とは? 感度が高い人が取り入れている3つの理由

近年、フェムテックの流れが拡大する中で、VIO脱毛への関心も高まっています。「興味はあるけど恥ずかしくてできない」「デリケートな場所だし、脱毛で刺激を与えないほうがいいのでは?」と、気になることがあるのも確か。そのいろいろな疑問を、国家資格を保有する鍼灸師であると同時に、膣サロンを設立し、啓もう活動を行っている栗本夏帆先生に聞いてみました。

※2021年6月2日掲載した記事です。

VIO脱毛は清潔さを保つため

VIOは経皮吸収が一番高いので、トラブルが起きやすい部位です。そのため常に清潔な状態を保つことが大切ではありますが、毛があると尿や便が付き、それが蒸れやニオイの原因になります。

また、トイレットペーパーで拭く際もゴシゴシとこすってしまい、かぶれを引き起こすこともあります。これらは脱毛をすることで回避しやすいことなんです」

大切な部位だからこそケアをする

トラブルを起こさないためにも清潔さが大切ではありますが、必要だから毛が生えていると考えている人もいるように感じます。

「確かに、そういった声を聞くことはあります。でも、腕や脚、同じくデリケートな場所であるワキの毛は脱毛している人が多いですよね。毛が生えているという意味では同じだと思いますが、なぜ、VIOに生えている毛は必要だと感じるのか。それは、ある種の刷り込みとも言えるかもしれません。

大切な部分だから触ってはダメ、見てはダメと言われたことがある人や、どうすればいいのか分からないから何もしていないという人もいると思います。中には、恥ずかしいからできないという人も。

デリケートゾーンは大切な部位だと思っている人は多いのに、ケアすることには消極的。大切だからこそケアをしましょう。VIO脱毛は、取り入れやすいケアのひとつです」

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)