by 木川誠子

薬局での試験販売がスタート!アフターピル(緊急避妊薬)について、今知っておきたいこと<医師監修>

薬局で購入するための流れ

 

ステップ1 試験販売の研究についてきちんと理解する

試験販売のために用意された説明文書や同意書などを必ず読む必要があります。

 

ステップ2 薬局に電話をして事前相談する

全国145ヶ所の薬局のみで販売されているため、アフターピルが売り切れていないか、販売価格、購入に行く時間などを確認しておきましょう。

 

※取り扱いのある薬局は厚生労働省が公開しているリストで確認できます。

https://www.pharmacy-ec-trial.jp/

 

ステップ3 持ち物をチェックする

□本人確認のための公的身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証、パスポート、健康保険証など)

※16~17歳の場合は、保護者の同伴と公的身分証明書(同上)が必要。

□スマートフォン、メールアドレス

 ※研究参加の同意とアンケート記入のため。

□アフターピル購入費用。場合によっては妊娠検査薬の購入費用

□(ある場合は)お薬手帳

 

ステップ4 薬局で薬剤師と面談する

研究参加に同意を行ったうえで(この時にスマートフォンとメールアドレスが必要)、事前質問票に記入。そのうえで薬剤師と面談をし、購入可能かどうかの確認を受けることになります。

 

※妊娠の可能性がある場合は妊娠検査薬の使用をすすめられる場合がある。

※身体の状態などから医学・薬学上の理由で購入不可となった場合、薬局が連携する産婦人科への受診をすすめられるなどの対応がある。

 

ステップ5 購入可能となった場合、服用についての説明を受ける

アフターピルについての説明を受け、服用することに同意をしたうえで購入。その後、薬剤師が確認できる状態で服用を行います。3週間後に産婦人科への受診など、服用後に行うべきことについて薬剤師から説明を受けます。

 

ステップ6 1回目のアンケート

購入した薬局内で提示されたバーコードを読み取り、アンケートに回答する必要があります。

 

ステップ7 2回目のアンケート

アフターピルを服用してから3~5週間後に、登録したメールアドレスにアンケート依頼が届きます。案内に沿って2回目のアンケートに回答します。

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)