フェムテック/ケア by 木川誠子

はじめてでも安心! クレアージュ東京で子宮頸がん検診のステップをレポート〈医師監修〉

STEP3 内診

続いて、子宮や卵巣の大きさや形状の確認をしていきます。クスコ腟鏡は外して腟内に指を入れてもう一方の手でお腹を押さえながら、子宮や卵巣を挟むように行われます。子宮頸がん検診でしか経験することがないことなので、違和感を覚える場合があるかもしれませんが、特に痛みを感じることはないと思います。気になることがあったら、その場で医師に伝えましょう。

STEP4 細胞診

先端がブラシ状になっており、細胞を絡め取るイメージです。

頸部頸管細胞採取ブラシという専用のアイテムを用いて、子宮頸部を優しくこすることで表面の細胞を採取。採取にかかる時間は1分程度と短く、痛みを感じることはほとんどありません。

STEP5 検診結果 

採取された細胞は専門の技師と医師によって調べられ、約10日~2週間後に結果を聞きに行く、または郵送などで届きます。結果の通知方法は病院やクリニックによって異なりますので確認しておきましょう。

子宮頸がん検診の際に経腟(けいちつ)超音波検査を受けることも可能です。子宮筋腫や子宮内膜症などをより精度の高い形で調べることができます。検診で訪れる病院やクリニックの設備にもよりますが、希望する場合は担当医に相談してみてください。

『クレアージュ東京 レディースドッククリニック』のオリジナル<レディースドック・YOU健診(子宮・卵巣、大腸、乳房の検査)プラン(※)>では、あらかじめ経腟超音波検査が含まれています。内診台横のモニターを見ながら医師の説明を聞くことができます。

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)