フェムテック/ケア by 木川誠子

婦人科検診のハードルを下げる4つのTIPS

定期的な婦人科検診が大切だと分かっていても、「診察台にあがるのが恥ずかしい」「忙しくて病院やクリニックに行く時間がない」「タイミングよく予約が取れない」など、検診に対して、心理的、物理的なハードルを感じることもあると思います。そこで、婦人科検診へのさまざまなハードルを緩和してくれるアイテムやサービスをリサーチしました。

完全女性専用のクリニック『クレアージュ東京 レディースドッククリニック』

婦人科に限らず、病院は「行きたくない場所」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。確かに、医療機関に行く際は緊張することもありますよね。『クレアージュ東京 レディースドッククリニック』は、その緊張感を少しでも和らげられるような環境作りを行っているクリニックです。

大きな特徴は、受診者だけではなく、働く医師も、スタッフもすべて女性という点。働く人たちも含めて完全に女性専用というのは、心理的なハードルを緩和につながります。また、ホテルのような空間もリラックスして過ごせる工夫。

そして、診察過程でも不安や緊張などを緩和する工夫がありました。例えば、検査前の問診では、「何をされるのかわからない……」ということがないように、検査内容を丁寧に説明。検査中も検査台から見やすいところにモニターを用意し、確認したいことがないかなど、声をかけながら寄り添ってくれるなど、コミュニケーションを大切にしています。

クレアージュ東京 レディースドッククリニック
東京都千代田区有楽町1-7-1
有楽町電気ビル北館17階
0120-815-835(8:30~16:00)※日・月は除く
※完全予約制
https://www.creage.or.jp/

仕事や家事の隙間時間で受診できる『ルナルナ オンライン診療』

例えば、定期的にピルを服用している場合、薬を受け取るための診察自体は数分で終わっても、移動や待ち時間のほうが長いということもあります。また、時間がある時にタイミングよく予約が取れないことも。物理的な理由で婦人科検診へのハードルを感じている場合は、オンライン診療という選択肢があります。

生理管理アプリでおなじみの『ルナルナ』と、一部の機能が連携しているのが『ルナルナ オンライン診療』。対面診療と遠隔診療・オンライン診療を適切に組み合わせて、かかりつけ医による日常的な健康指導・疾病管理を行うという考えから、サービスの開発が始まったそうです。

『ルナルナ オンライン診療』は、仕事や家事の隙間時間に受診ができ、薬の処方がある場合は、薬または処方箋が最短で翌日に自宅へ届きます。また、院内で風邪などの他の病気に感染してしまうリスクを防ぐこともできるため、その心配が軽減するのも嬉しいですよね。

ただし、実際に診察してみないと分からないこともあるため、状況に合わせて対面診療とオンライン診療・相談を組み合わせて活用するのがおすすめです。

ルナルナ オンライン診療
問い合わせ inquiry@caradamedica.co.jp

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)