フェムテック/ケア by 木川誠子

婦人科検診のハードルを下げる4つのTIPS

診察台に上がる恥ずかしさや不安感の軽減につながる『婦人科検診ズボン Inumaki』

子宮頸がんなどの検査をする際は、下半身に何も身に付けていない状態で診察台に座り、足を広げることになります。そのことに恥ずかしさや抵抗感がある人は婦人科検診ズボンが、その心理的ハードルを下げてくれるかもしれません。

『婦人科検診ズボン Inumaki』は、開発者である姉妹が、婦人科検診を受ける際に不安感や羞恥心があり、「診察の時に着用できるズボンがあればいいな」という想いから誕生しました。

股の部分に穴が開いているデザインのため、診察時に履き替えることで着用したまま診察を受けることができます。診察に必要ではないお尻まわりや太ももは隠れている状態なので、恥ずかしさや不安感の軽減につながります。

ウエスト部分は左右に開くデザインで、自分の体型に合わせて調整が可能。ボタンや金具などの装飾がなく、オーガニックコットン100%の心地いい肌触りも、安心材料になりそうです。

婦人科検診ズボンInumaki ¥5,500
問い合わせ info@inu-maki.jp
オンラインショップ https://fujinkakenshinzubon.com/

服を着たまま乳がん検診ができる『無痛MRI乳がん検診 ドゥイブス・サーチ』

婦人科検診のひとつである乳がん検診は、マンモグラフィー、エコー検査ともにバストをあらわにした状態で行われます。特にマンモグラフィーは、乳房を挟んで撮影を行うため、痛みがあったり、恥ずかしさもあったり……。

乳がん検診のそんな心理的ハードルを緩和してくれる検査方法が『無痛MRI乳がん検診 ドゥイブス・サーチ』です。服を着たままで検査を行うことができるのですが、実は世界ではじめての発明なんだとか。

さらに、検査結果の報告にも受診者が不安に感じる部分があると考え、しこりや違和感など、特に気になる部分の診断は丁寧に行い、詳細なレポートを作成してくれるのも特徴のひとつ。

『無痛MRI乳がん検診 ドゥイブス・サーチ』は保険診療ではなく、任意型の検査方法になりますが、従来の検査方法に対して抵抗感が強いという場合は、調べてみるのもおすすめです。

無痛MRI乳がん検診 ドゥイブス・サーチ
検査についてのお問い合わせは、受診希望施設へ。
https://www.dwibs-search.com/clinic-index/

サービスやアイテムの活用で婦人科検診は楽になる

婦人科検診に対して、どのように感じるかは人それぞれ。もし、心理的、物理的にハードルを感じている場合は、その対策を知ることで和らぐかもしれません。サービスやアイテムを上手に活用して、安心して婦人科検診を受けてくださいね。

 

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)