フェムテック/ケア みんなのリアル by 木川誠子

手軽にセルフチェック! ホルモン検査サービス『canvas』体験レポート

スムーズな採血には身体を温めることとリラックスが大切

同封されている『検査のてびき』やLINEで案内される通りに進めていけば、想像していたよりは簡単に採血ができました。

採血する際は1mm以下の針が付いたランセットを指先に刺します。ランセットを使うのは初めてでしたが、スムーズに行えてひと安心。チクッとする程度の痛みはありますので、針が苦手、痛みに弱い場合は好きな香りを焚くなどしてリラックスできる状態で行うことをおすすめします。

ただ、指先をろ紙に付けて吸い込ませるのはNGなので、必要量の血液をスムーズに確保するために身体を温めておくのがいいと思います。軽く運動をするか、お風呂に入るのもいいみたいです。筆者は、ストレッチとスクワット30回ほどしてから行ったのですが、問題なく必要量を採血できました。

採血後のオンラインカウンセリングを忘れずに!

採血後は、LINEの案内に沿ってカウンセリングを行います。月経の状態、PMSなどの気になる症状についてなどの項目に回答すると、確認番号が発行されます。この確認番号は同封されていた返信用封筒に記入する必要があり、番号がないと結果が出てこないので要注意。

ろ紙にキットIDのバーコードシールを貼ったり、返信用封筒に確認番号を記入したりと、何かと必要な作業があります。記入漏れなどをしないためにも、採血前に準備できることはしておいたほうが安心。

そして、約1時間かけて乾燥させた2枚のろ紙は、1枚ずつパウチ袋に入れます。使用済み・未使用のランセットと一緒に、返信用の封筒に入れてポスト投函。

返送後は、随時LINEにお知らせが届くので、「ちゃんと届いたかな」「結果がいつ来るのかな」という心配がないのも安心につながりました。

ホルモン検査は、セルフキット以外にも、病院やクリニックでも行うことができ、保険適用になる検査項目もあります。気になる場合は金額面や検査項目などをきちんとリサーチし、自分が求めることなども踏まえて総合的に判断して選択することが大切だと思います。

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)