フェムコト 連載 by 橋本範子

“いつか”したいことを“今”行動に移したら、新しい世界が広がった タレント・IMALUさん|前編

地方で働く女性、都心で働く女性、子育てをしながら働く女性、さまざまなライフスタイルを送る女性たちを取り上げ、女性の健康課題や社会課題について考える対談コンテンツ『フェムコト』。

今回対談させていただいたのは、タレントとしてテレビやラジオで活躍するIMALUさん。「想像以上に反響をいただいた」という東京と奄美大島のニ拠点生活のことを始め、それにより変化した体や心のことなどをお話しさせていただきました。前編では、初めての二拠点生活について気になることを詳しくお聞きします。

IMALUさんの3つのルールー

RULE1.シンプルに生きる

RULE2.“いつかではなく行動

RULE3.自分が気持ちいいと思うことをする

〈Profile〉

タレント・IMALUさん
いまる 1989年9月19日生まれ、東京都出身。A型。趣味は音楽、映画鑑賞、旅行。高校時代は、カナダへ語学留学した経験も。体や性の悩み、対人関係や恋愛などについての疑問をディスカッションするPodcast番組『ハダカベヤ』、セルフプレジャーや生理などフェムテックに関してトークするParaviオリジナルバラエティー番組『ハダカノココロ』も配信中。

instagram:@imalu_0919

「ここに住んじゃえ!」直感による決断に間違いはなかった

フェムテックtv:コロナ禍の影響もあってか、ニ拠点生活を始める人が増えているなと感じます。IMALUさんの二拠点生活に対して、周囲の反響などはいかがでしたか?

IMALUさん:自分が思っていた以上にSNSのコメントやLINEでメッセージなど反応をいただいて、正直ビックリしました。変な話「二拠点生活します」と言っただけで、Instagramのフォロワー数も2万人増えました(笑)。一番言われたのは「うらやましい」で、なぜか「おめでとう」という声も多かったです。

奄美の海でシュノーケル中

フェムテックtv:「うらやましい」という気持ちは、非常によくわかります。IMALUさんは、いつ頃から二拠点生活を考えていたんですか?

IMALUさん:海の近くの物件を探し始めたのは、2019年頃。コロナ禍になる前から、いつか海の近くに住みたいなとは思っていたんです。熱海や鎌倉などの物件を見ていました。その時は、どこかで東京を離れる怖さがあったので、仕事が入ったらすぐに電車や車で東京に行ける距離感の場所で考えていたんです。ただプライベートで訪れた奄美大島の海が、圧倒的にキレイで。思い切ってここに住んじゃえ! と直感的に決めました。コロナ禍というのも大きかったですね。リモートワークが当たり前になってきた今の時代だからこそ、できるかなと思いました。「『いつかいつか』と言ってると、時間だけが過ぎてしまいますからね。

フェムテックtv:いざ二拠点生活に踏み切ったわけですが、実際に始めてみていかがですか?

奄美から20分ほど船で行ける加計呂麻島にて泳ぐ、愛犬バルー

IMALUさん:すごく楽しいですよ。東京から離れたことがなかったので、新しい挑戦ではありましたが。海沿いに住むこと自体も始めてだったので、湿気の強烈さには驚きました。洗濯物は全然乾かないし、一部屋に一つ除湿機がないといろんなものがカビちゃう。塩とかもちょっと置いておくとカッチカチ! 湿気取りを使うとか、毎日の家の中のケアが変わりました。

あと、こっちはご近所付き合いも大事なんですよね。何も用がないのに定期的に近所の人がやってきて、カニをくれたり鹿児島なので豚肉をくれたり。家で完全に無防備のときでもやってくるので最初は驚いてたけど、受け入れるしかない(笑)。これが生活の一部で、当たり前にある日常なんです。

フェムテックtv:現在、東京と奄美大島で過ごす頻度は、それぞれどれくらいですか?

IMALUさん:月2回東京に来て、大体1週間くらい過ごしています。東京の家は引き払ってるので奄美大島が拠点だけど、(東京と奄美大島で)過ごす時間は本当に半々くらいですね。マネージャーさんは大変だと思うけど、上手く調整してもらってます。

フェムテックtv:てっきり東京にも拠点があるのかと思っていました!

スタイリストさんに用意いただいた、収録の衣装

IMALUさん:お金に余裕があればそうしたいんですけどね。実家に甘えてます。久々に実家で過ごしてるので、それはそれでストレスもありますが(笑)。ウチの母親があんまり家に物を置いておきたくない人なので、その辺にポンと何かを置いておくと、次の日にはなくなってることが。だから「ブラックホールハウス」って呼んでます。散らかせないストレスはありますね(笑)。

フェムテックtv:実家に甘えることで、経済的負担は軽減されますよね。奄美大島ではどのように過ごされていますか?

IMALUさん:まずは奄美大島を知ることが大事だなと思っていて。いつでもみなさんに紹介できるようにしておこうと思い、いろんな場所に行ってます。リモートの仕事がない日は「今日はこのビーチに行ってみよう」「通りがかりのお店に入ってみよう」とか。あとは家が未完成な部分があるので、家に必要なものを買いに行ってますね。

自炊して散歩して欲しいのはヒールの靴より水着!

フェムテックtv1日のタイムスケジュールはどのような感じですか?

IMALUさん:朝起きてゆっくりして犬の散歩をしたら、ランチを食べてから散策。夕方くらいに帰ってきたら、17時くらいにはお酒を飲み始めます。東京で暮らしてたときの「飲みにこない?」って言う誘惑がなくなったけど、お酒が好きなので毎日飲んじゃうんですよ。ただ外だとずっと飲んじゃうので、そういうことはなくなりましたね(笑)。

外食の回数も減りました。スーパーのお刺身とかでも美味しいんですよ。豚肉も美味しいし。東京にいるときより、料理もするようになりました。カニやタコをもらうこともあるので、カニの味噌汁の作り方やタコの茹で方を調べて作ってます。新たに知ることも多いですね。あと、東京にいる頃からサップをしに神奈川とかに行くこともあったのですが、こっちに越してきて、初めて自分のサップボードを買ったので海で犬とサップをすることもあります。

奄美にきて購入したサップボードで移動中

フェムテックtv:新たな発見と共に、いろいろ変化があるんですね。

IMALUさん:奄美大島に来てすぐに、アウターをカビさせちゃって。いい洋服をキープするのは難しいかなと思ってます。ヒールの靴を持っていても、履くことがない。ビーサンで十分。10月でも半袖短パンで過ごしてたくらいですから。服より水着が欲しい! みたいな。髪の毛も海風で傷んでしまうし、頑張ってセットしても一瞬で崩れてしまうので、短く切っちゃいました。そういう意識も変わりましたね。

奄美の名物スーパー・ビッグツーでお買い物中

仕事中心の日々から考える余裕のある日々に変化

フェムテックtv:生活に変化が生まれたことで、心に変化はありましたか?

IMALUさん:メンタル的にはすごく変わったと思います。早寝早起きになったり余計な場所へ行かなかったり、シンプルなライフスタイルになったことで、あまり余計なことを考えないようになりました。少し心に余裕ができた気がします。海の音を聞いて過ごす日々は、本当にストレスフリー。オンとオフのバランスが、よく取れてるなと感じます。

芸能界のお仕事って、すごく不安定。来月仕事が何件くるかわからない。二拠点生活を宣言することで、東京の仕事が無くなったらどうしようとも考えました。

奄美大島でレギュラーの仕事があるわけでもないし、ずっと東京にいないとなると稼働率も低くなりますからね。ただ、自分が動いたら周りも動いていく。それを信じて行動しました。実際に動いたら、新しい出会いがそこで生まれる。こうして取材してもらう機会も増えました。決断してよかったなと、本当に思います。

とりあえず仕事、仕事、仕事! の日々から今、自分に何ができるか” “将来、何ができるかなと考える時間をゆっくりもらえてると感じます。

後編では、二拠点生活による体の変化や関心の高いフェムテックについてお話を伺います。

photographer Yoshitake Hamanaka

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橋本範子
女性誌を中心に手がける編集・ライター。趣味は深夜ラジオを聴くこと。小型船舶2級所持。