満点です
Perfect!
ホント
個人差はありますが、一般的に男性の肌は、女性の肌より約25%厚く、コラーゲンの密度も高いのだそうです。また、皮脂の分泌量も女性の2〜3倍。一方、水分量に関しては、男性は女性の30〜50%で、水分蒸散量も2倍以上。男性の肌は女性に比べ、べたつきやすいのに乾きやすいと言えます。
ホント
女性の場合、月経や出産により血液を喪失したり、妊娠や授乳期に鉄の必要量が多くなるなど、貧血になりやすい条件が多いことが理由。気になる人は、レバーやほうれん草を積極的に摂るなど、鉄分不足を補えるような食生活を心がけましょう。
ウソ
体内にある臓器である子宮の温度が、手足が冷えたくらいで下がることはまずありません。東洋医学では「冷え」は万病の源と考えられていて、実際に体温が低いということではなく、自覚症状として身体の芯が冷えている、しびれのような冷えの感覚があること。これにより、血の巡りなどが悪くなり不調を招く可能性があるといわれています。「子宮を冷やすとよくない」などといわれるのは、東洋医学の影響のようで、実際に温度が下がることではないということです。
ホント
食の感度は性差ではなく個人差ですが、ひとつ言えることは、通常、女性は男性よりも味蕾(味覚器官)を多く持っているということ。さらに、匂いの分子を処理する脳組織・嗅球に、男性よりも50個多いニューロン(細胞)を持っています。
ホント
体熱を作り出すのは、筋肉です。ですから筋肉量が少ないということは、カラダが冷えやすくなりがちです。男性の筋肉量は体重の約48%、女性の筋肉量は約36%なので、女性の方が冷えやすい、寒がりと言えるでしょう。
ウソ
女性は男性の2倍ほど、うつ病になりやすい傾向があると言われています。その理由として、思春期や更年期におけるカラダの変化、妊娠・出産・育児なども影響していると考えられます。また、パニック障害の患者も女性は男性の2倍ほど。明確な理由はまだわかっていませんが、生理前や更年期にパニック発作が起きやすいということから、女性ホルモンが何らかの形で関与している可能性もあるのかもしれません。
ウソ
男女とも持っているホルモンは一緒です。違うのはその比率。男性は男性ホルモンを、女性は女性ホルモンを多く持っています。社会で活躍する女性は男性ホルモン値が高くなる傾向にあるそうで、男性ホルモンであるテストステロンは、社会性ホルモンとも呼ばれ、誠実で交渉力が高い人は分泌量が多いと言われています。
ウソ
増やすことはできません。HRT(治療)を行えば、急激に減少したエストロゲンは補うことは可能です。実際に更年期障害の治療などで用いることもあります。市販のサプリメントなどで簡単に女性ホルモンを増やすことは難しいでしょう。年齢とともに減少していく女性ホルモンですが、若くてもストレスなどで分泌が低下することがあると言われています。
ホント
女性は、既に約200万個の卵子を持って生まれて来ると言われています。正確には妊娠20週あたりの胎児の頃に一番多くの卵子を持っていて、その数は約700万個。その後胎内で卵子は消え、生まれてくる時には約200万個、思春期には20〜30万個、閉経時にはゼロに近づき、年齢とともに減少していきます。
ホント
女性ホルモンの変化によって、痩せやすい時期と痩せにくい時期があります。痩せやすいのは、生理後7〜10日間。その後の排卵後~生理までは、カラダが水分をため込もうとする時期なので、痩せにくい時期となります。
ウソ
以前は、生理中はカラダを休めた方がいいと言われていましたが、最近では、運動することで生理中の不調を和らげる効果もあると言われるようになってきています。定期的な運動がホルモンに良い影響を与え、ストレスの解消にもつながるそうです。激しい運動(アスリートレベル)を繰り返すことは、生理中かどうかに関わらず、女性ホルモンのバランスを崩すため避けた方が良いですね。
ウソ
生理痛は我慢するものと考えるのは間違いです。生活に影響があるほど痛みがひどい場合など、月経困難症の疑いや子宮内膜症などの病気が隠れていることもあります。産婦人科、婦人科クリニックなど専門医へ相談しましょう。
ホント
タンポンは便利ですが、長時間入れたままにすると、雑菌が繁殖しやすくなります。タンポンを入れたことを忘れ数日放置したことで、細菌が発する毒素がカラダを巡り感染症をひき起こし、多臓器不全を起こしたという症例もあります。1日に数回は新しいものに変え、寝るときはナプキンなどを使用するのが良いでしょう。
ウソ
コンドームをしても妊娠することはあります。正しい付け方でなかったり、うまく装着できていない、サイズがあっていない、破損・劣化している場合もあります。コンドームを使用したからといって100%妊娠しないというものではありません。
ウソ
基本的には、生理中は妊娠できる期間ではありませんが、排卵のサイクルは一定ではありません。健康な精子は体内で数日生きているので、排卵が早まった場合、受精する可能性もあります。
ウソ
絶対妊娠しない日というものはありません。月経が始まる前の数日は、妊娠しにくい時期と言われることもありますが、排卵は、早まったり遅まったりするものなので、受精する可能性はゼロではないからです。
ホント
性行為中に尿意を感じるのは、いたって普通のこと。尿道と膀胱は、膣のすぐそばにあるため、ペニスの動きにより膀胱を圧迫し、尿意を刺激するからです。他にも、膀胱の調子がよくない場合など尿意を頻繁に感じてしまうこともあります。あまりにコントロールができなかったり、痛みをともなう尿意がある場合は、医療機関へ相談してみましょう。
ウソ
やり過ぎても、カラダに害があるという報告はりません。ただ、衛生状態がよくない環境で行うと、感染症など思わぬ病気を招くこともあるので注意が必要です。
ホント
性的興奮が絶頂に達し大きな快感となるオーガズム。男性は性器周辺の筋肉が収縮、射精し、女性は膣周辺の筋肉が収縮します。男女ともに、筋肉の収縮は0.8秒間隔で繰り返され、基本的な仕組みは同じ。ただ男性の場合は興奮が一気に高まり、射精で一気にダウンしますが、女性の場合は徐々に興奮度が増し、オーガズムを迎えた後もしばらく余韻が続きます。
女性のカラダへのあなたの理解度は、いかがでしたか? 子宮や卵巣があり、ホルモンのアップダウンが活発な女性のカラダには不思議がいっぱい。自分のカラダを理解することで、心地のよい毎日につながりますように。
医師監修:中田航太郎(株式会社ウェルネス)