わかっているつもりで、実は知らなかった!? 生理にまつわる基本の“キ”クイズ

ほとんどの女性にとって長い付き合いである生理。その生理について、あなたはどのくらい理解していますか? このクイズを通して、生理に関する知識を学んでいきましょう!

Q.1 心や体に不調をきたすPMSとはどの期間を指す(生理前から生理が終わるまで続く症状を指す )?

①生理前から生理が終わるまで続く

②生理前のみ起こる

③生理期間中のみ起こる

 

【正解は②】

混同しがちですが、PMSとは生理前に起こるイライラ感や腹痛などの不調のこと 。これらの不調は、生理前の3〜10日間ほど起こり、生理の開始とともに軽くなるか消失します。生理中の不快な症状に関しては、月経困難症と呼ばれておりPMSとは区別されています。

Q2.正常な生理期間は?

①3〜7日間

②5日間

③6日間

 

【正解は①】

生理期間はおよそ3〜7日間、平均して5日間ほどと言われています。「“平均的”な生理期間は?」という質問であれば、②の5日間が正解ですが“正常な”生理期間は①が正解です。一般的な月経周期日数が25〜38日、生理期間が3〜7日と言われており、生理が10日間以上続いたり、ひと月に何度も来るなどの症状がある場合は婦人科への早めの受診をおすすめします。

Q3. どんな女性も生理前には必ずイライラする?

①する

②しない

③月によって変化する

 

【正解は③】

女性ホルモンであるエストロゲン、プロゲステロンのバランスの変動により、イライラ感が生まれるそう。ただまったくイライラの症状がない人もいたり、「先月は大丈夫だったけど今月は不調」といったように、同じ人でも 生活環境の変化やストレスの度合いが原因となり月によって変わる場合もあるので正解は③と言えるでしょう。

Q4.生理中に入浴すると膣内に雑菌が入る?

①入浴しても心配はいらない

②心配なのでシャワーのみが◎

③お風呂もシャワーもNG

【正解は①】

膣のなかは自浄作用があるため、入浴によって雑菌が繁殖するリスクはほとんどありません。心配してシャワーですませるより、入浴して体を温めたほうが生理痛の緩和にも繋がるかもしれません。

Q5.PMSの症状に肌荒れは……

①含まれる

②含まれない

 

【正解は①】

イライラやお腹の痛みなどのイメージが強いPMSですが、肌荒れも症状の一つ。皮脂の分泌を活発化させるプロゲステロンというホルモンにより、普段は肌荒れしにくい人が肌荒れしてしまうことも。 PMS期間のスキンケアはやさしく泡立てた洗顔料で丁寧に洗顔し、いつもよりしっかりと保湿するのがおすすめです。ただし肌が敏感な時期なので、ゴシゴシ洗わないように気をつけましょうね。

Q6.生理不順になりやすいのは痩せ過ぎ、太り過ぎ、どちらの体質?

①痩せ過ぎ

②太り過ぎ

③どちらも

 

【正解は③】

生理不順に陥らないためには、適正体重をキープすることが肝心です。無理なダイエットのしすぎも、逆に太りすぎてしまっても良くないそう。ダイエットしているストレス、体型への不満によるストレスも生理不順の原因となる場合があるので気を付けましょう。

Q7.生理痛がひどい時、鎮痛剤を飲み過ぎると効かなくなるので毎月飲まないほうがいい?

①隔月で飲むなど期間をあけると◎

②毎月飲んでOK

③我慢したほうが体にいい

【正解は②】

記載されている用法・用量をきちんと守って、生理期間のみの服用であれば問題はありません。市販薬で改善しにくくなってきたと感じる場合は、病院で相談してみてくださいね。詳しくは、下記の記事を読んでみてください。

フェムテック tv:『痛み止めを飲むタイミングは?意外と知らない生理のこと

Q8.生理中にお酒を飲んでも生理痛の度合いは……

①変わる

②変わらない

③悪化する可能性がある

 

【正解は③】

生理中だから飲酒がNGということはありませんが、脱水や貧血などの症状が出やすい期間のため普段より酔いやすくなる可能性があります。また、たくさんの飲酒がもたらす冷えによって、生理痛が悪化してしまう可能性もないとは言い切れません。適量の飲酒は気分をリラックスさせる効果がありますが、体のために生理前、生理中に関わらず過度な飲酒は控えたほうが良さそうです。合わせてこちらの記事もチェックしてみてください。

フェムテック tv:『「生理前の肌トラブル」「生理中のお酒」月経にまつわる“ウワサ”の本当!

Q9.基礎体温を計るには、専用の体温計が必要?

①必要

②普通の体温計で代用できる

 

【正解は①】

基礎体温とは生命保持に必要最小限なエネルギーしか消費していない状態の体温なので、起床してすぐ布団のなかで体を起こさず計測します。正常な健康状態の基礎体温は低温期と高温期の二相となり、そのサイクルが繰り返されていきます。基礎体温を測ることを目的とした婦人用体温計なら、小数点第2位まで計測することができるので正確な体温を知るためには用意したほうが◎。普通の体温計としても利用できますよ。 

Q10.すべての人に生理痛がある?

①ある

②ない

 

【正解は②】

生理痛の原因は、子宮を収縮させて経血を排出するために分泌されるプロスタグランジンによるもの。このプロスタグランジンの分泌量が多い人は、痛みを強く感じる場合がありますが、分泌量には個人差があるためまったく感じない人もいるようです。

さて、あなたは生理にまつわる基本知識を、いくつ理解できていましたか? ちなみに筆者は「生理中の飲酒は避けたほうがいい」、「鎮痛剤を飲み過ぎてはいけない」と母親に言われた記憶があり、ずっと信じていましたが、この記事の制作にあたり真実を知って目から鱗でした。みなさんも「そうだったの?」なんていう生理に関する事実は見つかりましたか?

自分の体の仕組みを知り、これからも生理とうまく付き合っていけたらいいですね。

人気YouTubuerも続々! 生理についてオープンに語れる時代に

YouTubeの普及により、様々なコンテンツを発信する人が増えました。その中でも最近より注目が集まっている、女性の体の悩みに寄り添う動画配信や配信ライブ。幼い頃から生理は隠すものと、なんとなく感じていた私たちにとって、とても新鮮な感覚だったと思います。隠しがちだった生理を、オープンに語ることについて、考えてみました。

なんとなく、生理は隠したほうがいいと感じていた幼少期

小学校の保健体育の授業で、生理についての授業があった日のことを、今でも覚えています。ピンクをベースにしたカラフルな柄がプリントされた巾着に、羽つきナプキンが一つと、生理について書かれたパンフレットが入っていました。その頃、私はまだ生理はきていませんでしたが、母から「大人の体になるための現象」という説明はされていたので、ナプキンをもらったことで、少し大人になった気分でした。

思い返すと、中学1年生で初潮を迎えた時、幼なじみと生理について話したことはほとんどなかったと思います。たまに「生理になっちゃった! ナプキンある……?」とこっそり聞かれたり、聞いたりする程度。小学校からの付き合いということもあって、わりと腹を割って話す仲だったけれど、それぞれの生理事情なんてまったく知りませんでした。

社会人になってからも、女性同士で生理の話をする機会は、それほど多くはありませんでした。「今日二日目で、お腹痛いたいんだ」なんて話が出る程度。

職業柄、女性の体についての取材も多く、生理というものは人それぞれで容体がまったく違い、とてもデリケートな話題だということを実感しています。ただ、生理についての話題が出ない限り、周りの女性と自分の生理は違うかもしれないということは分からないですよね。

その違いを知らないからこそ、生理痛で動けない時も自己嫌悪に繋がってしまうのではないかと感じています。

生理の症状を知ることで、相手に寛容な気持ちが持てるように

それが最近になって、SNSの普及によりYouTubeTwitterinstagramで女性ならではの体の悩みについて、発信をしてくれる人が増えました。今までなかなか人に相談しにくかった体の悩みについて、じっくり話をしてくれる配信や投稿は、女性にとっても心強いコンテンツになっています。今回は、生理について発信している注目の動画をご紹介します。

生理について語る人気YouTubeをご紹介

女性の体の複雑さ、個性をポジティブに発信している「SHELLYのお風呂場」

性教育について発信をしたいという思いで立ち上げられたという、SHELLYさんのYouTubeチャンネル。二人の女の子を育てるお母さんでもある彼女が感じる、自分の体の大切さなどを伝えています。

YouTubeチャンネル:SHELLYのお風呂場「生理にがっつり向き合った!当たり前と思っていたあの痛みが月経困難症だって知ったよの回

『生理の普通ってなんだ!?』という、女性自身も答えがわからないこのテーマを、愛ある言葉とともに教えてくれるこの動画。「生理っていうのは、100人いたら100通りの生理がある」という冒頭の言葉で、女性でも忘れがちなことに改めて気づかされました。基本的な生理の仕組みはもちろん、月経困難症(PMS)についてもしっかりフォローしています。SHELLYさんの言葉の通り、生理は人によって症状が違うもの。生理が辛くない女性もこの動画を見ることで、自分以外の女性の体についての理解が深められるはず。

助産師の目線から女性の体の悩みに答える「性教育YouTuber シオリーヌ」

YouTubeの登録者数14.8万人(20217月時点)を誇る、人気性教育チャンネル。性教育はもちろん、夫婦別姓など今の日本が抱える男女の差についても積極的に取り上げています。

YouTubeチャンネル:性教育YouTuber シオリーヌ「おりものって何モノ!?意外と知らないオリモノの基礎知識をお話しします

「産婦人科YouTuber高橋怜奈」は婦人科受診のハードルを下げてくれる

医師ならではの視点から、正しい情報を発信。女性の体についての内容が多く、子宮癌検査の方法なども、詳細に配信をしてくれています。ピルについての動画なども、様々な切り口で見せてくれています。

YouTubeチャンネル:産婦人科YouTuber高橋怜奈「【内診が嫌すぎる】生理痛が酷いんだけどどうする?

アラサーになっても、婦人科が苦手な人は多いはず。フェムテックtvに出演もしてくださっている、産婦人科医の高橋怜奈医師のチャンネルでは、問診での内容や様子なども配信をしていて、婦人科の受診をする際に抱く不安に寄り添った内容も豊富です。女性の体の悩みはもちろん、HPVワクチンの摂取やミレーナなど話題の治療についても、産婦人科医だからこその、細かく具体的な解説を見ることができます。

今では毎月くる生理とそれなりに向き合って暮らしていますが、それでも自分以外の女性の生理については、理解をできていないこともあるかと思います。同じ女性同士でも自分以外の他の女性の生理について知ることで、個人の違いを理解し、人に優しくなれるきっかけにもなるはず。あなたのビジネスパートナーや友達、家族が辛いときに、そっと寄り添える知識を持っておくことはあなた自身の幸せにも関わってくるはずです。

またこれから出産を考えている人は、子供が生まれた時にしっかりと正しい知識を伝えるためにも、動画などを観て、いろいろな生理の事情を知っておくことも大切なことだと感じました。

そしてこれからの時代、生理を女性だけの問題とせず、大切な情報は男性ともオープンに語っていくことが、お互いの理解に繋がると感じています。