セクシュアルウェルネスを支える、注目プレジャーテック

フェムテックの広がりとともに、セクシュアルウェルネス=性の健康について触れる機会も増えてきました。これまではタブー視されていた背景もありますが、最近ではさまざまなアイテムも登場し、女性のセクシャルウェルネスがひとつの価値観として確立されてきています。

安全なセクシャル体験が前提

セクシュアルウェルネスへの関心が高まっている背景には、テレビやSNSで生理やセクシャルについて取り上げられる機会が増えていること、吸水ショーツなどのアイテムの誕生によってフェムテック市場全体が盛り上がっていることが考えられます。

セクシャルウェルネスとは、WHO(世界保健機関)によると、“セクシャリティに対して身体的、感情的、精神的、社会的にも健康な状態であること”と記されています。つまり、セクシャルに関する健康には、喜びを感じるセクシャル体験も含まれるということです。セルフプレジャーによって快感を得ることや膣トレなどのケアも恥ずかしいこと、隠すべきことではなく、必要なことだと捉えられます。

ただし、心も身体も喜びを感じるセクシャル体験は、パートナーと行うときでも、セルフであっても、安全であることが大前提です。そこで、アイテムを通して、セクシュアルウェルネスについての意識を高めてきましょう。

パートナーと安全に楽しむためのアイテム

パートナーと一緒に安全なセクシャル体験を楽しむことを考えた時、避妊については避けられません。その代表的なアイテムとなるのがコンドームだと思います。これまでは、どこか男性が用意するものというイメージが強かったようにも思いますが、自分の身体は自分で守るという点では、女性が用意しておくとより安心しますよね。ただ、レジに持っていくのが恥ずかしかったり、いかにもというパッケージだったりして、なかなか買いにくいアイテムではあります。

韓国発のインティメイトコスメティックブランド「SAIB(セイブ)」は、日本では、デリケートゾーンウォッシュが展開されていますが、実はコンドームから始まったブランドです。

写真右側がコンドーム※日本では来年以降の発売を予定しています(SAIB

一見コンドームに見えないパッケージにこだわり、コスメを買う感覚で女性が手に取りやすいようにデザインされています。その背景には、買いにくさを解消するとともに、社会に長年根付いてきた偏見に立ち向かい、女性が自分自身を保護する、健康を守ってほしいという想いがあるから。自分自身でコンドームを持っておくことは、安心安全にセクシャル体験を楽しみたいという意思表示にもつながっていくと思います。

また、動物性素材を使用しないヴィーガンタイプのコンドームでもあります。SAIBを筆頭に、さまざまなメーカーからも登場しています。より自分の考えや志向に合わせて、コンドームの選択肢も広がってきています。

悩みを解消するアイテムを知る

痛みや潤い不足など、セクシャル体験にまつわる悩みを解消するアイテムを知っておくと、より一層安心できますよね。そのひとつにローションがあります。

bda ORGANIC オーガニック ジェリーローション ソフト ユズ&グリーンティ(200mL)¥2,640(スパイス・アンリミテッド/お問い合わせ 0120-828-290)

十分に潤っていないまま行うと性交痛につながるだけでなく、傷ができることもあり、それが感染症へのリスクを引き上げることにもなりかねません。痛みや感染症への不安を和らげることは、安全なセクシャル体験にはとても大切なこと。

そして、膣周りなどのデリケートな部位に用いるアイテムでもあるので、原材料を意識して選ぶのもおすすめ。口に入っても問題ない食品グレードのオーガニックタイプは心強い存在です。

セルフプレジャーのアイテムは幅広い

セクシャル体験は、セルフで楽しむ方法もあります。それがセルフプレジャーです。

セルフプレジャーにはどこか恥ずかしさがあったりしますが、自分の身体と向き合い、より深く知っていくことにもつながるため、大切なセクシャルウェルネスのひとつです。ただ、女性同士でもなかなか話題にしくいことでもあるため、まだまだ知らないことは多いかもしれません。でも、実はフェムテック市場の拡大とともに、女性視線のアイテムがいろいろと登場してきています。

セルフプレジャーアイテムは、コンドームと同様に買いにくさがあったように思いますが、これまでのイメージが変わるデザイン性の高いものが増えています。その一部をご紹介します。

iroha stick¥1,320(TENGA

リップスティックのようなコンパクトなデザインの振動型タイプは、セルフプレジャーをもっと身近に感じられるアイテム。下部をひねることで振動が起きる簡単操作なので、はじめてのセルフプレジャーアイテムとして取り入れやすいです。

また、セルフプレジャーアイテムではありつつも、バスライトの機能を持ったタイプもあります。

iroha ukidama¥5,830(TENGA

柔らかい光のライトは1日の疲れを癒すためのバスタイムの演出にもなり、振動機能によるマッサージで疲れた身体をほぐすこともできます。快感を得る目的にこだわらず、心地よくまどろみたい時にも有効的なアイテムです。

また、挿入タイプも手に取りやすいデザインが増えています。

iroha FIT ¥10,890(TENGA

優しい肌触りとしなやかな使い心地といった機能面はもちろんのこと、パステルカラーの淡い色合いは、インテリア雑貨のような雰囲気があり、プレジャーテックがより身近に感じますよね。

心と身体とセクシャル体験

セクシュアルウェルネスにおいて、心と身体と同じようにセクシャル体験について考えるのは当たり前のこと。性欲を感じるのはノーマルな反応で、セルフプレジャーを楽しむことは自分自身の身体について知ることにもつながります。知らなかったことを知り、誤解していたことを解消しながら、自分のセクシュアルウェルネスについて向き合う機会を作ってみてくださいね。

【フェムテック tvアンケート】女性300名に調査!セルフプレジャー、膣トレ、膣ケアについて

女性の健康課題をテクノロジーで解決していくアイテムやサービスのことを指しているフェムテック。その流れが拡大していくとともに、セクシュアルウェルネス(性の健康)、セルフプレジャーなど、セクシャルにまつわる取り組みも活発化しています。そこで、「フェムテック tv」では、20~30代の女性300名を対象に、セクシャルにまつわる調査を行いました。

まだなじみが薄いことが判明!

Q.セルフプレジャーという言葉を知っていますか?

セルフプレジャーは比較的新しい言葉ともいえるので、まだまだ知られていないようです。もしかしたら、ひとりエッチ、マスターベーションといった言葉のほうがピンッとくるのかもしれません。

Q.「はい」と答えた方は、どこで知りましたか?

1位 ネットの広告、ニュース 70.5%

2位 SNS(主にTwitter) 17.6%

3位 新聞、テレビ、ラジオ 11.7%

ネットの広告やニュースという回答が圧倒的!この結果は、セルフプレジャーについて取り扱うメディアが増えたことが予想されます。これまではタブー視されていたことを考えると進歩していると言えるかも。

セルフプレジャーは、セクシュアルウェルネスを考えるうえで大切なキーワードです。

セクシュアルウェルネスとは、 “セクシャリティに対して身体的、感情的、精神的、社会的にも健康な状態であること”と、WHO(世界保健機関)によって定義づけられています。これは、喜びを感じるセクシャル体験も含まれています。

セルフプレジャーについてリサーチする、体験することは、当たり前だと認識することが、セクシュアルウェルネスへの意識を深めることになります。

徐々に普及しつつある膣トレ

Q.膣トレを知っていますか?

膣トレは、まさにフェムテックの代表格。フェムテックと一緒に広まっている印象があるため、ムーブメントの広がりが約4割の女性に知ってもらうことにつながったと考えられます。

Q.「はい」と答えた方は、どこで知りましたか?

1位 ネットの広告、ニュース 48.9%

2位 テレビ、雑誌、本 35.7%

3位 SNS、アプリ 10.2%

メディアを通して知ったという人が多いようです。少数派ではあるものの、中には職場や病院といった場所で、そして家族から教えてもらったという人もいます。それは、メディアやSNSに限定されず、膣トレについて知れる機会が増えてきているということ。トレーニングジムで知ったという回答は膣トレならではかもしれません。

膣ケア=デリケートゾーンのケア

テクノロジーを用いていないアイテムやサービスのことはフェムケアと呼ばれています。その代名詞ともいえるのが膣ケアです。

Q.膣ケアを知っていますか?

以前に比べると、メディアで取り上げられる機会が増えたこともあり、膣トレと同じくらいの認知度があるように感じていましたが、11.0%は予想よりも少ない印象です。

Q.「はい」と答えた方は、どこで知りましたか?

1位 ネットの広告、ニュース 58.6%

2位 テレビ、雑誌、本 27.5%

3位 SNS(TwitterまたはInstagram) 10.3%

やはりメディアを通して知った人が多いようです。ただ、メディアでは、デリケートゾーンのケアという言葉で取り上げられることもあるため、デリケートゾーンのケア=膣ケアだと認識されていない可能性も。もしかしたら、デリケートゾーンのケアを含めると、先ほどの11.0%という数字はもっと高くなることが考えられます。

健康維持のサポーター的役割

今回のアンケート調査では、セルフプレジャー、膣トレ、膣ケア、いずれもまだまだ認知が低いことがわかりました。ただ、セクシュアルウェルネスも含め、自分の心と身体の健康を考えた時、セルフプレジャー、膣トレ、膣ケアすべてがサポーターのような役割になってくれます。まだ知らないという人は、リサーチすることから始めてみてください。

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「フェムテック tvアンケート 2021」
・調査エリア:全国
・調査母数:20代〜40代の男女300名
・調査期間:2021年5月4日~5月17日
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査主体:フェムテック tv
・調査機関:SHINOBIアンケート
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【公認心理師・山名裕子先生のココロの処方箋】〈CASE:8〉生理前になると性欲が 増して……気持ちの切り替え方を教えて!

月経やPMS(月経前症候群)、セクシャルな問題など、女性には特有の悩みや不調がつきものです。その症状は、痛みとなって身体に現れるだけでなく、時に女性の心にも重くのしかかります。なかなか人に話すことができないそんな女性特有の心の問題への対処法を、公認心理師の山名裕子先生に伺います。

今回のお悩み〉

「生理前になると性欲が増すのか、なんだかムラムラとした気分になってセックスのことばかり考えてしまいます。どうすればこの欲求を抑えることができますか?」(20代・派遣社員)

性欲が増すのは男性ホルモンの影響?

「『月経前になると、いつもよりセックスがしたくなる』『そういう気分になる』という経験を持つ女性も少なくないかもしれませんね。月経前に女性の性欲が増すことに関しては、さまざまな説があるのですが、ひとつには月経の直前に女性ホルモンの分泌量が一時的に減ることにより、相対的に男性ホルモンのテストテロンの割合が増えることが理由だとも言われています。

他にも、月経中にはセックスが難しくなるので、『今しておかなくちゃ』という感覚で欲求が高まるのだとも。どちらにせよ『なんだかムラムラおかしな気分だな』と感じるのは、今回の相談者さまだけに限った話ではないのです」(山名先生、以下同)

たしかに「生理前になると普段以上にヤリたくなる」なんて話は、女友達との鉄板ネタな気がします。特定のパートナーがいればいいのかもしれませんが、いない人はその欲求をどうすればいいのでしょう? 

「そんなときには、自分自身でセルフプレジャーを行うのもいいかもしれません。セルフプレジャーには性欲の解消だけでなく、自分自身の身体を知ることができたり、深いリラックス効果を得ることができるなど、さまざまな利点があるんですよ」

他の何かに置き換え、欲求を切り離す

「別の何かに自分の気持ちを切り替える方法もおすすめです。そのためには、自分が心から没頭できることが何なのか、日頃から見つけておくことが大切です。性欲が増して、『誰かと今すぐセックスしたい』という考えが心を支配してしまいそうなとき、その欲望をまずは他の何かに置き換え、切り離す必要があるのです」

「欲望を他に置き換える」とは、具体的に何をすればいいのでしょうか?

「たとえば手芸や陶芸など、手先に神経を集中させるような趣味も良いでしょう。別の何かに集中することで、性欲に支配された思考をいったん自分から手放すことが必要なのです。ハードすぎない運動もおすすめです。軽い筋トレやヨガ、ウォーキングなど、じんわり汗をかくくらいのエクササイズがベストでしょう」

思っていた以上に手軽な行動でいいのですね。

「難しいことをする必要はありません。たとえばヨガの場合、身体を動かしながら身体のパーツや呼吸にも意識を向けますよね。また、筋トレでは筋肉に意識が向くので、思考を切り替える意味ではぴったりなのです。

ウォーキングの場合には、ただ歩くのではなく、筋肉や姿勢を意識して歩くことがポイント。思考と身体は密接にかかわっているので、気持ちが他に向いて、かつ身体も程よくリフレッシュできるような運動がおすすめですよ」

気持ちの切り替えにもトレーニングが必要

「自分の欲求を意識的にいったん手放すことができるようになれば、欲望のままに行動を起こして後から後悔することもなくなるのではないでしょうか。この方法は、一種の『マインドフルネス』だとも言えるでしょう」

『マインドフルネス』とは、過去の経験や先入観にとらわれることなく、今この瞬間に感じる身体の五感に集中する心の整え方のことでしたよね?

「そうですね。最初は思い通りにできなくても、邪念が浮かぶことを否定することなく繰り返し行ううちに上手く切り替えができるようになるはずです。気持ちのリセットにもトレーニングが必要なのです。

ただ、それらの方法を試してみても、不特定多数の人とのセックスを際限なく求めてしまったり、日常生活に支障が出るほど性欲に振り回されているようなら、依存症を疑うべきでしょう。たとえば、仕事も行けないレベルでセックスを求めてしまうとか、お金も時間もあるだけ使ってしまうとか……。そんな自分に気づいたら、迷わず専門家への相談をおすすめします。

そうではなく、月経前に悶々としてしまう程度なら、気持ちを切り替える方法をぜひ試してみてください」

ときに女性は、ホルモンの影響などから、自分の心や身体のコントロールが上手くいかない時期もあるでしょう。そのことを自覚し、対処法を知り、自分自身と上手に付き合う術を身に付けることが大切なのです。

山名裕子氏

1986年生まれ、静岡県浜松市出身。公認心理師。「やまなmental care office」を東京青山に開設。心の専門家としてストレスケアからビジネス・恋愛などの悩みへのカウンセリングを行っている。メディア出演や講演会活動も多数。

山名裕子YouTubeチャンネル:「心の専門家チャンネル

女性のカラダのウソ・ホント 健康、生理、SEX…にまつわるetc.

カラダについて、わかっているつもりでもわかっていないことって意外と多く、常識だと思って信じていたことが、実は間違っていた! なんてこともよくあるもの。

女性のカラダのウソ・ホントで、あなたの理解度をチェックしてみましょう!

Check1. 男性と女性で肌質が違う

【ホント】

個人差はありますが、一般的に男性の肌は、女性の肌より約25%厚く、コラーゲンの密度も高いのだそうです。また、皮脂の分泌量も女性の2〜3倍。一方、水分量に関しては、男性は女性の30〜50%で、水分蒸散量も2倍以上。男性の肌は女性に比べ、べたつきやすいのに乾きやすいと言えます。

Check2. 貧血は女性に多い

【ホント】

女性の場合、月経や出産により血液を喪失したり、妊娠や授乳期に鉄の必要量が多くなるなど、貧血になりやすい条件が多いことが理由。気になる人は、レバーやほうれん草を積極的に摂るなど、鉄分不足を補えるような食生活を心がけましょう。

Check3. 子宮は冷える

【ウソ】

体内にある臓器である子宮の温度が、手足が冷えたくらいで下がることはまずありません。東洋医学では「冷え」は万病の源と考えられていて、実際に体温が低いということではなく、自覚症状として身体の芯が冷えている、しびれのような冷えの感覚があること。これにより、血の巡りなどが悪くなり不調を招く可能性があるといわれています。「子宮を冷やすとよくない」などといわれるのは、東洋医学の影響のようで、実際に温度が下がることではないということです。

Check4. 女性は味に敏感

【ホント】

食の感度は性差ではなく個人差ですが、ひとつ言えることは、通常、女性は男性よりも味蕾(味覚器官)を多く持っているということ。さらに、匂いの分子を処理する脳組織・嗅球に、男性よりも50個多いニューロン(細胞)を持っています。

Check5. 女性は寒がり

【ホント】

体熱を作り出すのは、筋肉です。ですから筋肉量が少ないということは、カラダが冷えやすくなりがちです。男性の筋肉量は体重の約48%、女性の筋肉量は約36%なので、女性の方が冷えやすい、寒がりと言えるでしょう。

Check6. うつ病になるのが多いのは男性

【ウソ】

女性は男性の2倍ほど、うつ病になりやすい傾向があると言われています。その理由として、思春期や更年期におけるカラダの変化、妊娠・出産・育児なども影響していると考えられます。また、パニック障害の患者も女性は男性の2倍ほど。明確な理由はまだわかっていませんが、生理前や更年期にパニック発作が起きやすいということから、女性ホルモンが何らかの形で関与している可能性もあるのかもしれません。

Check7. 女性ホルモンを持ってるのは女性だけ

【ウソ】

男女とも持っているホルモンは一緒です。違うのはその比率。男性は男性ホルモンを、女性は女性ホルモンを多く持っています。社会で活躍する女性は男性ホルモン値が高くなる傾向にあるそうで、男性ホルモンであるテストステロンは、社会性ホルモンとも呼ばれ、誠実で交渉力が高い人は分泌量が多いと言われています。

Check8. 女性ホルモンは増やせる

【ウソ】

増やすことはできません。HRT(治療)を行えば、急激に減少したエストロゲンは補うことは可能です。実際に更年期障害の治療などで用いることもあります。市販のサプリメントなどで簡単に女性ホルモンを増やすことは難しいでしょう。年齢とともに減少していく女性ホルモンですが、若くてもストレスなどで分泌が低下することがあると言われています。

Check9. 生まれた時から女性は卵子を持っている

【ホント】

女性は、既に約200万個の卵子を持って生まれて来ると言われています。正確には妊娠20週あたりの胎児の頃に一番多くの卵子を持っていて、その数は約700万個。その後胎内で卵子は消え、生まれてくる時には約200万個、思春期には20〜30万個、閉経時にはゼロに近づき、年齢とともに減少していきます。

Check10. ダイエットをはじめるのは、生理後がいい。

【ホント】

女性ホルモンの変化によって、痩せやすい時期と痩せにくい時期があります。痩せやすいのは、生理後7〜10日間。その後の排卵後~生理までは、カラダが水分をため込もうとする時期なので、痩せにくい時期となります。

Check11. 生理中に運動はしない方がいい

【ウソ】

以前は、生理中はカラダを休めた方がいいと言われていましたが、最近では、運動することで生理中の不調を和らげる効果もあると言われるようになってきています。定期的な運動がホルモンに良い影響を与え、ストレスの解消にもつながるそうです。激しい運動(アスリートレベル)を繰り返すことは、生理中かどうかに関わらず、女性ホルモンのバランスを崩すため避けた方が良いですね。

Check12. 生理痛で、病院に行く必要はない

【ウソ】

生理痛は我慢するものと考えるのは間違いです。生活に影響があるほど痛みがひどい場合など、月経困難症の疑いや子宮内膜症などの病気が隠れていることもあります。産婦人科、婦人科クリニックなど専門医へ相談しましょう。

Check13. タンポンを入れたまま放置するのは危険

【ホント】

タンポンは便利ですが、長時間入れたままにすると、雑菌が繁殖しやすくなります。タンポンを入れたことを忘れ数日放置したことで、細菌が発する毒素がカラダを巡り感染症をひき起こし、多臓器不全を起こしたという症例もあります。1日に数回は新しいものに変え、寝るときはナプキンなどを使用するのが良いでしょう。

Check14. コンドームをすれば、妊娠はしない

【ウソ】

コンドームをしても妊娠することはあります。正しい付け方でなかったり、うまく装着できていない、サイズがあっていない、破損・劣化している場合もあります。コンドームを使用したからといって100%妊娠しないというものではありません。

Check15. 生理中に性行為をしても妊娠はしない

【ウソ】

基本的には、生理中は妊娠できる期間ではありませんが、排卵のサイクルは一定ではありません。健康な精子は体内で数日生きているので、排卵が早まった場合、受精する可能性もあります。

Check16. 避妊しなくても妊娠しない「安全日」がある

【ウソ】

絶対妊娠しない日というものはありません。月経が始まる前の数日は、妊娠しにくい時期と言われることもありますが、排卵は、早まったり遅まったりするものなので、受精する可能性はゼロではないからです。

Check17. 性行為中にトイレに行きたくなるのは異常ではない

【ホント】

性行為中に尿意を感じるのは、いたって普通のこと。尿道と膀胱は、膣のすぐそばにあるため、ペニスの動きにより膀胱を圧迫し、尿意を刺激するからです。他にも、膀胱の調子がよくない場合など尿意を頻繁に感じてしまうこともあります。あまりにコントロールができなかったり、痛みをともなう尿意がある場合は、医療機関へ相談してみましょう。

Check18. セルフプレジャーをしすぎるのは、カラダに悪い

【ウソ】

やり過ぎても、カラダに害があるという報告はりません。ただ、衛生状態がよくない環境で行うと、感染症など思わぬ病気を招くこともあるので注意が必要です。

Check19. 男女でオーガズムの感じ方が違う

【ホント】

性的興奮が絶頂に達し大きな快感となるオーガズム。男性は性器周辺の筋肉が収縮、射精し、女性は膣周辺の筋肉が収縮します。男女ともに、筋肉の収縮は0.8秒間隔で繰り返され、基本的な仕組みは同じ。ただ男性の場合は興奮が一気に高まり、射精で一気にダウンしますが、女性の場合は徐々に興奮度が増し、オーガズムを迎えた後もしばらく余韻が続きます。

女性のカラダへのあなたの理解度は、いかがでしたか? 子宮や卵巣があり、ホルモンのアップダウンが活発な女性のカラダには不思議がいっぱい。自分のカラダを理解することで、心地のよい毎日につながりますように。

医師監修:中田航太郎(株式会社ウェルネス)

性の健康“セルフプレジャー”について知る

女同士でも話題にすることがなくなんとなくタブー視されているセルフプレジャー。

フェムテック業界が活気づき始めたことから、女性向けのセルフプレジャーアイテムも改良され、可愛らしい見た目のアイテムが増えてきたことで、手にすることに抵抗を感じることも少なくなってきているのでは。

健康メリットも注目され始めたセルフプレジャーについて、女性向けのセルフプレジャーアイテムの代表ブランド「iroha」さん協力の元、基礎知識を学んでいきましょう!

セクシュアルウェルネスのタブーを打破!

セクシュアルウェルネスという言葉をご存知ですか?世界的機関であるWHOではセクシュアルヘルスについて、セクシュアリティに対して身体的、感情的、精神的、社会的にも健康な状態であることと謳っています。
つまりこれは、性にまつわる健康には喜びの要素も含まれるので、セルフプレジャーは決して恥ずかしいことではなく、性の健康を維持するためには必要である、ということなのです。

さらに、日本ではセクシュアルウェルネスを掲げる企業が14社存在しています。

参照:フェムテック tv「市場が急成長中!フェムテックって何?」

今まさに、性の話はタブーという暗黙の了解が打破されようとしています。

セルフプレジャーは6割以上の女性が経験済み!

親友の女友達にもセルフプレジャーについてオープンに話せない人も多い一方で、女性向けのセルフプレジャーアイテムをリリースし続ける「iroha」の公式Twitterのフォロワー数は1.7万人もいます。フォロワーの全員が女性ではないかもしれませんが、この数字を見ると興味を持っている女性は多いのではという印象を受けます。

さらに注目したいのが、6割以上の女性がすでにセルフプレジャーを経験済みというアンケート結果。

ここからはセルフプレジャーに関する興味深いアンケート結果を、一部抜粋して紹介します。

Q1. セルフプレジャーをしたことはある?

6割の女性が経験アリ!タブー視されがちなセルフプレジャーですが、多くの女性がしている当たり前のこと。

カラダをマッサージしたり、トリートメントするのと同じように、カラダを心地よくするためのひとつの手段であることは間違いないようです。

幼い頃から「デリケートゾーンはむやみに触っちゃだめ」と親に言われて育った人も多く、それが後ろめたさにつながっている場合もありますが、セルフプレジャーは、決して恥ずかしくも後ろめたくもないことなんです!

Q2. 初めてセルフプレジャーをした年齢は?

カラダが大人に変化していく時期に、初めて行うようになった人が多いようです。

セルフプレジャーを通して自分のカラダを知ることはとても大切。セルフプレジャーをしていることをやみくもに隠したり遠ざけたりすると悩みが深くなってしまうことも。セルフプレジャーは自分と向き合う自然な行為として考えてほしいです。

Q3. セルフプレジャーをする頻度は?

1か月に数回」が半数近く、次に「習慣ではない」が多く、人によって頻度はさまざま。月経前に頻度が増えるといった意見も。

セルフプレジャーの回数には目安はなく、毎日でもOKですし、したくないのに無理にする必要もないです。

自分のカラダが求める心地よさに従って、セルフプレジャーを楽しめたらいいですね!

出典:みんなのセルフプレジャー研究所 vol.1 〜初体験の年齢は?頻度は?〜

標題:TENGA Global Self-Pleasure Report 2019

※9か国10,054人(18歳~54歳)を対象に行った調査のなかから、日本人女性(492人)のデータを抽出

調査主体:TENGA

調査時期:20193月~4

調査方法:インターネット調査

調査機関:PSB

おすすめのプレジャーアイテムはこれ

プレジャーアイテムって、使ったことないし、保管場所にも困る……など、なかなか一歩を踏み出せない女性でも気軽にトライできそうなアイテムが「iroha」には揃っています。

iroha プレジャー・アイテム・プチ

左から:【SHELL】【PLUM】【LILY】各¥630(税込)、【3種セット】¥1,800(税込)

なかでもおすすめなのが20213月に登場した使い切りアイテム。手のひらに収まるサイズがちょうどよく、使用後も簡単に捨てることができる快適グッズなんです。

98%が水分でできており、手やシリコンでは味わえないみずみずしい滑らかな心地よさが特徴です。

温度が伝わりやすく、手で温めたり冷蔵庫で冷やしたりお好みの温度に調整して使えるのも嬉しいところ。

デリケートゾーンに沿わせたり、押し当てたり使い方はいろいろ。今回発売される3種類はそれぞれユニークな形をしており、違った刺激が楽しめます。

セルフプレジャーアイテム体験者の声

みんなは何をきっかけにしてやってみようと思うの?実際にやってみてどう? などなど、「iroha」では、セルフプレジャーによって心とカラダの変化を実感した方々の声も公開しています。やってみたいけど、ちょっと……と、迷っている女性はぜひ参考にしてみてくださいね。

Q.セルフプレジャーを試したきっかけは?

「きっかけというか、ものごころついた小学校低学年くらいから、デリケートゾーンのあたりを触るとなんだかいい気分になれるなと感じていたんです。

でも周りには話したことがなくて、なんとなく人に言えない秘めごとだと思っていました」(美和さん)

 

「オナニー(セルフプレジャー)自体は、中学生の時にエッチな漫画を読んだのをきっかけに「してみたい」とは思っていたのですが、実家暮らしだと、バレるのが怖くて。

一人暮らしを初めて数ヶ月たち、パートナーもできたため、自分のカラダのどこが良くてどうしたら楽しめるのかを知りたいと思い始めました。

大学生になって一人暮らしをはじめ、スマホやパソコンを誰にものぞかれることがない解放感から、女性のオナニー(セルフプレジャー)について調べるようになって、”イケナイコト”から“してもいいこと”へと意識改革がありました」(べるさん)」

Q.セルフプレジャーをしてみてどう?

「精神的に安定すると思いますし、ストレス発散にもなるし、やり方次第では感度も上がるから一石二鳥です。就寝前にするとぐっすり寝れるし、あと、自分が本当に気持ちいいと思えるツボは自分にしか分からないので、セルフプレジャーなら好きなタイミングでイケるので楽しいです」(桃川なるさん)

 

「恥じらいがなくなりました。また、パートナーに「女性ホルモンが出ていつまでも若々しくいられる」と言ってもらえました。私も性的な満足感はもちろん、若々しさを保つためにもセルフプレジャーをしています」(Sora☆さん)

出典:irohairoha petit発売記念 はじめてのセルフプレジャー体験記 ~ココロとカラダが変わった日~

 

いかがでしたか?医学的にセルフプレジャーをするとキレイになる、元気になるといったエビデンスはありません。でも、リラックスした気分になれたり、1人の時間を充実させたり、若々しさを保つためなどの経験者の声を聞くと、心身ともによい影響を与えているようです。

セルフプレジャーにまつわる正しい知識を持つことで、 多くの女性が今より美しく、さらに健やかに過ごせるようになることを願っています。