フェムコト 連載 by 橋本範子

運動して美味しいものを食べて会いたい人に会えば心の健康は保たれる

生理中の試合や練習ではタンポンの紐は短くカットする

 

フェムテックtv:インドアとビーチでは、競技服も異なりますよね。肌の露出が多いことに、抵抗はありませんでしたか?

 

柴さん:そこは意外とありませんでした。確かにビーチ=水着のイメージがあると思うし水着は動きやすいんですが、短パンをはいてプレーしてもいいんですよ。

 

フェムテックtv:そうなんですね! 知りませんでした。日焼けなど美容面で気を使うことも多そうですよね。

ユニフォーム姿もネイル、指輪、ネックレス…ユニフォーム姿でも自分らしさを忘れずに

 

柴さん:紫外線を浴びるので、日焼け止めは必須。ただ、それでも防ぎきれない(笑)。もともと肌は白かったんですよ。あまりこだわるタイプではないので、日焼け後のケアは化粧水と乳液で保湿をするくらいですが、最近はパックにハマってます。

 

フェムテックtv:健康面での変化はありましたか?

 

柴さん:インドアのバレー時代より、体調を崩さなくなった気がします。太陽を浴びているからかもしれませんね。

 

フェムテックtv:やはり日に当たるのは大切なんですね。女性特有の健康課題に直面したことはありますか?

 

柴さん:私は生理痛がひどいので、練習や試合の日と当たってしまったときは鎮痛剤を飲みます。ただオフの日は、なるべく薬は摂らないようにしています。

 

フェムテックtv:女性アスリートにとって生理周期は大変なことも多いかと思います。何か対策していることなどはあるのでしょうか?

 

柴さん:水着からタンポンの紐が見えると困るので、紐は短くカットしてマメに替えるようにしています。それから、(競技の時は)パートナーと水着の柄を同じにしないといけないんですね。なので、どちらかが生理のときは暗い色の水着を選ぶようにはしています。

 

デリケートゾーンには、『ラフドット インティメイトウォッシュ』を愛用

 

フェムテックtv:生理の時はメンタルが揺れる方も多いですが、柴さんはいかがですか? 精神面とプレーは大いに関係しますよね。

 

柴さん:女子選手の生理は、身体的にはもちろん、それ以上にメンタル的な部分への影響が大きいですよね。ビーチは特に2人組での競技なので、お互いの不調はなんとなく気づくんです。私はPMSもそれなりにひどかったんですが、20代後半になると“そろそろ生理だからか”っていうのがわかってきました。理由がわかるだけでだいぶ落ち着いてきましたね。

   

1 2 3

コメントを書く / 読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です。

橋本範子
女性誌を中心に手がける編集・ライター。趣味は深夜ラジオを聴くこと。小型船舶2級所持。