フェムテックtv

丁寧なケアでデリケートゾーンのトラブルが解消！

やみちゃん：恥垢の正しい取り方ってあるんですか？

森田さん：あるんですよ。大陰唇って呼ばれるところは、汗をかいて蒸れたりするので、デリケートゾーン専用のフォーミングウォッシュで、ゴシゴシは洗わず、柔らかい泡をかけて洗ってあげてね。

ポイントは小陰唇の裏側。小陰唇って小さい人もいれば、ぞうさんの耳みたいに大きい人もいたりするんですが、その裏側にも実は垢が溜まりやすいの。クリトリスの包皮にも汚れが溜まりやすいので、柔らかな泡の上からマッサージをしてあげてください。 あとはお尻の周り。梅干しみたいになっているから、汚れが溜まりやすいので丁寧に洗ってあげて。

やみちゃん：肛門もデリケートゾーンに含まれるっていう認識がなかったのと、肛門にも恥垢が溜まるっていうのが初耳でした。

森田さん：肛門は恥垢じゃなくてね、ちょっとの便とか、色んな汚れが溜まるでしょ。だから、しっかり汚れを取ってあげることで、腟まわりの清潔も保たれるんですよ。

左から：INTIME ORGANIQUE フェミニンウォッシュ ￥2,200、INTIME ORGANIQUE ホワイトクリーム￥2,860（共にINTIME ORGANIQUE／store.womblabo.com）、インティメイト フォーミングウォッシュ 2750円、インティメイト オイル ￥8,800（共にwaphyto／waphyto.com）

やみちゃん：しているつもりでいたけど、もっと丁寧にケアしなきゃって思いました。私自身は「ボディーソープで腟まわりを洗うのは石鹼で目を洗っているのと一緒だ」というのを耳にして、そこから専用のソープで洗うようになりました。前はストレスが溜まったり睡眠不足になったりすると、よく腟炎になっていたのが、一切なくなったんですよ。

森田さん：なくなったの？ 良かったね。

やみちゃん：こんなに違うものなのかと思いました。だから、旅先にもいつも持っていくぐらい必需アイテム。私がやっているのは、専用のウォッシュと、保湿として乳液を塗るぐらい。それだけでも違うので、もっと丁寧にケアしたらさらに健康にも良さそうだなって思いました。

森田さん：保湿をしっかりして肌の弾力が出てくると、皮膚のターンオーバーも整ってきます。弾力が出てくると、委縮したり、乾燥したりしにくくなるのよ。パートナーとのセクシュアリティにも関わる場所だし、妊娠して出産する産道でもある。過酷なパーツでもあるので、しっかりと保湿をしてあげるのはとても重要です。

＞＞この記事を読んだあなたにおすすめ

ふかふかな腟になる！ 森田敦子さんに聞く正しい腟ケア

森田敦子さん

もりた・あつこ　株式会社サンルイ・インターナッショナル代表。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、帰国後、デリケートゾーンケアブランド「アンティーム オーガニック」、2016年植物療法専門校「ルボア フィトテラピースクール」、2020年トータルライフケアブランド「Waphyto」、2021年フェムテック・ウェルネスメディア「WOMB LABO」を立ち上げる。著書に『潤うからだ』等。私生活でも42歳で自然妊娠・出産。著書多数。instagram：@atsuko1705

やみちゃん

愛媛県出身。美容系動画クリエイター。TikTok主宰の『TikTok CREATOR AWARD 2021』にて視聴者投票により、ファッション・ビューティ部門の最優秀賞を獲得し、No.1美容TikTokクリエイターとして活躍している。企業からの動画制作の信用が高く、美容知識と動画の表現力に定評がある。

TikTok：@ayami_yamichan

YouTube：やみちゃんねる。

Instagram：@ayami_yamichan

Twitter：@ayami_cat

富田 暁子
フェッムテックtv編集長／上智大学在学中より編集プロダクションに所属。その後出版社勤務を経て、フリーエディター&ライターとして独立。ファッション誌を中心に書籍、WEB媒体など幅広い分野の編集、ライティングに携わる。一方、ヨガとの出会いが転機となり、ヘルスケア、メンタルケアについて学ぶ。現代女性が抱える心と体の不調を緩和する手助をするべく、本サイト編集長に就任。YOGA VINYASA FLOW TT200／ヨガニドラガイド／アーユルヴェーダ・ヘルスアドバイザー。instagram：@akk_tmt