PMS/生理 by 木川誠子

働く環境は心身の健康状態を左右すると気付いた!

モデルとしてメディアやSNSなどで活躍し、起業家・経営者としても医療美容クリニックなどを展開。枠にとらわれることなくさまざまなシーンで活躍を広げているくりえみさんは、心身ともに過酷な状況だったアイドル時代に子宮頸がんだと診断されました。そのことがきっかけとなり、自身の健康課題に向き合うようになったそう。子宮頸がんと診断された経緯やその後をはじめ、くりえみさんの健康課題についての体験を赤裸々に語っていただきました。第2回は、子宮頸がんと診断を受けてから変化した、健康への意識についてのお話。

>>第1回目の記事はこちら

子宮頸がんだと診断されて「そうだよね……」と納得するほど、健康に無頓着だった

ピルは飲んだらダメなんだと思っていた

今振り返ってみたら、初めて生理がきた時はそこまで重くなかった気がします。大人になるにつれてどんどんどんどん重たくなっていった感覚。そういえば、子宮頸がんだと診断される前に、子宮筋腫が見つかったことがあります。子宮筋腫があるから生理の血が多かったみたいです。確かに血の量が多すぎて、ナプキンには収まらないくらいの量だったので、ライブ中とかも気になってしかたありませんでした。何度か婦人科を受診することで、少しずつ改善していったって感じです。

アイドル時代は、生理痛はあるし、血の量も多いし、精神的には不安定だし……と、生理にまつわる不調をコンプリートしていました。当時からマネージャーさんには私の生理周期を把握してもらっていて、例えば、生理2日目にはグラビアの仕事が入らないように調整してもらったりしていたけど、グループ活動をしていると難しいところもありました。なにより、この頃は精神的な負担が大きかったです。

アイドル時代。パフォーマンス中の写真。

市販の痛み止めを飲んでも効いた感覚はなかったし、たとえ飲んだとしても情緒は不安定のまま。泣いたり、笑ったり、怒ったりを繰り返してて、周りの人にあたることもあったほど。お母さんは生理が軽い人だったから、重たい私の気持ちが分からなくて「寝てなさい。休んでいなさい」という感じで、そういえば、「病院に行ってみたら?」と言われたことはなかったです。当時はピルでここまで楽になることは知らなかったというか、むしろ「ピルを飲んだら子供ができにくくなるよ」「まだ若いんだから自然治癒じゃないと」とか、周りの大人たちからいろんな情報を聞いていたから、「若い時にピルを飲んだらいけないんだ」って思っちゃってました。今思えば、根拠のない情報だと分かるんですが……

学校でも、生理についてもっと詳しく教えてほしかったです。私が通っていた学校では、性教育っていう性教育はなくて、小学生の時に生理について教えてもらったけど、生理がここまで個人差があるものだとは知らなかったです。子宮頸がんについてもそうですし、女性の身体の仕組みとかも含めて、知識として知っていれば日頃から婦人科に行く習慣がついたりと、もっと早く生理による苦しみを乗り越えられる方法に出会えたんじゃないかって思ったりします。

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)