by 木川誠子

愛情ホルモンが分泌され、絆が深まる? 5人に聞いたスキンシップの形

スキンシップは……会話でのコミュニケーション

鍼灸師・温活士 栗本夏帆さん(20代/未婚・パートナーあり)

「私自身、尊敬や敬意が性的欲求につながることもあり、関係性を深めるためには会話でのコミュニケーションが欠かせません。今日起きたことや仕事のこと、今の感情の状態など、さまざまな会話を重ねてお互いを知っていくことが私にとってのスキンシップです。

スキンシップの積み重ねで心のつながりが生まれると思っているので、日常的な会話でのコミュニケーションがいわゆる前戯の役割にもなっています。会話でのコミュニケーションによるスキンシップの延長線にセックスが存在しているイメージです」

スキンシップは……毎日を健康に過ごすために必要なこと

会社員 KKさん(30代/既婚・子供なし)

「なんか調子が悪いと感じる時は、パートナーとのスキンシップが少なくなっている時期と重なることが多いです。そう考えると、スキンシップは心身ともに健康でいるために必要なことだと思っています。スキンケアなど、自分で自分の肌に触れることでもオキシトシンは分泌されると言われていますが、パートナーとのスキンシップによるものとは濃度が違う気がします。だからこそ、パートナーと触れ合うことは大切。

我が家では毎日一緒にお風呂に入ることや、行ってきますのキスをすることが習慣になっているので、セックスをするよりは、そういった日常的な触れ合いのほうが重要だと感じています。結婚当初よりはセックスする機会が減っていますが、むしろ今のほうが関係性は良好だと思うほどです」

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)