PMS/生理 by 小嶋美樹

「生理痛が辛すぎてピルを飲み始めました①」~レディースクリニック受診編~

超音波検査で子宮や卵巣などの異常をチェック

受診初日の様子を教えてください。

「私は通勤途中にあるレディースクリニックを受診したのですが、事前に電話をして確認したところ、初診は予約なしで大丈夫とのことだったので、会社帰りに立ち寄りました。問診票を渡され記入後、しばらく待っていると別室に呼ばれて。そこで看護師さんから、問診票にそって、生理の周期や出産の有無、これまでの症状などを詳しく聞かれました。その際に可能であればピルを処方してほしいとの希望も伝えたと思います」

まずは看護師さんとのカウンセリングだったのですね。

「あくまで私の場合なので、病院によって違いはあるのかもしれません。その後、診察室に呼ばれ、今度は医師から『月経困難症』の疑いがあるとの説明を受けました。そのため、そのまま隣の診察室で超音波検査も行いました」

子宮や卵巣などの異常や疾患を超音波を使って調べる経膣超音波検査ですね

「そうだと思います。下着を脱いで内診台に座り、超音波の機械を膣内に挿入しての検査でした。私が受診したクリニックは、私と医師の間にカーテンがあって検査中はお互いの顔が見えない工夫がされていました。検査は数分程度のもので、痛みもほとんどありませんでした。

医師からの説明によると『月経困難症』には、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患を原因とする場合と、特定の疾患はないけれどもホルモンのバランスや作用によって痛みが生じる場合との2パターンがあり、原因によって治療法が異なるそうです」

原因を見極めるために経膣超音波検査が必要なのですね。

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小嶋美樹
編集者、ライター、ディレクター。大学卒業後、出版社に勤務し、女性誌や実用書・ビジネス書の編集、WEBディレクターなどを経て、2020年からフリーランスに。現在は主にインタビュー記事や女性のライフスタイル・子供の教育系記事の執筆、韓国エンターテインメント記事の編集・執筆など行う。趣味は旅行で、今一番欲しいものは子供たちと日本中を旅して回れるキャンピングカー。