
やっぱり温活がキーワード!秋から冬への季節の変わり目対策
春夏秋冬の四季があるのは日本の魅力のひとつ。ただ、季節が移り変わる時期は、不調を感じやすくなりますよね。そこで、なぜ季節の変わり目は不調を感じやすいのか。そして、秋から冬へと移り変わる時期に気を付けておきたいことと対策を、日本温活協会・本部指導員の川崎真澄さんに教えていただきました。
※2021年11月26日に掲載した記事です。
INDEX
気温、気圧などの変化が不調を引き起こす
「季節の変わり目に不調を感じやすいのは、気温、気圧、温度の変化が大きくなることが要因となる場合が多いです。そのため、自律神経の乱れが起こりやすくなり、頭痛や不眠、気分の落ち込みといった様々な不調が表れてしまう人も。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。身体を調整するために絶え間なく働いており、交感神経と副交感神経のバランスが正常に働くことで健康に過ごすことができます」(川崎真澄さん・以下同)
特に秋から冬に移り変わる時期は、気温もどんどん低くなり、身体が冷えやすくなります。冷えは自律神経のバランスが崩れる要因のひとつ。そのため、温活が季節の変わり目対策として有効的です。
入浴でリラックス&乾燥対策
身体を温めるには、やっぱり湯船にゆっくりと浸かることが大切。シャワーだけでは得られない大きなメリットがあるそうです。
「湯船に浸かることで、大きく分けて温熱・水圧・浮力の作用が働きます。温熱効果で身体を温め、水圧によって血流やリンパの流れが促進させます。そして、入浴中は浮力によって重力の影響が緩和されるため、筋肉や関節の負担が解放されます。
また、38~40℃の少しぬるめの温度に15分程度浸かることで身体の中から温まることができるとともに、副交感神経の働きも高まるため、心身ともにリラックスできます。
さらに、肌の乾燥対策の側面から見ても、38~40℃のお湯に15分程度浸かる入浴法は良い効果を期待できます。寒いからといって42℃以上の熱いお湯に長時間浸かると、必要以上に皮脂などが洗い流され、肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなってしまいます。お風呂から上がった後は、水分量が高い状態で保たれている10分以内に保湿ケアを行うことで、より乾燥を防ぐことができますよ」
コメントを書く / 読む▼
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です。