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月経異常に気づくために、生理周期の把握が必要

「自分の生理の異常に気づくためには自分の生理周期について知ることが大切です。毎朝起床時に測る基礎体温と生理周期の記録が理想ですが、面倒だと感じる人も多いでしょう。そういった人は、まずは毎月の生理の始まった日と終わった日の記録を取ることから始めてみましょう。最近ではスマートフォンで管理できるアプリもあるので、手軽に記録ができるのでオススメです」

生理が来ない＝排卵していない可能性が高い

「生理が来ないということは、排卵していない可能性が高い状態です。排卵していないと、女性ホルモンであるエストロゲンが不足し、骨密度が下がってしまいます。そうなると、将来的に骨粗しょう症のリスクが高くなります。20〜30代で骨粗しょう症と言われても、いまいち危機感を持てないと思いますが、実は骨粗しょう症はとても怖い病気です 。今骨折をしても、手術やリハビリで完治できると思いますが、高齢者になった時には、骨折をしてしまうとそれだけでは終わりません。場合によっては入院生活となり、普段の生活が送れないことで一気に認知症を発症してしまう人も多いのです。若い時のエストロゲンの低下が将来的な骨粗しょう症に繋がり、さらに他の病気や症状へ繋がってしまう可能性も。そういったリスクを下げるためにも、生理の遅れを感じたら婦人科へ相談をしてください。生理が遅れている＝妊娠の可能性もあります。コンドームでの避妊や、体外での射精を行っていたとしてもセックスをしていれば妊娠の可能性があるので、尚更早くかかりましょう」

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川端宏実

フリーランスの編集・ライターとして、ファッション誌にてライフスタイルやメイク企画についての記事を担当。モデルやタレントのスタイルブック制作なども行う。