フェムテック/ケア by 木川誠子

ボディメイクは、女性ホルモンを意識したバイオリズムに合わせて!

やっぱり栄養バランスが大切。おすすめ食材は?

食事は身体作りのベースともいえるため、食べないという選択はダメ! きちんと食べることを前提に、意識したいのはやっぱり栄養バランスです。

「ひとつの食材に頼ったり、食事量を制限したりする方法はおすすめしません。あくまでもコントロールする程度で。そして、三大栄養素と言われる、たんぱく質、脂質、炭水化物はバランスよく、ミネラルや食物繊維などは野菜から摂取するイメージで考えてみてください。

例えば、ワンプレートメニューの場合は、半分の面積を野菜で、1/4をたんぱく質、残りの1/4を炭水化物で盛り付けるとバランスがとりやすくなります。

栄養バランスは1食で整えようと思うと難しくなるので、1日の間に食べる食事を通して、または、2~3日周期で考えると無理なく実践しやすいと思います」

栄養バランスの偏りが気になった時のSOS食材は、発酵食品とキヌア。

「身体作りにおいて腸は大切です。豆腐や納豆、味噌などの発酵食品は腸活をサポートしてくれるので心強いです。

そして、穀物のキヌアは、完全栄養食とも言われているほどで、たんぱく質、ミネラル、脂質、食物繊維が特に豊富に含まれています。サラダにしたり、リゾットにしたりといろんな取り入れ方ができるうえ、腹持ちもいいので、ストックしておくと便利です」

心身ともに健康になれる身体作りを

「一気に体重を落とすような極端な方法で身体作りを行うと、今は問題がなくても、年齢を重ねた時に不調として現れる場合もあります。健康あっての身体作りということを忘れないでほしいです。

そして、女性ホルモンの影響は人それぞれ異なるので、身体作りは誰かと全く同じメソッドでできることではありません。自分のバイオリズムを知り、自分の身体と心の状態に向き合いながら、健康だと思える身体作りを行ってくださいね」

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和田清香氏

わだ・きよか 約350種類の方法を試しながら、健康的に15kg痩せた体験を活かし、ダイエットエキスパートとして各メディアで活躍中。健康美を作り出す食事、運動、生活習慣などに精通している。

https://www.kiyokawada.com/

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)