温活もPMS改善への第一歩
PMS/生理 by 木川誠子

温活がPMS改善への第一歩!

季節は夏から秋へと移り変わり、そろそろ「冷え」が気になる時期。PMSや生理痛にも有効と言われている「温活」について、過去に掲載した記事を参考に、本格的な冬が始まる前にトライしてみて。

※2021年3月4日に掲載した記事です。

運動不足による冷えに注意

運動不足による冷えに注意

「一般社団法人 日本温活協会」によると、現代人の平均体温は、60年前に比べて約0.7℃下がっていると言われています。体温が1度下がると免疫力は30%以上下がるとも言われているため、風邪を引きやすくなったり、血流が滞って月経不順になったりと、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。

そして、テレワークなど、新しい生活様式が導入されて自宅で過ごす時間が長くなったことも、身体が冷えやすくなる要因を作ってしまっているようです。
通勤する日が少なくなったことで身体を動かす機会が減り、また、運動をすることにも制限がかかっています。これまでよりも運動不足な状態が長く続いていることで筋肉量が下がり、代謝率が悪化。そのため、さらに冷えやすい身体になってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

冷えは子宮の天敵!

冷えは、さまざまな不調を引き起こすきっかけになってしまい、女性ホルモンや子宮、卵巣へも影響してきます。女性ホルモンは脳の指令によって分泌されますが、身体が冷えていると正常に働かなくなる可能性があり、PMSの症状を悪化させることにもつながってしまいます。

さらには、子宮や卵巣の機能が低下し、生理痛や月経不順などのトラブルが起こりやすくなります。それが、不妊につながってしまう場合も……。実は、更年期障害の症状のひとつであるほてりも、冷え性の一種だと言われています。

このように冷えていいことはなにひとつありませんよね。特に女性はライフステージに関係なく、日常的に温活を取り入れるのがベターです。

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)