PMS/生理 by 木川誠子

自分の生理周期を知ってる?まずは自分のバイオリズムを知ることから始めてみて

年齢によって生理周期はどう変わる?

ルナルナのユーザー32万人を対象に行われた、国立成育医療研究センターの研究結果によると、15歳~19歳のグループでは、正常周期より短い人が12.9%、長い人が10.1%。20歳~24歳では、それぞれ7.1%と10.7%。25歳~29歳になると、それぞれ5.0%と9.0%と減少していくことから、身体的な成熟に合わせて平均周期が長くなる傾向が見られたそうです。

さらには、これまでは40代後半から周期が長くなると考えられてきましたが、20代後半~40代前半にかけて生理周期が3日短くなり、その後加齢とともに長くなることも判明。このように生理周期と年齢の関係性があることがわかったことで、もしかしたら生理周期の定義も変わっていくのかもしれません。

アプリなどを活用して生理周期を記録

国立成育医療研究センターとルナルナによる共同研究では、今後ますます女性の就業率が上がり、雇用や生活スタイルの多様化が進むことを踏まえて、心理的なストレスや社会経済的状況が月経不順や妊娠率などにどんな影響を与えているか、その調査も行われていくようです。

そんな中、コロナ禍の影響で新しい生活様式が加わったことで、知らず知らずのうちに心理的なストレスが増えている可能性もあります。生理周期を把握してくことは自分のバイオリズムを知ることにつながります。

生理周期を把握していないという人は、アプリなどで手軽に管理できるので、ぜひ活用してみてください。継続して利用することが大切なので、習慣化できるように使いやすいアプリを見つけてくださいね。

おすすめアプリをピックアップ!

☑︎ルナルナアプリ

〈生理管理・妊活アプリ〉
生理管理アプリのパイオニア。15年以上蓄積してきたデータを基に開発をしたという、ルナルナ独自の排卵日予測アルゴリズムで、排卵予定日や妊娠の可能性を知らせてくれます。

☑︎Flo(フロー)

〈生理健康管理・排卵日予測アプリ〉
保健医療専門家、医療機関と共同制作されたアプリ。生理の開始日、期間、PMS症状、経血量など細かく入力することで、自分の健康状態をより具体的には把握することができます。

☑︎Clue(クルー)

〈生理管理アプリ〉
生理に関わる健康状態を一括管理できるのが特徴。入力した自分の生理履歴を基にした生理カレンダー、排卵予測、生理周期記録として活用できます。

アプリを活用するとバイオリズムが分りやすくなります。一概に生理管理アプリと言っても、それぞれ特徴が異なるので、取り入れやすいタイプを見つけてくださいね。

注釈)図 1、2
*第1回調査及び第2回目調査の両方に参加された10,606人を対象として分析しています
*過去3年間に診断/治療した病気として「うつ病やその他心の病気」を選択した方は本集計から除いています

調査実施時期:
第1回調査 2020年1月23日~3月24日
第2回調査 2020年5月14日~6月13日

調査方法:
『ルナルナ』アプリ内にてアンケート調査。

調査人数:
第1回調査及び第2回調査に回答した全国の10代~50代以上の女性10,606名

参考:時事メディカル「年齢で異なる月経 国立医療研究センターが分析」(2020年2月17日)

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木川誠子
出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には「株式会社k company」を設立し、その実践の場を創造・提供している。ライフオーガナイザー1級/アロマ心理/公認フェムテックマイスター(TM)