【公認心理師・山名裕子先生のココロの処方箋】〈CASE:2〉コロナ禍における生理不順、生理痛への対処法は?

月経やPMS(月経前症候群)、セクシャルな問題など、女性には特有の悩みや不調がつきものです。その症状は、痛みとなって身体に現れるだけでなく、時に女性の心にも重くのしかかります。なかなか人に話すことができないそんな女性特有の心の問題への対処法を、公認心理士の山名裕子先生に伺います。

今回のお悩み〉

「ここは半年ほど、生理周期が安定せず生理痛も以前より辛いです。コロナ禍のストレスでずっと心が晴れないせいかもしれないなと思っているのですが、改善する方法はありますか?」(30代・自営業女性)

生活変化からのストレスが原因の場合も

「新型コロナウイルスの感染予防対策で、通学や通勤の機会が減ったり、休日に人と会えなくなったり、こまめな手洗いや消毒が必要だったり……。ここ1年で人々の生活様式は急激に変化しました。人間はそもそも、変化に弱い生き物です。長引くコロナ禍の日々のなかで心に蓄積したストレスが今、女性たちの心身にダメージを与えているように感じます」(山名先生、以下同)

今回の相談者さんのように、月経周期が不規則になってしまったり、月経痛がひどくなったり、なかには月経が止まってしまう女性もいるそうですね

「そうなんです。そういった症状を自覚したら、まずは婦人科やレディスクリニックを受診することが先決です。なかには、婦人科系の病気が原因になっている場合もあり、その際には適切な治療を受ける必要があります。しかし、病的要因が見つからなかった場合には、コロナ禍におけるストレスが原因になっている、ということも十分に考えられます」

生理をネガティブにとらえすぎない!

「なかにはコロナ禍の生活様式のなかで、自分の月経が不順になってしまっていることに気が付いていない女性もいるかもしれません。以前だったら平日は通勤や通学、週末は休日といったように、規則正しい生活リズムの中で月経も巡ってきていたのに、今は通勤日と在宅日が混在したり、起床時間が不規則になったり……。月経周期がいつもと違うことに、女性たちが気付きにくい生活パターンに陥ってしまっているかもしれません」

たしかに『生理が飲み会とかぶらないかな』とか『温泉に行く日は生理とかぶらない日にしよう』など、女性が月経周期を気にするタイミングが、コロナ禍の日常では減っていますよね。

「あるクライエント様が『生理不順で回数が減って、ラッキーかもしれない』とおっしゃったことがありました。大変なことも多く、どうしてもネガティブに捉えがちな月経ですが、『生理はめんどくさい』『なくなってしまえばいい』など生理=悪と思わせるような言葉ばかりを口にすることはあまりおすすめできません。

と言うのも、人間は自分が口にした言葉に知らず知らずに影響を受けてしまう生き物なのです。『生理がいやだ』と繰り返し口にすることで、その言葉が耳から脳に伝わり、心が一層ネガティブな方向に引っ張られてしまいます。

逆にポジティブな言葉を発し続けていると、気持ちも明るくなるものです。月経は女性にとってなくてはならない大切なもの。思い当たる方は、少しでも快適に月経周期を乗りきるために、ぜひ心掛けてみてください」

周囲に症状を共有することも大切

「長引くコロナ禍のストレスに、運動不足や生活環境の変化も重なり、月経痛が以前よりも強く出るようになってしまった女性もいるかもしれません。そんなときには無理をせずに、休息をとることが大切です。

ただ、月経の痛みには個人差があり、それを人と比べることもできないので、苦痛を我慢し続けてしまう女性も少なくないのではないでしょうか。日常生活を送るのも困難なほどの痛みを抱えていても、『女性はみんな辛いのに、自分だけが生理痛で休むわけにはいかない』と、休息をとることに抵抗感がある人も多いように感じます」

たしかに、月経痛の度合いは人と比べることができないので、どこまで我慢をすればよいのか難しいなって思ったりします。

「その場合、周囲の人に月経痛の辛さをきちんと共有することも大切です。たとえば会社の人や家族に自分の症状や辛い周期、どのようなサポートが必要なのかを、きちんと言葉にして伝えることから始めてみてください。

日本の社会には、月経の話をすることがはばかられる風潮がありますし、男性には月経の体験がありません。月経の痛みの度合いに個人差があることすら知らない男性もいるでしょう。無知であるがゆえに女性に寄り添えないでいる男性もいるはずですから、どんな症状があり、どのような手助けが必要なのか、思い切って話をしてみることが大切です」

我慢がストレスになり、さらに症状が悪化する悪循環を生まないためにも、周囲の協力を得ることが大切なんですね。

「その通りです。日本人は耐える美を良しとする文化がありますが、そもそも女性ばかりが我慢を強いられるのはおかしな話ですよね。今は医学が進歩し、月経に伴う痛みや苦しみ、心のモヤモヤをコントロールできる手段も多数あります。

コロナ禍での生活様式の変化なかで、知らず知らずのうちに心に大きな負荷がかかっていることを自覚して、無理をしない”“我慢をしすぎないで人に頼ることを心がけてみてください」

今後女性の問題を「他人事」にしない、家族や社会のサポートにも期待したいです。

山名裕子氏(やまな ゆうこ)

1986年生まれ、静岡県浜松市出身。公認心理士。「やまなmental care office」を東京青山に開設。心の専門家としてストレスケアからビジネス・恋愛などの悩みへのカウンセリングを行っている。メディア出演や講演会活動も多数。

【公認心理師・山名裕子先生のココロの処方箋】 〈CASE:1〉コロナ禍でPMSが急増!? カタルシス効果で、イライラ&憂鬱に対処しよう

月経やPMS(月経前症候群)、セクシャルな問題など、女性には特有の悩みや不調がつきものです。その症状は、痛みとなって身体に現れるだけでなく、時に女性の心にも重くのしかかります。なかなか人に話すことができないそんな女性特有の心の問題への対処法を、公認心理師の山名裕子先生に伺います。

〈今回のお悩み〉

「数年前からPMSのさまざまな症状に悩んでいたのですが、コロナ禍の日々のなかで、PMSに伴うイライラや憂鬱感といった心の症状が、より強く出るようになりました。少しでも軽減する方法はありますか?」(20代・会社員女性)

人間は変化に弱い生き物?

 

「終わりの見えない新型コロナウイルス感染予防対策の日々のなかで、今、心身のバランスを崩す女性たちが急増しているそうです。事実、私のカウンセリングオフィスのクライエント様にも、生活様式の変化に伴う心の不調を訴える女性が多くいらっしゃいます。

もともと人間は変化に弱い生き物だということをご存じでしょうか? 変化が小さくても大きくても、それがたとえ自分にとってプラスに感じるものだとしても、人は変化にストレスを感じる生き物なのです」(山名先生、以下同)

去年から今年にかけて、働き方、余暇の過ごし方、友人や家族との距離感やコミュニケーション手段に至るまで、人々の日常が急激に変化しましたよね。

「そうですね、そういったあらゆる環境の変化が、知らず知らずのうちにストレスとなって積み重なり、心の不調を招く人が増えています。PMSのあらゆる症状は、月経前の黄体期に女性の身体のなかで起こる女性ホルモンの急激な増減によって引き起こると考えられています。コロナ禍の変化に伴うストレスが重なると、女性ホルモンのバランスがさらに乱れ、PMSの症状が強く出てしまうのです」

月経前の黄体期に関しての詳しい記事は、こちらをチェック!

フェムテックtv:「生理前や生理中、甘い物が止まらない…」と悩む女性必見!罪悪感なく食べられるおやつリスト

生活リズムと運動習慣の見直しを!

コロナ禍の生活はまだしばらく続きそうです。PMSに伴う気分の浮き沈みに悩む女性は、今の生活のなかでどういったことに気をつければよいのでしょう?

「たとえば『コロナ前に比べて、通学や通勤の回数が減った』という女性のなかには、知らず知らずのうちに起床時間が以前より遅くなっていたり、日によってバラバラになっていたりする人も少なくないように感じます。まずは、できる限り生活パターンを一定化し、以前のリズムを取り戻すことが大切です。

また、在宅時間が増えたことで、以前は通っていたジムや運動系の習い事に行けなくなってしまったことによる運動不足に陥っている方も。心と身体は、私たちが思っている以上に、連動していることを覚えておいてください。

運動不足で身体が重くなると、新しいことに一歩踏み出す際の心の踏ん張りが効かなくなったり、いつもは気にも留めない何気ない出来事にストレスを感じたり、ポジティブな心の状態ではいられなくなってしまいます。コロナ禍の日々で、PMSの症状としての憂鬱感やイライラが以前より強く出てしまっている方は、まずは生活リズムを見直し、運動不足の改善を試みてみましょう」

『カタルシス効果』を利用しよう

他にも、コロナ禍での日々のなかで、女性たちを苦しめるストレス要因のひとつになっているのが「会話の減少」だそうですね?

「心理学的には『カタルシス効果』と言うのですが、人は苦悩や悩みを口に出して言うことで、それがたとえ直接的な解決に至らなかったとしても、心の浄化作用になる、という考え方があります。しかし今は、ZOOM授業になったり、在宅勤務になったりしたことで、誰かと会話をする時間がぐんと減ってしまっているのです」

学校や会社で友人や同僚と何気なく話していた時間も、実はストレスを軽減させるためには重要なポイントだったのですね。

「これまでは、ちょっとした心のモヤモヤや負の感情は、日常生活のなかで誰かに聞いてもらうことで、知らず知らずのうちに解消されていました。ところが、今は何気ない会話の機会が減ったことで、心に蓄積してしまっている女性も多いのです。

同様の悩みを相談されるクライエント様に対して、私はカウンセリングの際に『話せる相手を見つけていきましょうね』とお話ししています。必ずしも対面でなくてもいいので、ZOOMでも電話でも、意識的に人と話す時間を日々のなかに設けることが大切です」

ただ、なかにはわざわざ時間を作ってもらってまで、自分の悩みや心の内を人に聞いてもらうことを心苦しく思う女性もいるのではないでしょうか?

「そうなんです。日本人は、『自分のことで人に迷惑をかけてはいけない』と思い込んでいる人が非常に多いように感じます。あえて相手に時間をとってもらってまで、自身のモヤモヤした気持ちを話すことに抵抗がある人は、心のケアの専門家に話を聞いてもらうのもひとつの手段です。

電話相談に応じているカウンセリングオフィスもありますし、感染症対策がきちんとなされている相談所や産婦人科に気分転換を兼ねて足を運ぶでもいいでしょう。専門家をもっと気軽に頼って欲しいなって思います。

PMSの症状からくる気分の浮き沈みを我慢しつづけた結果、うつ病を発症してしまうこともあります。PMSの心の症状に苦しんでいる女性のなかで、『最近、人との会話の機会が減ったな』と思い当たる人は、意識的に人と話す時間を設けるようにしてみてください」

まだまだ続くコロナ禍の日常。女性特有の心の苦しみは、我慢しすぎることなく、日々対処することが大切です。

山名裕子氏(やまな ゆうこ)

1986年生まれ、静岡県浜松市出身。公認心理師。「やまなmental care office」を東京青山に開設。心の専門家としてストレスケアからビジネス・恋愛などの悩みへのカウンセリングを行っている。メディア出演や講演会活動も多数。

「生理前や生理中、甘い物が止まらない…」と悩む女性必見!罪悪感なく食べられるおやつリスト

女性にとって月経は思春期の頃に始まり、50歳前後で閉経を迎えるまでの長い付き合いとなる人生のパートナーです。そのパートナーとの付き合いのなかでは、さまざまな悩みも生じます。

「生理になると日中も眠い」「腹痛が辛い」「腰が痛い」「ナプキンでかぶれる」「経血の量が多く漏れが心配」「気分が沈みがちになる」などなど……。症状も悩みも千差万別です。

そこで今回は、月経中の困り事のなかでも特に多くの女性が訴える「甘い物を過剰に食べてしまう」という悩みへの対処法を、管理栄養士で公認スポーツ栄養士の高須希代さんに伺いました。

生理前や生理中になると、甘い物が無性に食べたくなる!

 

「生理前や生理が始まってすぐの頃になるといつも以上に甘い物が食べたくなる欲求は、実は体内のホルモンの影響から起こることが分かっています。

排卵後から生理前にかけての時期になると、女性の体内では『エストロゲン(卵胞ホルモン)と『プロゲステロン(黄体ホルモン)』という2つの女性ホルモンが多く分泌されます。そのひとつである『プロゲステロン』は『インスリン』という膵臓で作られるホルモンに影響を与えるのです。

『インスリン』には血糖値を調整する働きがあります。人が何かを食べると、その食べ物に含まれる糖分が分解され体内の血糖値が上がるのですが、血糖値が上がりすぎるのを防いでくれるのが『インスリン』の役割。『インスリン』が分泌されることで血糖値を下げ、血糖値を正常な値へと調整する仕組みになっています。

生理前に分泌が盛んになる『プロゲステロン』には、この『インスリン』の効きを悪くする作用があるのです。そのためこの時期になると、『プロゲステロン』の影響で効きが悪くなった分を補おうと、体内で『インスリン』の分泌量が増え、その結果、血糖値が通常より低くなってしまう人がいるのです。

生理前や生理が始まったころに無性に甘い物が食べたくなるのは、『インスリン』の分泌量が増えたことにより、身体が低血糖状態になっているせいではないかと考えられているのです」

「タンパク質のおやつ」は良いことだらけ!

「甘い物をいつもよりたくさん食べてしまい、『こんなに食べたらまずいよなぁ』と自己嫌悪に陥りながらも止められず、どうしたらのいいのか悩んでいる女性も少なくないかもしれませんね。しかし、ホルモンの作用によって生まれる欲求だとも言えるので、ある意味では仕方のないこと。我慢をしすぎるのもよくありません。

そんなときのおやつとして、私のおすすめはタンパク質の軽食です。タンパク質は血糖値を上げることもなく、疲労軽減効果や美肌・美髪を作る素にもなるので一石二鳥です。

口寂しくなったときには、スルメや枝豆、ゆで卵などを食べてみてはどうでしょう? また、今はスムージーのように美味しく飲めるプロテインもさまざまな種類が発売されているので、試してみてもいいかもしれません」

洋菓子より和菓子!ドライフルーツやナッツもおすすめ

 

軽食ではなく、どうしても甘い物が食べたいという人には和菓子がおすすめです。洋菓子は油分が豊富な物が多いので、一度口にしてしまうとより食欲が増してもっと、もっと……”と食べすぎてしまいがち。いくら身体が求めているからといって、カロリーの高い甘味の食べすぎは血糖値の急上昇を招き、ホルモンバランスを乱す悪循環に。当然、健康にも美容にもいいことはありません。

甘い物が食べたくなったら、洋菓子ではなく、油分の少ないお団子やせんべい、寒天などの和菓子を口にしてみてください。他にも『インスリン』の分泌量増加の影響で下がってしまった血糖値をゆるやかに上げるのに最適なのが、ドライフルーツやナッツ類のおやつです。

また、どうしても菓子パンや小麦を含む洋菓子などを食べたくなった場合には、小麦が使われているのものではなく、全粒粉やライ麦が使用されている物を選ぶようにしてみてください。シリアルも生理時のおやつにおすすめですよ」

過剰な我慢や罪悪感からくるストレスは、ホルモンバランスをより乱してしまう原因になりかねないので厳禁です。工夫しながら適度におやつを食べて、憂鬱な生理期間を上手に乗り切りましょう。

高須  希代

管理栄養士、公認スポーツ栄養士 。東京都内の心療内科クリニックで15年間にわたり食事カウンセリングを行う。5000通り以上の食事記録をもとにアスリートへの食事指導も。現在はフリーランスの栄養士として、スポーツ栄養サポート、各種学校での指導、講演、レシピ開発などに携わる。

「朝食」「魚」「発芽玄米」で生理前のイライラ、落ち込み、強い眠気を緩和しよう!

月経の数日前になると現れる腹痛や頭痛、倦怠感などの身体的な辛さや、気分の浮き沈み、集中力の低下などいつもとは違う精神状態。このような症状を経験したことのある女性も多いのではないでしょうか? それが月経とともに自然に消えていく場合、これらの症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれます。

この女性特有の辛い症状の緩和には、日々の食生活の見直しも効果的だと言われています。そこで今回は、前回につづき、管理栄養士で公認スポーツ栄養士の高須希代さんにPMSの症状をやわらげる食事のお話を伺います。

合わせて前回の記事もチェック!

フェムテックtv:「PMS(月経前症候群)はその食事が原因かも⁉「おすすめ食材」「NG飲料」

心のモヤモヤはホルモンの急上昇&乱降下が原因

 

「前回は、PMSによる腹痛や腰痛、頭痛などの痛みを伴う症状や、胃もたれや吐き気などの食欲不振に悩む女性におすすめの食材を紹介しました。今回は生理前になるとなぜか気持ちが不安定になる”“不安感が強くなり鬱っぽくなるといった精神的な症状に悩まされている方におすすめの食事のお話です」

たしかに生理前になると、普段は気にならない相手の一言に妙に悩んだり、イライラしたり……。気持ちが不安定になりがちですよね。

「月経前の黄体期と呼ばれる時期になると、女性の体内では『エストロゲン(卵胞ホルモン)と『プロゲステロン(黄体ホルモン)』という2つの女性ホルモンが多く分泌されます。しかし『黄体期』の後半になると、今度は逆に両方のホルモンが急激に減少。この女性ホルモンの急上昇や乱降下によって、ホルモンバランスの乱れや、神経伝達物質の異常が引き起こり、女性の身体にさまざまな異変が起こるのです。

さらには、月経前になると気分が沈みがちな人は、この時期に減少する『セロトニン』という神経伝達物質の影響を過大に受けていることが原因だと言われています」

バナナは精神のゆらぎに最強の食材!

 

女性の体内ではそんなことが起こっていたのですね。『セロトニン』は最近よく耳にする物質ですよね。

「『セロトニン』はストレスが多い現代人には欠かせない物質として、今、注目を集めていますよね。別名『ハッピーホルモン』とも呼ばれ、精神の安定を保つために重要な物質です。この『セロトニン』の分泌が減少すると、気持ちが落ち込み憂鬱になったり、心のバランスを崩しイライラしがちになります」

では『セロトニン』を増やせばいいのでしょうか?

「そうですね。それらの症状に悩まされている人は、体内で減ってしまった『セロトニン』を作りだすために必要な物を、食べ物で補ってあげることが大切です。たとえば『セロトニン』を作り出すのに必要不可欠なビタミンB6を多く含むカツオやマグロ、鮭などの魚もそのひとつ。これらの魚を日々の食事で取り入れることが難しい人は、サラダや和えものなどにかつおぶしをプラスするだけでもオーケーです。

また、『セロトニン』が脳内で作られるための材料として必要な『トリプトファン』という必須アミノ酸を多く含んだチーズやヨーグルトなどの乳製品、大豆製品、卵などもおすすめですよ」

なんだか朝食に取り入れやすそうな食材が多いですね。

「たしかにそうですね。朝食は1日のエネルギー源になるので、朝にこれらの食材を摂取できたらベストですが、昼でも夜でも問題はありません。他にも、PMSの気分の落ち込みにおすすめの食材で、手軽な朝食としてもぴったりな食材がバナナです。バナナにはビタミンB6もトリプトファンも含まれているので、生理前の女性の強い味方なんですよ」

睡眠の質が下がる人には『ギャバ』がおすすめ

 

「月経前になると、どれだけ寝ても眠くて仕方ない」という悩みもよく耳にします。そんな症状におすすめの食材はありますか?

「強い眠気だけでなく、月経前の時期になると1日中ボーっとしてしまう”“集中力が低下するといった症状に悩む女性も少なくないですよね。そんな方には、神経伝達物資である『ギャバ』を多く含んだ食材がおすすめです。

『ギャバ』は脳や中枢神経に多く存在し、興奮した神経を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。睡眠をコントロールし、質の高い眠りへと促す効果があるとも言われているのでぜひ取り入れてみてください」

質の高い眠りで夜間にきちんと身体と脳を休めることが大切なのですね。ちなみに『ギャバ』は何に多く含まれているのですか?

「ひとつが発芽玄米です。自宅で食べる白米を発芽玄米に変えてみてはどうでしょう。発芽玄米はハードルが高いという人には、トマトやジャガイモ、カボチャなどがおすすめです。『ギャバ』は発酵食品にも多く含まれているので、納豆やキムチなどでも良いですよ」

自身の症状に合わせて、日々の食事に足りない食材をプラスすることが重要ですね。

「食事療法は長く続けることが大切です。今日、食べたからと言って、明日に症状が劇的に改善されるわけではありません。日々の食事に無理なくおすすめの食材を取り入れて、体質改善を目指してみてください」

次回は多くの女性がかかえる月経中の悩み別におすすめの食材をご紹介します。

高須 希代

管理栄養士、公認スポーツ栄養士 。東京都内の心療内科クリニックで15年間にわたり食事カウンセリングを行う。5000通り以上の食事記録をもとにアスリートへの食事指導も。現在はフリーランスの栄養士として、スポーツ栄養サポート、各種学校での指導、講演、レシピ開発等などに携わる。

PMS(月経前症候群)はその食事が原因かも⁉「おすすめ食材」「NG飲料」

「もうすぐ生理が始まるな」という頃になると、下腹部がじんわり痛くなったり、身体がだるくなったり、朝起きるのが辛かったり……。あるいは、友達や同僚の何気ない一言にいつもよりイライラしたり、悲しくなったり。月経前のこんな症状に悩まされている女性は少なくないのではないでしょうか?

このような症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれ、月経前の数日間だけつづく精神的あるいは身体的な症状のことをいいます。生殖に適した年齢(1845歳)の女性特有の症状で、月経の開始とともに自然におさまるのが特徴です。原因ははっきりとは分かっていませんが、女性ホルモンの変動が影響しているのではないかと考えられています。

PMSの症状緩和に効果的な食材とは?

 

多くの女性を苦しめるPMSの緩和には、日々の食生活の見直しも効果的だと言われています。

「人知れずPMSの辛い症状に悩む女性も少なくないと思うのですが、そもそもなぜ月経前の数日間に腹痛や腰痛、頭痛など、身体にさまざまな痛みが出るのか、そのメカニズムをご存じでしょうか? 実は女性の身体では、この時期になると『プロスタグランジン』というホルモンの分泌が急激に増加し、それがさまざまな痛みを引き起こす一因になっていると考えられているのです」

と話してくれたのは、管理栄養士で公認スポーツ栄養士の高須希代さん。そこで今回は、PMSの症状のひとつ、さまざまな部位に現れる痛みの軽減に効果的な食事に関して高須さんにお話を伺いました。

ホルモンの過剰分泌が痛みの一因

 

「子宮内膜をはがす作用のある『プロスタグランジン』というホルモンは、月経前の時期になると、女性の体内で盛んに分泌されることが分かっています。『プロスタグランジン』は主に筋肉を収縮させるホルモンで、この時期になると子宮を収縮させ、経血の排出を促す働きをするのです。

PMSのさまざまな症状は、こういった大切なホルモンがきちんと身体のなかで作用をしている証でもあります。ただ、それらがあまりに過剰になってしまうと、さまざまな苦痛を生み出してしまうのです」

では、そもそもなぜホルモンの過剰分泌が起こるのでしょう?

「一番の原因は身体の冷えですね。筋肉はそもそも冷えると弾力性を失い、収縮性が弱くなります。冷蔵庫から出してすぐの肉の塊は、冷たく固いですよね? でもしばらく常温でもどすと、柔らかく伸びがよくなるのをイメージしてもらえばよいかと思います。

人間の筋肉も同じこと。冷えてしなやかさを失った筋肉は弾力性が弱くなるため、子宮の収縮を促すための『プロスタグランジン』が必要以上に多く輩出され、筋肉の収縮も通常よりも強く起こってしまうのです。それが月経前の腹痛や腰痛の一因です。

また、『プロスタグランジン』は末梢組織の痛みを強める作用もあると言われているため、頭痛の原因にも。さらには、胃や腸の筋肉の収縮が激しくなることで、月経前の時期に胃もたれや吐き気などの症状を感じる人もいます」

身体を温める食材で痛みを軽減

 

『プロスタグランジン』の過剰分泌を抑えるためにはどうすればよいのですか?

「ホルモンの過剰分泌を抑えるために、やわらかでしなやかな筋肉を保つこと。そのためには、身体を冷やさないことが大切です。PMSの症状のなかでも特に、腹痛や腰痛、頭痛などの痛みを伴う症状が現れる人や、胃もたれや吐き気、食欲不振の症状がある人は、日ごろから身体をあたためる食材を摂取することを心がけましょう。

おすすめの食材は、タマネギや長ネギ、ニンニクなどネギ系の野菜です。また、生姜やシナモン、カモミール、ローズマリーなどのハーブティも積極的に摂取してほしいですね。これらはすべて身体を芯から温める作用があります。

また、これらの食材は身体を温めるだけでなく、香りによる沈静効果も。香りは人間の脳にダイレクトに影響を及ぼすので、リラックス効果も絶大です。脳がリラックスすることで、痛みの軽減も期待できます」

逆にPMSの辛い症状が現れる時期にあまり口にしないほうがよいものはありますか?

「カフェインはなるべく控えたほうがいいですね。カフェインの過剰摂取は、PMSの症状悪化を招くとも言われています。コーヒーや紅茶が大好きで1日に何度も飲む習慣のある人は、辛い症状が現れる時期だけでも、せめてそれらの代わりに温かいハーブティを飲むように心がけてみてください。ノンカフェインの紅茶に生姜やシナモンと少しのハチミツを加えて飲むのもおすすめですよ」

次回は、PMSによる気分の落ち込みや強い眠気に効果的な食材に関してお話を伺います。

高須 希代

管理栄養士、公認スポーツ栄養士 。東京都内の心療内科クリニックで15年間にわたり食事カウンセリングを行う。5000通り以上の食事記録をもとにアスリートへの食事指導も。現在はフリーランスの栄養士として、スポーツ栄養サポート、各種学校での指導、講演、レシピ開発等などに携わる。

参考:公益社団法人 日本産科婦人科医会「月経前症候群

サプリにブレンド茶…『BIOPLE FES(ビープルフェス)』で見つけた「女性の悩み」最新グッズ!

人にも地球にも優しいナチュラルでオーガニックなコスメや食品、生活雑貨がそろう人気ショップ「Biople by CosmeKitchen」が主催する新商品の展示会『BIOPLE FES』が2021年3月末に開催されました。12回目となる今回のテーマは「Live Intentionally 私の行動が、未来を切り開く」。

だけを考えてものごとを選ぶのではなく、待ち受ける未来を考え、目的を持ってアクションしていこう」「自分の体の声、思考、精神を通して、自分自身が快適に過ごせば、自分らしい明るい未来を切り開けるはず」とのメッセージ性を持った注目のアイテムが集まるなか、「フェムテックtv」編集部が注目したのは、女性たちの心身の不調に寄り添うグッズの数々です。

コロナ禍での生活が長引くなか、今、人に会えないストレスや自粛生活による運動不足などが原因で、心身のバランスを崩す女性たちが増えているそう。特に、月経など女性特有の辛さは1人で抱えて見過ごしがち。そんな悩みを少しでも軽減しれくれるお気に入りのアイテムを見つけて、不調から解放されてみませんか?

今回は、「フェムテックtv」編集部が見つけた女性におすすめの最新アイテムをご紹介します。

女性のゆらぎに嬉しいバランス茶

 

1981年から続く漢方薬局「薬草堂薬局」の独自のメソッドから生まれた美容茶シリーズ・YULICIが「Biople by Cosmekitchen」とコラボレーションし、女性のためのブレンド茶が誕生しました。PMS(月経前症候群)など月経にまつわる不調は、ホルモンバランスの乱れなどにより引き起こされると考えられていますが、このブレンド茶にはチェストベリー、レッドクローバーなど、女性特有の不調や体調バランスを整えてくれる和漢植物&西洋ハーブがたっぷり25種類。

くせのないまろやかな味で、どんな人にも続けやすいのも嬉しいポイントです。また、ノンカフェインなので、夜のリラックスタイムのお供にもおすすめ。同シリーズからは28種類の和漢&西洋ハーブを配合した「ダイエット茶」も発売予定なので、コロナ禍太りが気になる人にはこちらもおすすめです。

YULICI×Biople by CosmeKitchenウーマンバランス茶

28g(2g×14包)/¥1,512(税込)※5月19日、Biople限定発売予定

PMSなど女性の不調に寄り添うサプリメント

 

PMS(月経前症候群)など女性特有の不調に寄り添うサプリメントが登場。ヨーロッパでは紀元前から「女性のためのハーブ」として広く用いられてきた、女性ホルモンの乱れを整えてくれるハーブ「チェストベリー」や、気持ちの高ぶりや落ち込みに処方されてきた中国のハーブ「ラフマ」、東南アジアのスパイスで、体を温めたり、むくみの解消が期待できる「ヒハツ」など、女性の悩みに寄り添ったハーブやスパイスが配合されています。

毎日飲むことが難しい人は、月経前の症状がもっとも辛い時期に摂取するだけでも大丈夫。月経前後の腹痛や頭痛、気分の落ち込みやだるさを「当たり前のこと」として長い間、我慢してきた女性たちにこそ、ぜひ試してみてほしいサプリメントです。

SUPERFOOD NUTRIENTS P.M.Solution(ピーエムソリューション) 

7.2g(240mg×30粒)/¥3,218(税込)※4月13日、Biople限定発売予定

心と身体を解き放つボディスクラブ

 

自然の恵みをふんだんに使用して、外側と内側のダブルで美しさを追求したボディスクラブです。良質なオイルと美肌になれると話題の「ハーブピール」、3億年をかけ自然結晶化した希少な「クリスタルロックソルト」を配合。「クリスタルロックソルト」はヒマラヤ岩塩の中でも採掘量が少ない希少なソルトで、天然のミネラルがたっぷり。マイナスイオンも放出され、浄化作用も高いそうです。

ジャスミン、レモングラス、ローズマリーなどの香りの「HAPPY MIND」と、ベルガモットやシトラス、浄化作用のあるホワイトセージやティーツリーの香りの「CLEARING」の2種類。どちらもリラックス効果の高い香りで、女性の心にも働きかけ、日々のストレスや疲れから解き放ってくれます。身体にたまった不要な老廃物の排出を促すことで心身の健康に作用するクリアリング効果にも期待できる一品です。

a.o.e organiccosmetics クリスタルスクラブ CRYSTAL SCRUB HAPPY MIND】【CLEARING

各200g/¥5,490(税込)※4月27日、Biople先行発売予定

たんぱく質と食物繊維を美味しく摂れるスムージー

 

オーストラリアで創業30年以上、徹底的にオーガニックにこだわり、トレーサビリティやサスティナビリティを実践してきた食品メーカー『Kialla Pure Foods』からオーガニックプロテインのスムージーが日本初上陸。グラスフェッドホエイとオーツ麦で、成人女性の1日に必要なたんぱく質と食物繊維の約1/3をこの1杯で摂取することできます。

女性にとってたんぱく質は非常に重要な成分で、不足すると髪や爪の艶が失われたり、肌荒れの原因にも。しかし、成人女性は最低でも1日あたり40Gのたんぱく質が必要だと言われており、その量を毎日欠かさずに摂取しつづけることは意外と大変です。

「カカオ味」と「バニラ味」の2種はどちらも自然な甘さでしつこくないのも嬉しいポイント。オーツ麦の食感がしっかりと残っているので、まるでスイーツを食べているような満足感も得られ、1食をこのスムージーに置き換えればダイエット効果も期待できそう。

Kialla Pure Foods オーガニックプロテインスムージー【カカオ】【バニラ】

各600g/¥3,980(税込)※4月27日、Biople先行発売予定

 

女性特有の不調や悩みは、これらの商品の助けも借りて、楽しくハッピーに乗り越えてみては?

 

商品詳細は『Biople by Cosmekitchen』

『BEOPLE FES』レポート第1弾「最新CBDグッズ」も合わせてチェック!

最新CBDグッズを『BIOPLE FES(ビープルフェス)』で発見! グミやフレーバータイプも

最新CBDグッズを『BIOPLE FES(ビープルフェス)』で発見! グミやフレーバータイプも

人にも地球にも優しいナチュラルでオーガニックなコスメや食品、生活雑貨がそろう人気ショップ「Biople by CosmeKitchen」が主催する新商品の展示会『BIOPLE FES』が2021年3月末に開催されました。12回目となる今回のテーマは「Live Intentionally 私の行動が、未来を切り開く」。最新グッズや話題のアイテムが多数集まるなか、今回は「フェムテックtv」編集部一押しのCBDグッズをご紹介します。

今、世界的に注目を集めるCBDとは「Cannabidiol(カンナビジオール)」の略で、麻から抽出された植物由来の成分のこと。摂取することで、免疫調整や抗炎症作用、ストレスの緩和などが期待され、その有効性と安全性は世界保健機構(WHO)も公式に認めています。

今回の『BIOPLE FES』のテーマのひとつでもある「BRAIN 脳の疲れをケアする」というキーワードにも、実はCBDはぴったり。デジタル社会にコロナ禍……。現代人の脳はつねに大きなストレスにさらされ、疲労が蓄積しています。心身のバランスを保つためにも脳をケアすることが大切なのですが、CBDの持つ鎮痛作用やリラックス効果は、脳の健康にも非常に有効だと言われているのです。

また、PMSなど女性特有の不調をやわらげたり、CBDの持つ抗炎症作用や抗酸化作用が女性の心身の健康をサポートしてくれます。日本でも年々その注目度が高まり、さまざまな女性向けグッズが誕生しているCBDアイテムのなかから、編集部一押しの最新グッズをご紹介します。

ストロベリー&ブラックベリーのCBDグミ

 

オーガニックでサスティナブルな手法で商品作りを行い、世界中から注目を集めている米国ポートランド発のブランド『gron』のCBDグミです。ストロベリーとブラックベリー味のグミは、どちらもフレッシュな果実味が口いっぱいに広がり、おやつとしても美味しい一粒になっています。

オレゴンで収穫されたストロベリーやブラックベリーにはビタミンや抗酸化物質もたっぷり。1粒あたり10mgのCBDが配合されたグミは、持ち運びにも便利なので、外出先や職場でリラックスしたい人にもぴったりです。

gron CBDグミ【ストロベリー】【ブラックベリー】

各5粒入り(50mg)/¥1,814(税込)※4月13日、Biople先行発売予定

手軽なロールオンタイプ

 

濃度5%のCBDと、ホホバ種子油、ゆず種子油、チャ実油、ツバキ種子油などの植物原料を組合せたロールオンタイプのCBDオイルです。うなじやこめかみ、手首にさっとひと塗りすれば、その香りとあいまって心をすっと落ち着かせることができます。

タイプは3種類。「DEEP SILENCE」はネロリ・ローマンカモミールの香りで、日々の喧騒から逃れ、静かにリラックスしたいときに、「POSITIVE FLOW」はすだち・ライムの香りで、ポジティブなパワーを発揮したい場面におすすめです。また「EROTIC POETRY」はカカオ、イランイランの深く甘い香りで、最愛のパートナーと触れ合い、高め合う瞬間にもぴったりです。

CBDAYS MOMENTロールオンオイル 【DEEP SILENCE】【POSITIVE FLOW】【EROTIC POETRY】

各5mL¥5,390(税込)※4月13日、Biople先行発売予定

香りでリラックスするCBDオイル

 

1ボトル当たりCBDを1500mg含有した5%濃度のCBDオイルは、さっぱり飲みやすいMCTオイルと、気分に合わせた精油をブレンドしたフレーバータイプ。驚くほど爽やかな口当たりが特徴で、オイルを直に摂取するのが苦手な人や、CBD特有の苦みに苦手意識を持っている人にぜひおすすめしたい一品です。

朝、気分をあげたいときには「オレンジ」のオイルを、日中、気分を切り替えたいときや口内をさっぱりさせたいときには「シナミント」のオイルを、夕方以降のリラックスタイムには「カモミールレモン」のオイルをチョイス。またCBDの含有率が10%のものもあるので、就寝前など、より深いリラックス効果を体感したい人はそちらをセレクトしてみても。

elixinol デイリーバランス CBD1500【カモミールレモン】【オレンジ】【シナミント】

各30mL/¥12,960(税込)※4月13日、Biople先行発売予定

個包装で酸化しにくいCBDオイル

 

CBDが30mg配合された1gのオイルごとに個包装になっているので、いつでもフレッシュで衛生的。オイルも酸化しにくい、メイドインジャパンのCBDオイルです。個包装のオイルは開封したらそのまま口の中へ。MCTオイル使用で無味無臭なので、直に飲んでも嫌な苦みはゼロ。また、食事に混ぜても食べ物本来の風味を邪魔しません。

小さな個包装はいつでもどこにでも簡単に持ち運ぶことができるので、ポーチに入れて携帯するのに便利です。仕事で疲れたとき、人間関係に心がモヤモヤしたとき、乱れがちな生活リズムを整えたいとき、さっと取り出し口に含めば、すぐに摂取することができます。また、眠りが浅くなりがちな旅先への携帯もおすすめです。

REFLECTY CBDオイル(CBD450mg)」15包入り/¥4,980(税込)REFLECTY CBDオイル(CBD900mg)」30包入り/¥9,980(税込)※共に4月13日、Biople先行発売予定

商品詳細は『Biople by Cosmekitchen』へ

次回は『BIOPLE FES』の最新商品のなかから、女性に嬉しいおすすめグッズを紹介します。

ピルやミレーナなど方法はさまざま! 生理痛は「かかりつけクリニック」で緩和しよう

女性にとって月経(生理)とは、思春期の頃に始まり閉経を迎える50歳前後まで約40年もの付き合いがつづく人生のパートナーです。しかし、月経がくるたびに腹痛や腰痛、吐き気や気分の浮き沈みなど、女性たちはさまざまな症状に見舞われます。

月経期間中に日常生活がままならないほどの激しい痛みを伴う場合には「月経困難症」と呼ばれ、その数は、生殖に適した年齢(1845歳)の女性の4人に1人以上とも言われています。また、経血の量が極端に多く、生活に支障をきたすような場合は「過多月経」と呼ばれ、「月経困難症」と「過多月経」の両方に苦しむ女性も少なくありません。

忙しい現代女性の身体にも心にもダメージを与えるこれらの症状を「生理は病気じゃないから」「女性はみんな我慢しているものでしょ?」と、当たり前のこととしてやり過ごしている人も多いのではないでしょうか。「月経困難症」や「過多月経」は、生活習慣を見直すことで改善されることもありますが、我慢しないで医療の力を借りるのもひとつの手段です。

また、一言に「月経困難症」と言っても、その原因によって治療法はさまざま。子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が原因となっている場合は「器質性月経困難症」、そのような特定の疾患が無い場合は「機能性月経困難症」と呼ばれています。自分の症状がどちらに起因するものなのかを調べるためにも、医療機関を受診することが大切なのです。

「かかりつけクリニック」を探そう!そのポイントとは?

まずは、気軽に相談できるかかりつけの婦人科やレディースクリニックを見つけましょう。信頼できる「かかりつけクリニック」は、女性にとって人生の心強い味方。そこで大切なのが、クリニック選びです。

この先、何度も足を運ぶ可能性がある場所なので、自分がストレスなく通える先を見つけたいですよね。かかりつけの婦人科やレディースクリニックを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

①立地

通院が億劫で通わなくなってしまっては意味がありません。自宅や職場からの経路や交通手段を調べ、通いやすい立地のクリニックを見つけましょう。

②開院時間

「平日の開院時間」「休日診療の有無」など、自分のライフスタイルに合わせて無理なく通えるよう、病院が開いている時間や曜日を調べましょう。

③予約方法

クリニックによって予約の有無や方法はさまざま。完全予約制の場合、待ち時間が少なくすむメリットがありますが、急な予約変更は難しいというデメリットも。また、予約なしのクリニックの場合には、当日の予定次第で気軽に通えるメリットがある一方で、待ち時間がよめないデメリットも。予約方法も事前にチェックしておきましょう。

④女性医師の有無

下着を脱いでの診察をする場合もあるので、なかには「女性の医師に診てほしい」という方もいるでしょう。女医だけが在籍するクリニックもあるので、あらかじめチェックしてみましょう。

これらの条件も重要ですが、もっとも大切なのは医師との相性です。条件に見合ったクリニックを受診してみたうえで、医師との相性が合わない場合や信頼関係が築けないと感じた際には、その後、クリニックを変えてみることをおすすめします。

ピルやミレーナなど、クリニックで処方される薬や治療法

 

なんらかの病気が原因で起こる「器質性月経困難症」は、医師の判断に従い、適切な治療を受けることが大切ですが、ここでは「月経困難症」のなかでも多くを占める、何かしらの病気に起因しない「機能性月経困難症」で婦人科やレディースクリニックを受診した場合、どんな治療が施されるのかを紹介したいと思います。

なんらかの病気が原因で起こる「器質性月経困難症」は、医師の判断に従い、適切な治療を受けることが大切ですが、ここでは「月経困難症」のなかでも多くを占める、何かしらの病気に起因しない「機能性月経困難症」で婦人科やレディースクリニックを受診した場合、どんな治療が施されるのかを紹介したいと思います。

☑︎鎮痛剤の処方

腹痛や頭痛などの辛い痛みには、鎮痛剤の処方が一般的です。この場合に使用される鎮痛剤は、子宮を収縮させる働きのあるホルモンを抑えるロキソニン錠などの非ステロイド性抗炎症薬や、カロナールなど。これらの薬は市販薬としても売られていますが、クリニックではより自分の症状にあった薬を処方してもらうことが可能です。また、市販の非ステロイド性抗炎症薬を自己判断で服薬した場合、胃を痛める恐れもあるため、市販薬をむやみに飲み続けることはおすすめできません。

☑︎ピル(経口避妊薬)の処方

ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンを配合した薬剤です。現在、「月経困難症」の治療などに使用されるピルは、含まれるホルモンの量をできる限り抑えた低用量経口ホルモン剤となっています。1日に1錠飲むだけで月経の量や日数の軽減、月経痛の緩和が期待できます。また、月経スケジュールをコントロールできるという意味でも忙しい現代女性におすすめです。

人によっては、最初の1~2か月間は頭痛、吐き気、不正出血などを伴う場合もありますが、服用を続けるうちに治まることがほとんどです。また、ピルには避妊効果もありますが、これはピルを飲んでいる間に限り有効効なので、服用をやめれば妊娠も可能。「月経困難症」の治療目的であれば保険適用になるので、費用も月に3000~5000円ほどの場合がほとんどです。

 

☑︎ミレーナの処方

正式名称は「ミレーナ®52mg」。子宮の内側に黄体ホルモンを放出するプラスチック製の小さな器具を挿入することで、黄体ホルモンが持続的に子宮内に放出され、子宮内膜の増殖を抑える働きがあります。子宮内膜が薄い状態になることで、月経量を減少させるとともに、月経痛緩和の効果が期待できます。

もともとは避妊のための器具として1900年にフィンランドで開発・発売され、2007年に日本でも導入がスタートしました。当初は「避妊リング」として自由診療で使用されてきたのですが、2014年からは「月経困難症」の治療薬としても承認され、保険が適用されるようになりました。そのため、かかる費用も、初回挿入費として1万円ほどと、その後の挿入期間中は診察費用のみというのが一般的です。

挿入もわずか数分の処置で済み、挿入後は最長で5年間の連続装着も可能です。もちろん、ミレーナを取り出せばその後の妊娠も可能。装着時の性交も問題ありません。ただし出産経験のない女性へ推奨していないクリニックもあるので、医師との相談が必要です。

☑︎漢方薬の処方

体質や症状に合わせて適した漢方薬が処方されます。即効性は薄いのですが、徐々に体質改善をはかり、症状の緩和を促します。「月経困難症」で用いられる主な漢方薬は「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」や「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」、「温経湯(うんけいとう)」など。ピルと併用されることもあります。

このような薬の処方が一般的ですが、症状や体質に合わせてその他にも治療法はさまざま。日本人は鎮痛剤やピルに対する嫌悪感や恐怖心がある人も多いのですが、医師の判断に基づき適切な薬を服用することで、月経に伴うさまざまな苦痛の軽減が期待できるのです。まずは気軽に悩みを相談できる「かかりつけクリニック」を見つけるところから始めてみませんか?

参考:

公益社団法人 日本産科婦人科医会「月経困難症

ヘルスケアラボ「月経困難症

一般社団法人 日本女性心身医学会「過多月経とは?

バイエルウィメンズヘルス「ミレーナ®52mg

株式会社ツムラ「月経困難症・月経痛

「生理痛が辛すぎてピルを飲み始めました①」~レディースクリニック受診編~

女性にとって月経は、日常生活の一部。しかし、その月経期間中に腹痛や頭痛、吐き気や気分の浮き沈みなどを感じている人も少なくありません。これらの症状が日常生活に支障をきたすほどの場合には、「月経困難症」と呼ばれることをご存じでしょうか? 「月経困難症」を患う女性は、今や生殖年齢の女性の4人に1人以上とも言われています。

しかし、月経時のこのような体の不調を「生理は病気ではないから」と、我慢をしてやり過ごしている女性も多いのが現実です。なかには、医療機関を受診していないがために、自分が「月経困難症」であることすら自覚していない女性も少なくありません。

生活に支障をきたすような辛い症状を伴う場合には、我慢するのではなく、婦人科やレディースクリニックを受診することが大切です。そこで今回は、「月経困難症」の症状でレディースクリニックにかかり、受診の結果、ピルを処方された女性に体験談をうかがいました。

月経期間中はつねにナプキンの心配ばかり……

 

都内のマスコミ系企業にお勤めの山田美香さん(36歳・仮名)は、2018年の秋に辛い生理痛に耐えかねてレディースクリニックの門を叩いたそうです。

「私の場合、年々、生理痛が重くなってきているように感じていました。当時は、生理の2~3日前から鈍い腹痛や胸の張りを感じるようになり、いざ生理が始まると、初日から市販の鎮痛剤が欠かせないほどの腹痛が毎月です。鎮痛剤をうっかり飲み忘れようものなら、キューっと下腹部を押されるような激しい痛みにおそわれ、仕事もままならないほど

でした」

大変でしたね。それでクリニックを受診しようと思われたのですか?

「はい。生理痛も辛かったのですが、生理の出血量の多さにも悩まされ……。生理2日目の夜には、市販の夜用ナプキンの一番大きなものを使っていたのですが、それでも朝までつけっぱなしだとショーツに漏れてしまうこともあったので、夜中に起きて取り換えたりも。生理期間中はつねにナプキンの心配ばかりしながらも、毎月何となくやり過ごしていたんです」

山田さんの場合は、経血の量が生活に支障をきたすほど極端に多い「過多月経」でもあったのですね。思い切ってクリニックを受診されたきっかけは何だったのですか?

「会社の先輩に何気なくそのことを話したら、彼女も以前、同じような症状に悩んでいたことを打ち明けてくれました。でも、ピルを飲むようになって以来、症状が軽減したと聞いて。そのときに初めて『月経困難症』という言葉も知りました。それまでは生理痛が辛いなんてみんな同じでしょくらいに考えていたのですが、改善する方法があるのならば我慢する必要もないかなと思い、仕事が暇な時期にレディースクリニックを受診してみることにしたんです」

超音波検査で子宮や卵巣などの異常をチェック

受診初日の様子を教えてください。

「私は通勤途中にあるレディースクリニックを受診したのですが、事前に電話をして確認したところ、初診は予約なしで大丈夫とのことだったので、会社帰りに立ち寄りました。問診票を渡され記入後、しばらく待っていると別室に呼ばれて。そこで看護師さんから、問診票にそって、生理の周期や出産の有無、これまでの症状などを詳しく聞かれました。その際に可能であればピルを処方してほしいとの希望も伝えたと思います」

まずは看護師さんとのカウンセリングだったのですね。

「あくまで私の場合なので、病院によって違いはあるのかもしれません。その後、診察室に呼ばれ、今度は医師から『月経困難症』の疑いがあるとの説明を受けました。そのため、そのまま隣の診察室で超音波検査も行いました」

子宮や卵巣などの異常や疾患を超音波を使って調べる経膣超音波検査ですね

「そうだと思います。下着を脱いで内診台に座り、超音波の機械を膣内に挿入しての検査でした。私が受診したクリニックは、私と医師の間にカーテンがあって検査中はお互いの顔が見えない工夫がされていました。検査は数分程度のもので、痛みもほとんどありませんでした。

医師からの説明によると『月経困難症』には、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患を原因とする場合と、特定の疾患はないけれどもホルモンのバランスや作用によって痛みが生じる場合との2パターンがあり、原因によって治療法が異なるそうです」

原因を見極めるために経膣超音波検査が必要なのですね。

月経周期をメモしてクリニックへ行こう

 

「その後は採血検査も行いました。採血検査では、ホルモン異常がないかどうかなどを調べるそうです。採血の検査が終わると再び診察室に呼ばれ、医師から、今日の超音波検査では子宮などに異常はみられなかったとの説明がありました。また、ここでピルの説明書を渡され、ピルの簡単な説明も受けました」

その日のうちにピルが処方されたのですか?

「いいえ、この日はまだピルは受け取れませんでした。採血の検査結果や、超音波検査と一緒に行った子宮頚癌の結果などが1週間ほどしないと出ないということで、初日はここまで。次回までにピルの説明書に目を通してくるように言われ、この日の診察は終わりでした」

ピルの処方を希望して受診した場合、初日に経膣超音波検査があるということは、月経期間中を外してクリニックを訪れたほうがよさそうですね。(※)

「そうですね。それに下着を脱いでの検査になるので、男性医師に抵抗がある人は、あらかじめ女性医師の有無を調べてから受診したほうがいいように思います。それに、最初の問診で普段の生理周期や、最後に生理があった日などを細かく聞かれるので、クリニックを受診する数か月前から自分の生理周期をメモするなどしておいたほうがいいかもしれません。私の場合、うろ覚えだったので、かなり焦りました(笑)」

 

山田さんはその後、無事にピルの処方に至るのでしょうか? 後半に続きます。

後半の記事はこちら:「生理痛が辛すぎてピルを飲み始めました②」~副作用、不妊服用後の実態編~

「生理痛が辛すぎてピルを飲み始めました②」~副作用、不妊…服用後の実態編~

女性にとって月経は、日常生活の一部。しかし、その月経期間中に腹痛や頭痛、吐き気や気分の浮き沈みなどを感じている人も少なくありません。これらの症状が日常生活に支障をきたすほどの場合には、「月経困難症」と呼ばれることをご存じでしょうか? 「月経困難症」を患う女性は、今や生殖年齢の女性の4人に1人以上とも言われています。

生活に支障をきたすような辛い症状を伴う場合には、我慢するのではなく、婦人科やレディースクリニックを受診することが大切です。今回は、「月経困難症」の症状で初めてレディースクリニックにかかり、受診の結果、ピルを処方された女性のリアルな体験談の後半編です。

前半の記事はこちら:「生理痛が辛すぎてピルを飲み始めました①」~レディースクリニック受診編~

ついにピルをゲット。不妊とピルの話

都内のマスコミ系企業にお勤めの山田美香さん(36歳・仮名)は2018年の秋に、毎月の辛い生理痛に耐えかねてレディースクリニックの門を叩いたそうです。前回は、受診初日にクリニックで行われた諸々の検査のお話をうかがいました。

「最初にクリニックを訪れた日は、問診、超音波検査、血液検査、子宮頚癌検査を行いました。ピルの処方を希望していることは伝えたのですが、この日は検査まで。血液検査などの結果が出る1週間後に、クリニックを再訪しました」

その時にはどんなやり取りがあったのですか?

「順番が来て診察室に入ると、医師から、前回行った血液検査や子宮頚癌の検査にも特に問題がなかったとの説明がありました。また、ピルの副作用に関する説明もあり、血栓症リスクが高くなる喫煙の有無や持病に関しても聞かれました。私はそれらの条件をすべてクリアしていたので、ピルの服用が可能だと言われて」

なかには希望してもピルの服用ができない人もいるのですね。

「私はたばこを吸いませんが、ヘビースモーカーは禁煙をしないとピルの服用ができないと聞きました。また、肥満体系の人や40歳以上の人なども、同じく血栓ができるリスクが高くなるため、医師の判断を仰ぐ必要があるようです」

山田さんは前回の問診で、医師から「月経困難症」であることが伝えられていたんですよね?

「はい。それに、経血の量の多さにも悩んでいることを伝えていました。私はまだ結婚をしていませんし、今すぐ妊娠を希望しているわけではないので、生理期間中の辛い腹痛を和らげる目的で、低用量のピルを試してみることにしたんです」

ピル服用中は妊娠ができないのですか?

「私が処方されたのは『ヤーズ配合錠』という種類のピルだったのですが、ピルの説明書によると『排卵を抑えることで子宮内膜が厚くならないようにして、痛みの原因となる物質の産生を抑え、月経困難症の症状を和らげます』とありました。ピル服用中は排卵が止まるので、当然、妊娠することはありません」

ピルの服用をストップすれば、妊娠は可能なんですよね。

「私も排卵を止めると聞いて将来の不妊リスクが心配になってしまい、医師に質問をしたんです。ピルの内服を中止すれば2か月ほどで子宮は元の状態に戻るとのことで、ピルによって不妊リスクが上がることはないと聞き安心しました。ただ元の状態に戻るということは当然、服用をやめると『月経困難症』の症状も再発する可能性があるということ。ピルは続けて飲むことが大切なようです」

ピルの副作用。毎日のスケジュールは?

ピルを飲むことで「月経困難症」が治癒する、ということではないのですね。実際に服用を開始してみてどうでしたか?

「ピルは1日1錠、できるだけ同じ時間帯に飲む必要があるのですが、特に指定の時間があるわけではないので、自分が一番飲み忘れのない時間が良いと医師に言われました。それで、私は毎朝、通勤前の時間に飲むことにしたんです。

私が処方された『ヤーズ配合錠』というピルは、服用開始から24日間は毎日1錠を飲み続け、25日目から28日目までの4日間は薬をお休みします。私の場合、休薬後2~3日で出血が起こりました」

つまり、ピルを飲んでいる間には出血は起こらないということですね。

「そうなんです。私の場合は生理不順もあったので、急な出血によって外出先で慌てたり、温泉旅行などの予定が組みづらい、という悩みもあったのですが、ピルを服用することでそれらの悩みも解消されました」

ただ、ピルを飲む日とお休みする日を覚えておくのが難しそうではありますよね。

「それも工夫がされているんですよ。『ヤーズ配合錠』の場合、7日間×4段、合計28錠で1シートになっているのですが、25日目以降の4錠は偽薬といって薬の成分が入っていないものがあらかじめセットされています。そのため、ピルの服用が始まったら毎日1錠ずつ28日間、シートにそって毎日欠かさずに飲み続ければオーケーなんです」

飲んだり飲まなかったりを考えて服用する必要がないのは便利ですね。

「心配していた副作用に関しても、私はほとんど感じられませんでしたが、飲み始めて最初の1~2か月は不正出血や頭痛、吐き気などが現れる場合もあるそう。ただこれらの症状は、数か月以内に身体が慣れておさまってくることがほとんどだとも聞きました」

なかには副作用が強くでる人もいるのでしょうか?

「自分がピルを飲むようになって初めて知ったのですが、友人のなかにもピルを服用している子たちが何人かいて、ピルを飲み始めた最初の1か月は吐き気を感じてしんどかったという子もいました。また、ピルの影響で便秘気味になったという友人も。その子はあまりに便秘が辛かったので、いったんピルの服用をやめたそうです。主治医に相談して、ピル以外のお薬に切り替えたと聞きました」

ピル専用の「飲み忘れ防止アプリ」も

副作用の有無や症状は人それぞれのようですね。ピルを飲んでいて大変に感じたことはありますか?

「やっぱり一番は、毎日忘れずに飲まなければいけないことですかね。うっかり2日連続で飲み忘れてしまったことがあったのですが、翌日に出血が起こってしまいました。私の場合は飲み忘れ防止策として、朝は必ず使う洗面所にピルを置いて、飲み忘れを防いでいました。携帯のタイマーをセットしている友人や、ピルを管理してくれる専用の携帯アプリを使っている子もいましたよ」

ピルによる避妊効果にも期待をしている人は、1日でも飲み忘れると効果がなくなってしまうそうなので、注意が必要ですね。

「また1度の受診で処方されるピルは最大でも3か月分までだったので、3か月に1度はクリニックを受診する必要があり、仕事が忙しい時期にピルが切れてしまうと大変でした。ただ、ピルをきっかけに定期的に婦人科に通院するようになったことは良かったとも思っているんです。婦人科健診も定期的に行うようになりましたし、今後、何かあればすぐに相談できる主治医が見つかったことはプラスに感じています。

ただ、私は未経験なのですが、今はピルのオンライン処方も受けられるようです。初診時の医師の診察もオンラインで可能なので、通院の大変さで躊躇している人はそちらを試してみてもいいかもしれませんね」

山田さんはピルをきっかけに「かかりつけ医」が見つかったのですね。

「そうなんです。ピルの処方で訪れるたび、さまざまな相談ができるようになって嬉しいです。私の場合、出張の多い時期に出血が起こることへの煩わしさを医師に相談したところ、『ヤーズフレックス配合錠』という120日間連続服用が可能なピルへの変更を提案してもらえました。120日連続でピルを服用し、その後4日間の休薬期間を繰り返すスケジュールのため、今は出血も120日に1度のサイクルです」

4か月に1度しか出血がないとは驚きです。

「それに当初の目的だった生理痛も大幅に軽減され、今はまったく鎮痛剤を飲んでいません。出血量も少なくなって、2日目でも一番軽いタイプのナプキンを使っています。こんなに快適な生活が送れるのなら、我慢しないでもっと早くからピルを飲んでいればよかったと思っているくらいなんです」

 

月経期間中の辛い症状や激しい痛みを「女性にとっては当たり前のこと」としてやり過ごしている人は、我慢しないでピルの力を借りてみるのもひとつの手段。まずは婦人科やレディースクリニックを受診し、医師に相談してみるところから始めてみませんか?